先日、EXUPのチェックが終わったので、インテーク関連のチェックです。まず、エアクリーナーボックスのインテーク部分ですが、取り外してしまうと、左右のインテークダクトが固定できなくなることと、ある程度整流して吸い込ませたかったので、部分的に穴を開けました。


2枚目の写真の丸印の部分で、通路が絞られていたので、その部分の上側に、穴を開けてみました。中に見えるのが純正エアクリーナーです。この状態での試乗ですが、低回転域だと吸気流速が落ちるためか、少し緩慢になりました。ただ、中回転域から上では、ある程度吸気流速があり、空気が連続して流れている為、アクセルの開度への反応が早くなった気がします。旧型については、負圧キャブレターだったので、負圧と大気圧をキャブレターに掛ける必要がありましたが、新型の場合、インジェクションで、ダイヤフラムが無いスロットルボディなので、出来るだけ流速を上げて、大気圧(正圧)を掛けた方が良いと思われます。加圧は無理でしょうが、なるべく大気圧に保ちたいと思います。


次に、エアクリーナーですが、以前から使っていたK&N社製は、まだ、発売されていないので、同様の構造で洗浄可能なエアフィルターにしました。今回は、ギリシャ製のDNA社製です。クリーナーオイルの色も赤く、メッシュで、フィルターもコットン、ベース部分も黒なので、メーカー名を見なければ、似ています。

装着状態ですが、この後、上側のカバーを戻します。エアクリーナーは、純正リプレイスタイプなので、カバーを装着することが前提で、固定ステーなどは、入っていません。
純正エアクリーナーからの交換後、試乗を行いましたが、吸気抵抗が低下したのか、レスポンスが向上した気がしますが、補正を掛けていないので、トルクが落ちた気もします。
次にエアクリーナーボックス内部を、加工し、しばらく様子を見た上で、パワーチェックを考えています。
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