車検で、陸事に行きましたが、3月31日は、窓口に書類を出す人が多く密集していました。また、昔よりはマシになりましたが、年度末に予算消化のための道路工事はやめて欲しいと思います。個人的にですが、2号機の車検に行けず、1号機に引き続き車検切れになってしまいました。(1号機は、1月に車検を受けました。)
車検と整備でお預かりです。外装を外して点検から始めます。
クーラントは、エンジンオイル混入や漏れ等は無いので、全量交換です。
シリンダー横のゴム栓ですが、前回の交換時期不明です。ゴム栓ですが、センター部がアルミで周りがゴムなので、劣化するとアルミとゴムの間からクーラントが漏れてきます。クーラント交換時は、同時交換が望ましいです。
クーラント全量交換中です。
エンジンオイルの交換は今回無しですので、点検窓のチェックです。エンジン始動後は、油面が下がるので、潤滑系は、平気そうです。
バッテリーは、車載の状態で点検のみです。
エンジン始動前と始動後(ヘッドライト消灯時)の電圧です。充電系は、平気そうです。
2番気筒(左前)のチェークレバーの固定ビスが脱落しています。スパークプラグは、NGK製JR8Cで、今回は、点検清掃のみです。プラグキャップがNGK製のため防水性が無く、錆びやすいです。
エアクリーナーは、純正で、点検清掃のみです。ダイヤフラムは、4個とも回転しているので、お持込の逆車用中古部品に交換しました。交換前はニードルは、アメリカ仕様(段数無)でしたが、ダイヤフラムが国内仕様用の加工品でした。(負圧検知用の穴が小さいままで反応が鈍い)
ギアオイル交換中です。
前後キャリパーは、点検清掃のみです。
クラッチフルードは、今回点検のみです。
前後ブレーキフルードは、交換です。
車検は、多摩陸事です。今回交換した部品類です。故障していたグリップヒーターは、外して、グリップセットに交換です。
最終チェックと試乗です。ブレーキ回りを清掃したので、動きが良いです。機械的には、壊れていませんが、電気部品が怪しいので、部品が出るうちに交換した方が良いかもしれません。無事納車になりました。
2021.04.01 作業担当 ヤダ(矢田)