バネの風

千葉県野田市の「学習教室BANETバネ」の授業内容や、川上犬、ギャラリー輝の事、おもしろい日常を綴ります。

文具は学習の道具

2013-01-31 07:16:17 | バネ
 バネで新入生を迎えると、たいていノートや文具の使い方指導から入る。
 ノートは記録と記憶の場所であると同時に、学習作業台となる。
 「記録と記憶」 大切だと思うこと,覚えておきたいことをノートにまとめる。移動や追加ができるルーズリーフが都合良い。できればきれいにまとめたい。文字の大きさ、配置、色を工夫し、見やすくまとめることがポイントとなる。まとめたことを映像として覚えておくために。自分で書くと忘れない。後日「あれなんだっけ」となった時に映像の記憶があるから、ルーズリーフ内からスッと必要箇所を見つけられる。
 「作業台」 計算や暗記作業時、どんどん書き込む場所となる。使用済みの紙の裏面で作業してもいいが、これだと使用後ゴミ箱にいってしまうので、作業の形跡が残らない。ジャンジャン計算する。ズンズン英単語を書く。この作業の足跡がたまっていく方が達成感につながるからノートで作業した方が良い。これはきれいに書く必要はない。速さと量が求められるし、あとで見返すことはないから。とはいえある程度は美しく整っていた方が良い。計算だったらぐちゃぐちゃな文字で殴り書きするとミスを多発するし、計算の見直しがしにくくなる。作業は道具が大事。手が疲れない、視覚に訴えやすいことから軟らかく濃い鉛筆を使う方が良い。

 新入生を迎える度こういった説明をする。
 
 文房具は学習の道具。
 ノリは、ノートは、鉛筆は、定規はと道具の条件を述べる。
 これらを100円ショップで買っても良いが、できれば文具メーカーのものを購入してほしい。
 やはり100円は安かろう悪かろうである。毎日使う道具なのだから、良いものの方が気持ちよく長く使える。
 
 昨日もこんなやりとりを含めながら小5生「割合」の授業を90分。


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