気になるキーワードや製品のコレクション(IT編)

メルマガ、新聞、雑誌などに登場する(増田悦夫の)気になるキーワード、製品を取り上げ、ITの進展をフォローします。

"スマートリプライ(Google)"とは

2017-07-24 23:31:27 | スマホアプリ

Googleが、2017年5月17日(米国時間)に「Gmail」に導入した、返信内容を自動作成してくれるサービスです。

受信したメールの本文の内容に応じて、返信に使うフレーズの候補を「3つ」提案してくれる機能です。フレーズを選択しそのまま返信してもよいし、あるいは選択した後編集を行った上で返信することも可能です。「Inbox by Gmail(※1)」や「Allo(※2)」と呼ばれるアプリに既に提供されているようです。

※1 2015年5月28日に正式公開された、Googleのメールアプリです。

※2 2016年9月にリリースされた、人工知能(AI)を搭載したスマートメッセージアプリです。

最近、英文のGmailを受信した時、時々返信内容の候補を見かけるようになりました。

この機能では、機械学習も活用されており、利用者がよく使うフレーズをベースに候補の提案がされるようです。

まず、英語から対応し、次がスペイン語のようです。日本語の対応は未定のようです。

関連のGoogleブログ(“Save time with Smart Reply in Gmail”, 2017.5.17)のサイトは、https://www.blog.google/products/gmail/save-time-with-smart-reply-in-gmail/です。


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“どこでも翻訳(フィート)”とは

2016-02-11 23:34:34 | スマホアプリ

ソフトウェア開発のフィート社(東京・新宿)が、2016年2月4日から提供を開始している、海外旅行者向けのサーバーレス型旅行会話用音声翻訳アプリです。有料で価格は3000円です。

特徴は、ネットへ接続することなく利用できる点です。従って、海外でスマホをネットに接続できない場合にも利用できます。スマホに搭載されるメモリが大容量化されてきたことにより、提供可能になったようです。

英語、中国語、韓国語に対応しており、日本語との間の双方向の翻訳ができるようになっているようです。

利用者は、アプリを起動後に表示されるマイクのようなボタンを押して、翻訳したい日本語などを入力します。英語への翻訳の場合は、それが英語に翻訳されて出力され、対面の外国人へ伝わります。それを受けて、対面の外国人が同じように対応する英語を入力すると、それが日本語に翻訳されて出力されます。というように、スマホを通訳者に見立てて簡単な会話ができるようです。海外のお店や観光地などでの会話に利用できそうです。

本製品は情報通信研究機構(NICT)が開発した自動翻訳技術を活用しているようです。

プレスリリース(2016.2.4)のサイトは、http://www.feat-ltd.jp/press/20160204-01/です。


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“respon(朝日ネット)”とは

2015-08-17 23:53:51 | スマホアプリ

インターネット接続サービスなどを提供している朝日ネットが2015年7月7日に提供を開始した大規模多人数同時参加型オンライン(MMO)アンケートアプリで、例えば大学授業で教員と学生とがインタラクティブにリアルタイムのやり取りをすることができます。iOSおよびAndroidに対応していて、アプリストアから無料でダウンロード可能です。

学生は、教員の質問に対しスマホで回答したり、回答結果のグラフを見たり、他の学生の回答を見たりすることがリアルタイムに可能です。逆に、教員は学生の理解度を確認しながら授業を進めたりできます。

このアプリは、朝日ネットが別途提供しているクラウド型の学習支援システム「manaba(マナバ)」との連携ができるようになっていて、マナバとの連携により、さらに教育効果が高められるようです。

プレスリリース(2015.7.7)のサイトは、http://www.asahi.com/and_M/information/pressrelease/Ckprw201507071776.htmlあるいはhttps://www.value-press.com/pressrelease/144708です。

また、紹介動画のサイトとして、https://www.youtube.com/watch?v=PZHyguOsc-I&feature=youtu.beがあります。


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“ラッキータッチ(フェリカネットワークス)”とは

2015-08-13 23:31:20 | スマホアプリ

ソニー系のフェリカネットワークスが、新規事業の第3弾(※)として、2015年8月4日に開始したポイント付与サービスで、iPhoneの普及への対抗として打ち出したサービスです。おサイフケータイがiPhoneの陰に隠れて埋没してしまうのを恐れた結果の措置のようです。

※)第1弾が「つなガレ!」(スマホのカレンダ情報を友人・知人と簡単に共有するもの)、第2弾が「PREAL(プレアル)」(クーポン情報を共有するもの)で、これらに続くものです。

これは、非接触IC技術の「フェリカ」を使用しているおサイフケータイ利用者を対象とするポイント付与サービスです。グーグルのOS「アンドロイド」に対応する無料のスマホアプリで、おサイフケータイ利用者が電子マネーを50円以上使うと1日1回ミニゲームに参加できるようになっていて、その結果に応じて1~1000ポイント(1ポイント=1円)を獲得でき、それを電子マネーに交換できるようです。

おサイフケータイ機能のついた端末は所有されているのに利用率が低く、特に30~50代の女性の利用が少ない実態があるようです。そのため女性利用者の底上げを狙って導入されたサービスのようです。

また、ラッキータッチでは、店舗側が利用者に独自のポイントを付与できるようなサービスも提供予定になっているようで、小売店側へのメリットも考慮されるようです。

おサイフケータイから「おサイフスマホ」へフェリカの利用がつながっていけるか、今後が注目されます。

お知らせ(2015.8.4)のサイトは、http://www.felicanetworks.co.jp/news/news/20150804.htmlです。


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“Google翻訳”とは

2015-04-24 23:00:19 | スマホアプリ

スマートフォン等で利用できる翻訳アプリです(注:PCで利用できる翻訳サイトもあります)。iPhoneやアンドロイドスマホ向けに無料で提供されています。Google Playストアで、1億以上のダウンロード数となっています。現時点の版は、2015.2.12に更新されたものです。

以下のような機能があります。

(1)カメラで撮影した画像から文字列を認識して翻訳する機能 英語と他6カ国との翻訳で、日本語には未だ対応していません。

(2)自分が喋った日本語音声を自動的に外国語に翻訳する機能 英語、中国語、韓国語など多数。同時にテキスト表示もされます。

(3)手書き文字を認識して翻訳する機能 キーボードから入力しにくい中国語や韓国語などで便利です。

対応している言語の数は、現在、90にものぼります。ネット接続なしにオフラインでの翻訳も可能なようです。

十分には使いこなしていませんが、うまく活用すれば便利なツールとなるようです。海外滞在時の利用なども考えられます。対応できる言語の数は今後も増え、翻訳精度もさらに向上していくものと思われます。


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“コーダナ コンポーザー(Chordana Composer、カシオ計算機)”とは

2015-02-22 23:22:13 | スマホアプリ

カシオ計算機が開発し、2015年1月30日より、米アップルのアプリストア「アップストア」から有料(500円)で配信されている、スマホ向けの自動作曲アプリです。

作曲の知識がなくても思いついたフレーズを鼻歌や口笛などで2小節分(モチーフ)を吹き込むと、あとはアプリの方で即座に自動的に作曲してくれるようです。自分のオリジナル曲を簡単に創ることができるようです。鼻歌や口笛でなく、鍵盤や譜面からの直接入力も可能なようです。

実際、曲のジャンルとして”ポップス”、”ダンス系”、”ロック”、”ジャズ”、”ラテン”のいずれかを指定でき、さらに曲調として”楽しげな”、”バラード調”、”ノリの良い”のいずれかを指定できるため、色々な曲を作り出すことができるようです。

非常に人気が高く、アップストアの音楽ジャンル(有料配信)の部門で、配信開始の1月30日から6日間連続で配信数が1位だったようです。

作曲デモの動画(2015.1.29公開)のサイトとして、例えば、https://www.youtube.com/watch?v=oXWHMPoE87g&t=4sがあります。

また、YouTubeなどの動画サイトで検索すると、作曲した曲にボーカロイド(歌声合成ソフト)で歌をつけたものもアップされたりしていて利用がひろがりつつあるようです。


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“無料対話アプリ”とは

2015-02-21 23:49:29 | スマホアプリ

スマホなどを使って、メッセージ、写真、動画を送ったり、無料で通話したりできるアプリです。スマホの普及により、いつでも、どこでもやり取りができるので、コミュニケーションの主役となりつつあるようです。

よく利用されている無料対話アプリとしては、以下のようなものが開発され、そのサービスがが利用されているようです。潜在力の高さから無料対話を基盤として様々なサービスが展開されつつあるようです。
・「ワッツアップ」:2009年5月よりサービス提供。月間利用者数が世界トップで7億人以上(2015年2月)。フェイスブックが買収済。
・「ウイーチャット」:2011年1月よりサービス開始。中国ネット大手のテンセントが運営。実店舗でも簡易決済もできるようになっている。
・「バイバー」:2010年12月にサービス開始。楽天が2014年に買収済み。バイバーのIDとネット通販のIDの統合化なども進行中。
・「LINE」:2011年6月よりサービス開始。親会社は韓国のネイバー。アプリは日本で開発している。広告収入、ゲーム課金、スタンプ販売を始め、決済や配達、タクシーの配車などとの連携も行われている。
・「カカオトーク」:2010年3月よりサービス開始。韓国のダウムカカオが運営。

無料対話アプリを基盤とする様々なサービスの提供に各社が凌ぎを削っており、今後の生活サービスの中核になっていくものと思われます。


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“Googleスライド”とは

2014-10-07 23:46:11 | スマホアプリ

Googleが提供しているOSの「アンドロイド」を搭載するスマホやタブレットで利用可能なプレゼンテーション用アプリです。

PCやプロジェクタを用いて行う一般的なプレゼンテーションとは異なり、スマホやタブレットの画面を見せながら、2~3名程度で行うミーティングや商談などで、利用するためのものです。

オンラインストレージの「Googleドライブ」に保存されているファイル(注:パワーポイントもOK)をGoogleスライドで一覧することが可能で、該当ファイルを選択してプレゼンすることもできます。Googleドライブへは、Googleアカウントを設定することにより、スマホやパソコンからファイルを保存することができます。

なお、プレゼン用のファイルは、スマホやタブレット上でも、文字の修正程度の編集はできるようです。また、他のユーザと共同での編集もできるようです。チャット機能も利用できるので、チャットしながらスライドを作成していくこともできるようです。ファイルを保存するという操作は不要で編集した途端にネット上に反映されるようです。そのため、利用するメンバが常に最新のファイルを使えるようです。


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“marcs(アララ)”とは

2014-04-09 23:54:40 | スマホアプリ

「アララ」(注:スマホアプリの開発を手掛ける会社)が、2014年3月に提供を開始した、AR(拡張現実)を活用するスマホ向け動画配信支援サービスです。”マークス”と読みます。

例えば、カタログ誌の商品写真に「ARマーカー」のついた画像を掲載しておき、この画像が利用者のスマホ(注:専用アプリのインストールが必要)で撮影されると、商品に関連する動画が再生される、という仕組みです。

再生される動画や動画再生のきっかけとなる画像は、予め、アララのサーバに登録しておくようです。。

利用料は、再生回数5000回までのプランで7万円/月、40万回までのプランで26万円/月などとなっています。

プレスリリース(2014.3.18)のサイトは、http://www.arappli.com/news/entry/1102です。


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“ドコモ ドライブネットインフォ(NTTドコモ)”とは

2013-12-17 23:55:48 | スマホアプリ

NTTドコモが2013年12月18日にから提供予定のスマホ向けアプリです。アプリストアのGooglePlayより無料でダウンロード可能です。

車に搭載されたスマートフォンがデータセンター(注:パイオニアのクラウド基盤のモバイルテレマティクスセンター)を介してつながり、情報のやり取りを行えます。実際に道路を走行中の人からの投稿情報がセンターに集まるため最新の道路状況が利用できるとのことです。

パイオニアのクラウド基盤「モバイルテレマティクスセンター」とドコモの「しゃべってコンシェル」技術を応用した音声意図解釈技術や音声合成技術を組み合わせることにより、渋滞情報や周辺情報の提供に加え、電話の発信や音楽の再生、SMSの送受信、最新ニュースの確認などがスマートフォンに話しかけるだけで利用できるようです。

報道発表資料(2013.12.17)のサイトは、https://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/2013/12/17_00.htmlです。


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