バネの風

千葉県野田市の「学習教室BANETバネ」の授業内容や、川上犬、ギャラリー輝の事、おもしろい日常を綴ります。

湿度計算って難しい?

2008-03-04 21:06:01 | バネ
3/3のバネ 

中2クラス

 代休になった学校の生徒が午後から部活だとのことで、授業時間を午前に変更した。

 定期テストが近いから、理科を教えてほしいとのこと。

「天気とその変化」 
 この単元は湿度計算で質問くるんだよね。案の定、ここよくわかりませんと質問が殺到した。

 部屋の湿り気具合を計算するといっても、部屋に漂う水蒸気なんて目に見えないものの理解に苦しむ場合が多い。特に女子。だからここは機械的に公式に当てはめる方法を教える。

 先日この子たちと、「フルーツバスケット」で遊んだからそれをひきあいに、「いすに座れた人は今部屋に漂う水蒸気で、透明人間ですから目には見えません。座れなかった人は透明人間の魔法が解けて、露になって外にでるのです。」と説明してとりあえず何となくわかった顔をした子達が、計算問題を公式に当てはめながら進めた。

 その中でいつまでも首をかしげている子がいて寄り添ってみると、露天を調べる際登場する冷たいコップの存在が??らしい。
「なぜ氷を入れたコップを部屋に置くのですか?」
 すると、私もわからないと他にも同じところでつまずいている子がいた。
 そんなところでつまづくんだ、と思いながら、そういえば私も中学生の時??のまま、やり過ごしたかもしれないと思った。

 11:30まで湿度計算で盛り上がり、教室で弁当を食べ、部活へと向かった。


 夜は通常の授業。

 中3生は入試が終わったので、3月は高校準備学習希望者だけが通うことになっている。
 これはバネとしては初の試み。
 これまで2月末で中3は完全卒業にしていたが、希望を確認したら数名残った。

 2月までの混雑とはうってかわり、落ち着いた学習環境となった。
 教える、解くの「あうん」の呼吸の空間が快適である。が、この子たちとの授業はあと3回だ。

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