今回は、1993年式のフロントフォークのオーバーホールです。消耗部品は、チェックの上、交換です。

全分解の上、各部清掃し、少し磨きました。

インナーピストンは、加工済みです。穴径を変えることにより、ダンピングを変更しています。ただ、Vmaxの場合、調整できないことと、伸びと縮みが同じになってしまうことが難点です。

1993年式は、43mmのフォークですが、ドレンボルト付です。1994年式から廃止になりました。

カラーも少し錆びていたので、錆を落とし磨きました。消耗部品は、全交換し、スライドメタルも磨耗していたので、交換です。
組立時は、各部を擦りあわせし、スムーズに動くように調整しました。新車でも慣らしが終わった時点で、フォークオイル交換を行うと、より乗りやすくなります。低年式の場合は、消耗部品を交換するだけで、動きがかなり良くなります。
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