But seek first his kingdom and his righteousness, and all these things will be given to you as well.
*his は、your hevanly Father(天の父)を指す。
(マタイによる福音書6章33節)
*his は、your hevanly Father(天の父)を指す。
(マタイによる福音書6章33節)
病院で「出口はどこ」と問う嫗 私にはここ。世から逃れる
(とど)
~inspired by 高野寛「愛の言葉」~
<補記>
問うてきた老婦人は、長らく入院していた患者さんのようだった。
入院患者が逃げ出さないように撹乱するためか、病院の入口の自動ドアは一時期 出口専用になっていて、入口は隣りのドアを押して入る式の方に誘導されてあった。
この質問を病院に入るなり受けた時は、長いこと出口専用だった自動ドアが双方から開くように変わっていた。
彼女は、真面目に訊いてきたのだと思う。そしてその穏やかな口調から、自分に自信が無く、人の言葉を信じてその通りにする性格だろうということも推し量れた。
とっさに「自分が答えるべき質問ではないな」と感じた私は、「どこの出口ですか?」と尋ねた。私にとっても、病院の入口は 世間の偏見に満ちた目やストレスから逃れる“出口”だったということもあったけれど。
2007年6月24日 作歌、2016年11月10日 改訂。
(とど)
~inspired by 高野寛「愛の言葉」~
<補記>
問うてきた老婦人は、長らく入院していた患者さんのようだった。
入院患者が逃げ出さないように撹乱するためか、病院の入口の自動ドアは一時期 出口専用になっていて、入口は隣りのドアを押して入る式の方に誘導されてあった。
この質問を病院に入るなり受けた時は、長いこと出口専用だった自動ドアが双方から開くように変わっていた。
彼女は、真面目に訊いてきたのだと思う。そしてその穏やかな口調から、自分に自信が無く、人の言葉を信じてその通りにする性格だろうということも推し量れた。
とっさに「自分が答えるべき質問ではないな」と感じた私は、「どこの出口ですか?」と尋ねた。私にとっても、病院の入口は 世間の偏見に満ちた目やストレスから逃れる“出口”だったということもあったけれど。
2007年6月24日 作歌、2016年11月10日 改訂。
For no one can lay any foundation other than the one already laid, which is Jesus Christ.
(コリントの信徒への手紙 一 3章11節)
(コリントの信徒への手紙 一 3章11節)
メディア王は“薔薇のつぼみ”と唱えて死すダニエル書にある「破壊者」見据えて
(とど)
参照…マタイによる福音書24章15節~28節
~『市民ケーン』に寄せて~
**Special thaks to 坂本龍一さん**
2007年6月23日 作歌、2014年1月27日 改訂、2016年11月10日 再訂。
(とど)
参照…マタイによる福音書24章15節~28節
~『市民ケーン』に寄せて~
**Special thaks to 坂本龍一さん**
2007年6月23日 作歌、2014年1月27日 改訂、2016年11月10日 再訂。
今週の水曜日、久しぶりに20号線沿いにある甲斐市の珈琲専門店【ドルチェ】に行きました。以前は、勤め先が歩いてものの5分程度のところだったので、足繁く通っていたのですが、辞めてからはさすがにパッタリと。
【Cafe otono】の買い置きは無くなったし、【ドルチェ】で最後に買った豆もだいぶ少なくなってきていたので、母に「フラダンス教室の日に連れてって、お店においていって。本でも読んで時間潰しているから」と頼むと、それだと自分がせわしないから…と言って、フラダンスの無い週に甲府昭和のヨーカドーに行きがてら、お昼でも一緒に食べよう、と。そこのスパゲティが昔ながらのナポリタン風で美味しいのだ、と元勤め先のパートさんから聞いていた私は、一も二も無く話に乗りました。
【ドルチェ】に着いてオーダーを済ませ、テイクアウト用の豆を置いてある棚を見て、驚きました。以前には無かった豆が何種類もあったから。抜かりが無いというか、研究熱心というか…、と改めて感心した次第。色々と心惹かれつつも、次来れたら買うぞと決めてあった豆<ジャバロブスタ>を買って帰りました。
<ロブスタ>を知ったのは、先述の【Cafe otono】さんで。《アラビアの真珠》をお店で飲んだ時、舌に残る後味の旨みに酔いしれていたところ、ご主人が「ロブが入っていますからな」と。その味から、《アラビアの真珠》を根強く支持していらっしゃるお得意さんも多いのだとか。それで、ロブのストレートを探していたところ、ここで劇的に対面したというわけです。
【ドルチェ】で今までに購入した豆は、華やかで酸味が爽やかな<ブラジル>、香ばしくてほろ苦い<グァテマラ>、芳醇で気品があり、ブラックコーヒーの王道とも呼べそうな風味の<ペルー>、そして今回の<ジャバロブスタ>。
【ドルチェ】の豆は他店と比べると、概して味がしっかりしていて苦味が深く、深煎りやブラックコーヒーが好きな方にお薦めできる味のものばかり。買った4種類の中で、いっとうお気に入りなのは“コーヒーの貴公子”とも異名をとる<ペルー>。対して<ジャバロブスタ>は、メニューに“南の女王”と書かれていただけあって、どこか女性的。だけど堂々とした佇まいです。
今回は、そんな<ジャバロブスタ>に合わせて、メイヴィス・ステイプルズの『Have a Little Faith』を選んでみました。ハスキーな太い声・貫禄ある歌いっぷりは、確かに「女王」的な存在感にあふれています。
【Cafe otono】の買い置きは無くなったし、【ドルチェ】で最後に買った豆もだいぶ少なくなってきていたので、母に「フラダンス教室の日に連れてって、お店においていって。本でも読んで時間潰しているから」と頼むと、それだと自分がせわしないから…と言って、フラダンスの無い週に甲府昭和のヨーカドーに行きがてら、お昼でも一緒に食べよう、と。そこのスパゲティが昔ながらのナポリタン風で美味しいのだ、と元勤め先のパートさんから聞いていた私は、一も二も無く話に乗りました。
【ドルチェ】に着いてオーダーを済ませ、テイクアウト用の豆を置いてある棚を見て、驚きました。以前には無かった豆が何種類もあったから。抜かりが無いというか、研究熱心というか…、と改めて感心した次第。色々と心惹かれつつも、次来れたら買うぞと決めてあった豆<ジャバロブスタ>を買って帰りました。
<ロブスタ>を知ったのは、先述の【Cafe otono】さんで。《アラビアの真珠》をお店で飲んだ時、舌に残る後味の旨みに酔いしれていたところ、ご主人が「ロブが入っていますからな」と。その味から、《アラビアの真珠》を根強く支持していらっしゃるお得意さんも多いのだとか。それで、ロブのストレートを探していたところ、ここで劇的に対面したというわけです。
【ドルチェ】で今までに購入した豆は、華やかで酸味が爽やかな<ブラジル>、香ばしくてほろ苦い<グァテマラ>、芳醇で気品があり、ブラックコーヒーの王道とも呼べそうな風味の<ペルー>、そして今回の<ジャバロブスタ>。
【ドルチェ】の豆は他店と比べると、概して味がしっかりしていて苦味が深く、深煎りやブラックコーヒーが好きな方にお薦めできる味のものばかり。買った4種類の中で、いっとうお気に入りなのは“コーヒーの貴公子”とも異名をとる<ペルー>。対して<ジャバロブスタ>は、メニューに“南の女王”と書かれていただけあって、どこか女性的。だけど堂々とした佇まいです。
今回は、そんな<ジャバロブスタ>に合わせて、メイヴィス・ステイプルズの『Have a Little Faith』を選んでみました。ハスキーな太い声・貫禄ある歌いっぷりは、確かに「女王」的な存在感にあふれています。
May my cry come before you, O LORD;
give me understanding according to
your word.
(詩編119編169節)
give me understanding according to
your word.
(詩編119編169節)
BGM…『Great Pianists of the 20th Century~ヴィルヘルム・ケンプ』(disk1)
★ヴィルヘルム・ケンプは、ワルツさんに教えていただきました。ありがとうございます!!
<補記>
このCDは、北杜市の【すたま森の図書館】にあります。
須玉の図書館は、CD全体の枚数はそれほど多くありませんが、クラシックのピアニストのこの2枚組みシリーズは充実しています。
★ヴィルヘルム・ケンプは、ワルツさんに教えていただきました。ありがとうございます!!
<補記>
このCDは、北杜市の【すたま森の図書館】にあります。
須玉の図書館は、CD全体の枚数はそれほど多くありませんが、クラシックのピアニストのこの2枚組みシリーズは充実しています。
冗長なところと飛躍をするところ母の話を訳したくなる
(とど)
2007年6月22日 作歌、2016年11月10日 改作
(とど)
2007年6月22日 作歌、2016年11月10日 改作
「来世は女流建築家」と言う母と地獄がマシと思う私と
(とど)
~沢木耕太郎『血の味』35ページを読んで~
2007年6月22日 作歌、2016年11月10日 改作。
(とど)
~沢木耕太郎『血の味』35ページを読んで~
2007年6月22日 作歌、2016年11月10日 改作。
抑揚のない声に為す読み聞かせを黙し聴きつつ内心裁く
(とど)
2007年6月22日 作歌、2016年11月10日 改作。
(とど)
2007年6月22日 作歌、2016年11月10日 改作。