毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

岩屋防衛相「14日土砂投入する」・市民「非暴力で止める」・デニー知事「桟橋使用は違法」:No.2762

2018-12-03 21:33:05 | 地方自治
市民とデニー知事が総力を挙げて、
やりたい放題無法者の日本政府と対峙している辺野古。

今日12月3日は、
岩屋防衛大臣が「14日に辺野古の海に土砂を投入する」と発表し、
土砂の一部の搬出港は
本部町が本部港(塩川地区)の使用を防衛省に許可しなかったため、
民間の琉球セメントの桟橋を使うこととしました。
それを予測した市民側は、下のような呼びかけをして、
機敏に行動する人々が桟橋に結集しました。
(みんなそれぞれの生活があるのに、
このように行動するのは、どれ程気力が要ることでしょう。
いつまで続くか分からないこの闘いに。
本当に頭が下がります)
 
 

この春と夏、泊めていただいた読谷村のShigekoさんは、
いつも御近所のながい・ようさんの車で
(あのザ・ディラン、ザ・ディランⅡながいようさんですよ~!)
一緒に辺野古に連れて行ってもらっているとのこと、
私も4日間ずっと便乗させていただきました。
翁長知事が急逝されたというニュースが飛び込んできたのはその時でした。
 
ながい・ようさんは、演奏活動で沖縄を離れるとき以外は、
今日はキャンプシュワブ・ゲート前、
明日は本部町の塩川港というように、
毎日、毎日、辺野古の基地建設反対行動に参加されています。
今日も早朝、辺野古の海に土砂を投げ入れさせないために、
自宅から本部町の琉球セメント桟橋に駆けつけました。

ながい・ようさんのフェイスブックの記事と写真を転載させていただきます。
 
 

今日辺野古埋め立て用の岩ズリを、

琉球セメントの桟橋から船に積み込むという。

7時前に琉球セメント桟橋の入口に行ったら、

20人位の仲間が入口の前に立っていた。

僕も参加して、入口の前をゆっくり輪になって歩く。

(右端の青いTシャツが僕)

防衛局員が「道を空けて下さい。」とトラメガでがなりたてている。

必要以上に音がデカい。

8時20分、機動隊がやって来る。

僕達は門の前に座り込む。

排除する機動隊員は6名しかいないので、

排除するしりから別の人がダンプの前に座り込む。

8時50分、応援の機動隊員がやって来る。

カマボコ(大型バス)は合計3台になった。

機動隊員が輪を作った檻の中に、排除された人達が閉じ込められていく。

 

9時14分、やっとダンプが門の中に入って行った。

ダンプ10台程にクレーン車1台。作業員の乗った車2~3台。

ダンプはヤードに積み上げた岩ズリをベルトコンベアまで運ぶ為の物。

薄緑色の筒の中にベルトコンベアが入っている。船は伊勢丸。

しかし、カミソリ付きの鉄線は酷い。

(これは元来戦場で使うもの)右の白いのが歩道の鉄柵。

鉄柵の隙間から手を伸ばせば、カミソリで怪我をする。

集会を開いて、10時半に中締めにした。

僕は引き上げたが、午後からも抗議行動を続ける人達がいる。

辺野古の昼の搬入に備えて座り込みに行こうかとも思ったが、

そんな気力は残っていなかった。

琉球セメント桟橋前の抗議行動は明日も行われる。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

こうした市民の懸命の直接行動と県への毅然とした対応の呼びかけに応えて、

デニー知事は午後4時半の記者会見で、

埋め立て土砂搬出のために琉球セメントの桟橋を使用することは

違法であり、即時停止するよう指示しました。

総力戦の一日、毎日、毎日が国との総力戦です。

明日は、「琉球セメント」という会社について書きます。

琉球セメント本社

〒901-2123 沖縄県浦添市西洲2丁目2番地2
TEL.098-870-1080 
FAX.098-870-1083
E-mail : somu@ryukyucement.co.jp

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「『ふう、やれやれ』と学生も真似する」No.2753

2018-11-23 23:47:23 | 地方自治

ふう、やれやれ。

今週も一週間駆け抜けました。

最近、1年生まで意味も分からないくせに私の

「ふう、やれやれ」を真似するようになってきましたよ。

あと「びっくりぎょうてん」も。


今週の私のびっくりぎょうてんの一つはこれです。

キャンパスのスーパー前で車を横付けして古本の販売をしていたのです

どんな本が並んでいるかチラ見したところ、

「1Q84」という文字が目に飛び込んできました。

中国では日本の決まりきった作家が

他と比較して異常に多く読まれているのです。

その一人が村上春樹です。

8年前私が中国に来たばかりの頃は、

やたらと渡辺淳一が読まれていました

中国の人々が何を考えているのか私は疑問に思いました(笑)

勉強一筋の学生たちまで一生懸命『失楽園』を読んでいるんですからね

写真上の段に渡辺淳一の『失楽園』、

下段の左に川端康成『雪国』、4冊とんで村上春樹の『1Q84』、

その右にずらりと東野圭吾の作品がならんでいます。

ここまで特定の日本人作家に入れ込む中国人の読書嗜好とは?

と改めてびっくり仰天しました

中村文則とか読んで欲しいですけどねえ。

さて、もう一つのびっくりぎょうてんは、

私が名づけた「大雑把なバラ園」です。

相変わらず草ボウボウの中に

まるで勝手に生えて育ったかのようなバラたちが自然体でいましたが……

枯れて行くもののこの美しさ。

さらにその脇に可憐にまだ咲きかけの蕾でいる健気な花。

(間に合わないかも知れないと焦る必要はないに違いない。

類としてなすこの身なれば)

と、心がしんとしました。

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「玉城デニー知事の訪米に官邸・外務省が邪魔立てか?!」No.2742

2018-11-12 23:32:02 | 地方自治

なるほどねえ!

だから、3月に故翁長知事がアメリカに行ったときも、

ケンモホロロの待遇を受けたんですね。

あの時もアベが横槍を入れてたんだよね、きっと。

変過ぎると思ったんですよ。

その後5月にアベ政権が支援する佐喜真淳(当時宜野湾市長)が訪米したら、

なんと、国防次官補太平洋海兵隊司令官らと面会できたんだと。

ふざけてますよ。県知事と市長の扱い方が逆転ですからね。

さすが、アベ!と感心してはいられません。

民主主義0.00%の現政権は、とにかく打倒するしかないですね。

玉城知事は上院・下院の議員さんたちとも会って欲しいですね。

もはや国連ではなく、アメリカの国会に乗り込まねば!

 

↑アベ首相、ちょっとこの写真しか手元になくて~(笑)。


玉城デニー沖縄知事訪米官邸・外務省“横ヤリ”疑惑

公開日:2018/11/12 15:00 日刊ゲンダイ
米高官と面会を調整中だが(C)日刊ゲンダイ沖縄県の名護市辺野古の基地新設に反対する玉城デニー沖縄県知事が11日、米国へ渡った。9日に外国特派員協会で行われた会見では、改めて基地新設に反対する考えを明確にし、海外メディアからも注目を集めた。

訪米について「米国で基地問題の理解を広めるチャンス」と報じられているが、早くも雲行きが怪しくなっているという。

玉城氏は今回の訪米で、米国防総省や国務省の高官との面会を希望し、調整を続けている。ところが、現地に赴いた今に至っても面会のメドはほとんど立っていない。“見切り発車”といえばそれまでだが、かなり異例だろう。そこで沖縄県関係者からはこんな話が漏れ始めた。安倍官邸や外務省の“横ヤリ”説だ。

声が上がるのは伏線がある。

9月末の沖縄県知事選で自公が推薦した佐喜真淳氏は宜野湾市長だった5月に訪米した際、国防次官補や太平洋海兵隊司令官らと面会。3月に訪米した故翁長雄志前知事と比べて破格の対応だったからだ。

この経緯について、国民民主党の藤田幸久参院議員は日刊ゲンダイで、「外務省の在外公館の定めによると、政府関係者が外国を訪れる際、都道府県知事は皇族や総理に次ぐ扱いを受ける。市長はさらにランクが下がります。(佐喜真氏が)通常なら会えない相手に会えたのは、辺野古への基地移設を強弁する政府や官邸の意向があったからではないか」と解説していた。

つまり、沖縄県の政治家が訪米し、米国の政府要人らとの面会を望んでも、「会う、会わない」は官邸や外務省のハラ次第ということ。

玉城氏の訪米でも、官邸や外務省が米国側に対して水面下で会わないよう働きかけていても不思議じゃない。

米国で取材中のジャーナリスト・横田一氏はこう言う。

沖縄メディア関係者の間では、玉城知事の訪米に官邸の『横ヤリ』が入ったのではないかといわれています。知事日程では、初日のニューヨーク大での講演以降は白紙状態のまま。出発直前に日程が固まっていないのは不自然です。知事は会見で辺野古の埋め立て予定地の軟弱地盤などについて、米国でも強く訴えると言っていましたから、官邸や外務省が嫌がって“邪魔”をしているのかもしれません

「沖縄に寄り添う」と言いながら、民意を踏みにじる。

これが安倍政権のやり方だ

ーーー日刊ゲンダイ全文掲載ーーー 
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「辺野古、アメリカのミリタリー・ベース?知っています!と一年生」No.2738

2018-11-09 15:06:30 | 地方自治

我が娘のプレゼントの水筒に辺野古で買ったシールを貼り、

授業にも持参して教卓の上に置いています。

休み時間に元気者の一年生の王征さんが目敏くシールを見つけ、

「先生、それはワタナベ?」と「辺」の読み方を聞くので

「へ・の・この『へ』です。辺野古は、日本の沖縄の小さい村です。

アメリカと日本政府が新しいミリタリー・ベースを

そこにmaking造っています。村民も県民も反対です。」

と簡単な日本語と英語で説明すると、

「ああ!我知道です。アメリカ、悪いです。」

と言うので驚きました。

この大学の学生で日本の米軍基地問題について知っている学生は

初めてでした。

確かに、CCTVなどでもときどき報道されているようですが、

この大学(日本語学部)の学生たちは、

2年生も4年生も、卒業した学生たちも、

政治問題には全くと言っていいほど関心がありません(でした)。

この一年生の王さんは、

とにかく活発で好奇心に目をきらきらさせながら

日本語で表現しようと話しかけてくるので、

これからどんな話ができるか楽しみです。


↓南天の群生にも大木の葉が落ちて、一層カラフルでにぎやかです。

↓鈴なりの南天の実。薬効か何かあればみんな採るのでしょうが、

見向きもされていません。

 

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「海保職員の犯罪的暴力:辺野古の海からのレポート」No.2737

2018-11-08 14:09:32 | 地方自治

 ↑辺野古高江新聞(フェイスブックの公開グループ)のSさんの記事よりお借りしました。

昨日、辺野古高江新聞(フェイスブックの公開グループ)に

載っていた記事を紹介しようとして、

写真だけは貼り付けたのですが、

文に書かれている海保の「虐め」レベルを超えた

カヌーに乗って抗議する女性への「殺人未遂」と言える行為に

内臓が膨張して喉が塞がり、言葉になりませんでした。

「ちくしょう!」と呟くだけでなす術のない悔しさ。

 でも、沖縄の海でこんなことが行われているという事を

多くの日本人は知りません。

取り合えず、私が知ったことを

このブログを読んでくださっている方々と

共有したいと思います。

いつもカヌーを漕いで抗議をしつつ、

(海保も人間だから)と抗議の正当性をこんこんと話し、

理不尽な抗議活動への弾圧を止めるように説得している

Cさんのレポートです。

ーーー  怒っている。

 2018.11.06(火)、大浦湾

天候:快晴、午前中は風もなく快適、海も凪状態、午後は風が出てきて波高1〜1.5mとなった。
<午前>
カヌーチームは朝一番、レジャービーチに集結、フロートの引き出しに抗議&阻止行動をした。

いつものごとくビーチ前は大混乱、かなり頑張ったが海保の機動力と数に圧倒され

全員が拘束され瀬嵩の浜に送り返された😭

毎度の事だがGB(海保の強固なゴムボート)が超ゆっくり走るので、

この間にもう一本のフロートを張られる。

3本目は再度レジャービーチ前の引き出しの抗議&阻止行動をした。

<午後>
フロート引き出し、接続される場所を予測し、そこでの抗議&阻止行動を展開した。

かなり善戦したと思う。

午後は2本のフロートを張られた。

瀬嵩側で言えばK9護岸にあと100mと迫られている。

明日中には閉じられるかもしれない💢😭😡

<いじめ=犯罪>
午前3本目のフロートが引き出される時、明らかに海保によるいじめ暴力があった。

女性が流されているカヌーを回収し戻る時、拘束されカヌーから落とされた。

本人の話によるとそのあと海に沈められ、海水を飲んだ。

私が目撃した時はカヌーが転覆し腹を上にしていた。

数分経ってもそのままだったので異常を感じ、

私はそこにすぐ行きたかったのだが、私自身も拘束されていた。

私が抗議し現場まで30mほどを移動したのは約5分後である

まだ彼女は海の中でカヌーには上がっていなかった。

多分10分以上は海の中だったと思う。

11月ともなれば海水は冷たく、理由はともかくこの面でも問題である。

これはいじめというより私はあえて犯罪と言いたい。

そして実際カヌーを転覆させて女性を海に沈めた者は、

別の隊員と巧妙に入れ替わり逃げてしまった。

こんな事は書きたくないが、彼らがよくこのような手を使う。

彼女をGBに乗せ、私も同乗しこの艇長(GBの責任者)に

「まずはその隊員を呼び、事実関係をハッキリさせ、謝罪してほしい」

と言ったが応じてもらえなかった。

このような犯罪行為を庇い合い、

公正、中立、正義を語る彼らは何者だろう。

後で、我々の責任者と向こうの統括とこの件で話し合った。

詳細は現時点でわからない。

ーーーーーーーーーーーー

 ↓写真はCさんの記事よりお借りしました。 

画像に含まれている可能性があるもの:空、屋外、自然、水
「私人」の「国家」(←この時点で意味不明)は
工事再開に向けてオレンジ色のフロートを張り巡らせ、
抗議船やカヌーを排除しようとしています。
カヌーチームは何とかフロートをつなげないように、
毎日8時間も海の上でがんばっているのに、
その人々に対して海保の職員が襲いかかり、海の中に沈めるのです。
「海保=海の安全確保」が聞いて呆れます!

 ↑↓写真は辺野古高江新聞よりお借りしました。

 

 

 

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