バネの風

千葉県野田市の「学習教室BANETバネ」の授業内容や、川上犬、ギャラリー輝の事、おもしろい日常を綴ります。

新人先生現る。

2010-05-07 23:51:34 | Badminton
 西武台のモクレンで,川間ジュニア4期生と待ち合わせした。「どうやって教えたらいいんですか」とかなり逼迫した電話を数回受け、では実際に会って話しましょうということになり,中学校の先生1年生の彼女は予定通りの時間に体育館に現れた。
 初心者に教えるポイントをかいつまんで数点のみ伝えると、「ちょっと待って!」と言いながらあわててメモをとる。けどイラストではなくベタでダーッと書き込んでいる。大丈夫かなと思うけど一方的に話し続けると、「絵にするからその格好のまま止まって下さい!」などと結構ズケズケ言ってくる。それくらいピンチなんだね。いくつか説明すると、「そう言えばそんな練習していたかもしれない」なんて言う。小学生のとき一杯教えたじゃんと言うと,「そんなことあったような気がする」などとのんきなこと言ってる。そうこうするうち彼女と同期の子も合流し,手取り足取り二人がかりで説明することになった。さて最後のポイント説明に入る。これはあなた達が小学生の時には教えていなかったことなんだけど、と前置きすると、「キター!」って叫びながら「なんで教えてくれなかったんですかー」って言うから,その時は私はこの指導法を知らなかったんだとサラリと正々堂々と答えておく。
 最後まで大丈夫かな?と不安を残しながらその日のレクチャーは終わった。この子のことは6年生の時に練習後特別練習と称して特訓したことがある。すると早く帰してほしいと泣かれて、その特訓はたった1回で終わった。指導者と選手の気持ちが重ならなかったあの頃。
 2者の心は平行したりクロスしたり。できれば同じ傾きで右肩上がりに伸びていきたい。
 次ぎはいつ質問に来るのやら。

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