毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

「アベ首相沖縄慰霊の日に『私が先頭にたって沖縄振興につとめ』で怒号を浴びる」No.2958

2019-06-23 22:11:08 | 我が心の沖縄

戦闘ヘリコプターをバンバン飛ばせて、「沖縄振興」って言っても意味分からないんですけど。

(写真は辺野古カヌーチームのCさんよりお借りしました。辺野古平島上空)


県民投票で7割の県民が拒絶した辺野古新基地建設を

無理くり加速させて、

県民の神経をこれ以上できないほど逆撫でしまくっているアベ首相が、

選りもよって沖縄慰霊の日に

「わたしが先頭に立って沖縄振興に努めます」

などと言うものだから、なおさら

「まず辺野古の基地工事を中止し、

普天間基地の使用を止めさせてからそういうことを言え!」

沖縄県民が怒るのは当然ですよね。

 

↑大雨の日も、強風の日も「基地建設工事をしないで!」と訴え続ける県民。

(カヌーチームのCさんの写真をお借りしました)


 

「慰霊の日は戦争で亡くなった御霊を慰めるものだから、

『アベやめろー!』とか『嘘つけ!』とか、政治的なことを

言うべきではない」という声(和田正宗議員など)がありますが

どうでしょう?

そもそも戦争で亡くなった方々は

戦争を遂行した無謀な政治に殺されたのですから

もし、私がその霊だったら、

戦争やりたがりの政治家を見たら祟ったり、呪ったり、憑り付いたりしますけどね。

真心の欠片もなく口先だけで慰霊を言いに沖縄行った総理を

歓迎する人がいたら

いったいどんな人格なのか、心底疑いますよ。

辺野古の海の今……。(カヌーチームCさんの写真)

 

 

 

 

 

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「日々、辺野古の海に漕ぎ出すタヲル青年のこころ」No.2841

2019-02-20 12:49:28 | 我が心の沖縄

「楽園の命―夢をあきらめずに」 

 

本当にきれいな明かりを見たければ

イルミネーションを全て消して

星空を見上げればいい

 

本物の海の生き物を見せたければ

水族館を作るよりも

今ある美ら海を守ればいい

 

人間はなんて愚かなんだろう

たった数百億の金儲けのために

いくら払っても買えない楽園をぶち壊す

 

K8護岸は周りの海域だけでなく

辺野古~大浦湾全域に大きなダメージを与える

この美ら海の大動脈を塞いでしまうから

 

半年後、まだ楽園はそこにあるだろうか?

命の危機を目の前にして

あなたに 僕に 何ができるだろう?

海の命を守れない社会は

人の命も見殺しにする

そうならないために

今自分にできることをしよう

 

 #STOP_K8

ブログ「夢をあきらめずに」山崎タヲル 

   ↓     ↓     ↓

http://taworu-yamasaki.hatenablog.jp/entry/2019/02/19/235854?fbclid=IwAR0O93aaR5duavgCy0oyxo-G2Uug2LJUxuwAqxbit4M3Qc9j9SFz0LEHMC0

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「ペリーの時代も今も米兵は沖縄で同じことをする」No.2832

2019-02-12 23:50:34 | 我が心の沖縄

夜7時、大阪の家に着きました。

 

読谷村にはあちこちに歴史的遺跡があり、

スタンディングやポスティングの合間に連れて行っていただいたり、

解説していただいたりして感謝感激でした。

下は連れて行っていただいた読谷山喜名番所です。

なんと、あの黒船のペリー提督がここに立ち寄ったんですと。

(後姿は案内してくださったJさん)


江戸時代末期の1853年(今から166年前)のこと、

アメリカのペリーが4隻の黒船を率いて浦賀に入港する1月半ぐらい前に

那覇港に寄港しました。

そのとき、ペリーは12名の探検隊を編成し、首里城から西原、中城方面に向けて北上し、

読谷山の喜名番所(写真で休憩したそうです。

下の記録では

住民が自主的に食べ物を持ってきてくれたふうに書かれていますが、

当然「食べ物を持って来い!」と要求したはずです。

「・・・住民が鶏二羽と卵や胡瓜をたくさん持ってきてくれた。

我々は腹が減って疲れていたので非常においしく、十分に食べた。

我々は4時半に再び出発した。」(ベイヤード・テイラー記;読谷村喜名パンフレットより)

 

しかし、なぜペリーは浦賀に行く前に沖縄「探検」をしたのでしょう。

それについて興味深い記事を見つけました。

 ーーむか~し話「ペリーの旗立岩」ーー

・ペリーが琉球に上陸したのは、石炭、食料、水などを確保するためで、探検隊と称したのは、船の燃料である石炭の確保のための地質調査が目的だった。石炭の鉱脈は見つからなかったが、一部の部隊を那覇に残し、浦賀で交渉に当たる艦隊の戦略上のバックアップ拠点にした。この作戦は、100年後、ベトナム戦争のときにも沖縄が担わされた役割に共通する

・一部の兵士達は粗暴で、略奪、強盗事件を起こす。地質調査の探検隊の水兵が、恩納村の番所に押し入り、酒を要求した。酒がないと分かると、人家に侵入して酒を要求したが、誰も与えなかったので、通行人に発砲するという傷害事件を起こした。三人がケガを負った。

・そして、起こるべきして、水兵による女性暴行事件が起きた。民家に上がりこんで酒を強要して泥酔し、女性に乱暴した。騒ぎを聞きつけた住民は、逃げる水兵を追い詰めたところ、海に落ちて溺死してしまう。ペリーは被害者に謝罪どころか、水兵を殺害した住民を裁判にかけ、八重山への終身流刑を言い渡した。ただし、琉大の先生の話では、琉球王府は、ペリーには流刑にしたと言っただけで、実際には行わなかったそうだ。

ペリー来航によりもたらされた一連の事件は、琉球の人々の平和な生活を脅かした異常な事態であった。これらの事件は、歴史の表舞台には登場しない。

神戸女学院大学教授の真栄平房昭氏の「沖縄からの声(4)ペリー艦隊の沖縄来航」、沖縄大学講師の仲村清司氏「沖縄県謎解き散歩」などを参考に作成。

http://okinawa.syarasoujyu.com/okinawa5/peri.html

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

なんてこったい、

昔も今も米軍が沖縄でやっていることはほぼ同じ……

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「ポスト良心の時代の言葉?『沖縄よ、今まで我慢してきたんだ、一生我慢してろって』」No.2745

2018-11-15 23:50:36 | 我が心の沖縄

沖縄の苦しみは自分の国のことなのだから、

「他人ごと」でなく自分のことなのに、

そう思っていない人が日本にはたくさんいます。

芥川龍之介の生きた百年前の時代の「傍観者の利己主義」は、

今、表面のソフトなカバーがめくれて

むき出しの利己主義を悪びれなく晒しています。

アベ政権の「美しい国ニッポン」とはこういう国のことなんですね。

こんな利己主義の蔓延する国、

国際社会の中でどうやって他国と協調してやっていけるんですかね。

 


『沖縄は我慢せよ』か

(琉球新報11月6日声欄:東京在住沖縄出身者の投稿)

行きつけの居酒屋でのこと。

臨席の会社員の発した言葉で酔いが一気に吹き飛んでしまった。

それは店内のテレビで辺野古と普天間に関するニュースが流れたときだった。

「沖縄の人間よ。今までずっと我慢してきたんだろう。

だからもう、一生我慢しろって。

日本のどこにも基地は持っていけないんだからさ。

こっちが困っちゃうぜ。」

あぜんとした。悔しくて涙が出てきた。

喧嘩をしようかとも思ったが、

引けない喧嘩になるのでぐっと我慢した

 

素直に思った。

我々は同国人で日本人なのか、と。

沖縄の現状を見て我が痛みとしてくれない国民が

そこにはいた

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「民主主義をかなぐり捨てて強権弾圧するアベ、しかし沖縄は諦めない!」No.2375

2018-11-04 15:21:53 | 我が心の沖縄

↑2日(金)は前日に続き、大浦湾で臨時制限水域を示すフロートの再設置作業が進められ、それに対するカヌーと船による抗議が続いた。:「海鳴りの島から」(目取真 俊さんのブログ)


ルール違反も極まれり。

「私人」だけが不服申し立ての資格がある行政不服審査法に、

よりもよって国家(防衛局)が同じ国家(国土交通省)に不服を訴える

という前代未聞の行政不服審査(いや、3年前翁長知事のときも同じ手を使ったわ)。

これには行政法研究家110人が専門的立場から

行政審査法の乱用をするべきではないと批判声明を出していました。

しかし、またしても国家(国土交通省)は

今回の辺野古工事承認撤回(沖縄県の措置)を取り消しました。


何度も、何度も、民主的に選挙で

基地建設反対の意志を明確に示してきた沖縄県民に対して、

国家は権力をこん棒のように振り回し、

道理も理屈もかなぐり捨てて襲い掛かっています。

なんなんですか、これは

日本は野蛮な猿の時代に戻っちゃったの?

こういうことを許したら日本の国是は崩壊です。

今、沖縄で踏ん張っている人たちこそ、

日本をちゃんとした平和な国に戻すために

最前線でがんばっている人たちじゃないですか。 

 「日本に住む個人の責任において、これに合流しない訳にはいかない」

と呟くブルーはーとであります。

おととい11月3日、名護市辺野古には雨の中、

1000人以上の人たちが参加して「県民大行動」があったとのこと。

↑ブログ「チョイさんの沖縄日記」よりお借りしました。

↓フェイスブック友達の記事よりお借りしました。

 

 しかし、国家はそうやすやすと工事ができると思ったら大間違い!

 

 

《ふろく》

「行政不服審査法」とは:国交省の撤回取り消し前のちょっと古い記事ですが。 

 

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「防衛省が禁じ手の不服審査請求:辺野古埋め立て承認撤回で」No.2717

2018-10-18 21:27:54 | 我が心の沖縄

今日は、全面的に日刊ゲンダイの記事にわが心を託します。

総力戦の選挙に負けたら、今度は国が国に救済を求める究極のセコ技!

民主主義を標榜する日本国で、こんな政府を存続させていいものでしょうか。

んなわけありません。(ブルーはーと)


ーーー(日刊ゲンダイ)公開日:2018/10/18 15:00 

政府が沖縄県民の気持ちに寄り添う気はゼロです。防衛省沖縄防衛局は、

名護市辺野古の埋め立て承認を県が撤回したことに対し、不服審査請求を行いました。

そもそも「行政不服審査法」とは、

『行政庁の処分その他公権力の行使にあたる行為に関する

国民の不服申し立てについて規定する法律』であり、

国が使うこと自体おかしいのです。


辺野古埋め立て承認撤回で…
   防衛省が禁じ手の不服審査請求    

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/239753

再び法廷闘争に突入だ。防衛省沖縄防衛局は17日、名護市辺野古の埋め立て承認を県が撤回したことに対し、石井国交相に対して行政不服審査法に基づく不服審査請求を行った。

これを受けて、玉城デニー知事は対応の検討を表明。今後、「国地方係争処理委員会」に審査を申し出るなど、あらゆる対抗策を講じるとみられる。

「今後とも、県民の皆さまの気持ちに寄り添い……」。沖縄県の翁長前知事の県民葬に出席し、安倍首相の追悼の辞を代読した菅官房長官はこう言っていたはず。9月末の県知事選で明確に「辺野古移設ノー」の民意が示されたのだから、本気で寄り添う気持ちがあるなら、不服審査請求など論外だろう。

 そもそも行政不服審査法は〈行政庁の処分その他公権力の行使にあたる行為に関する国民の不服申し立てについて規定する法律〉(大辞林)であり、国が一般国民の権利救済制度を使うこと自体がおかしい。

 国が「個人」になりすまし、国に救済を求め、国に判断を仰ごうというのだからデタラメ過ぎる。安倍政権は3年前にも辺野古移設で同様の禁じ手を使っている。この時、100人近くの行政法研究者が「この審査請求は不適法であり、執行停止の申し立ても不適法」と指摘していたのに、安倍政権は法律家の声明などクソ食らえと言わんばかりの対応だ。神戸学院大の上脇博之教授はこう言う。

「安倍政権は辺野古移設が最大の争点だった県知事選に、国政選挙並みの布陣で臨んで負けた普通であれば移設は断念するでしょう。しかし、そうならない。要するに安倍政権にとって選挙は『支配の手段』のひとつに過ぎず、勝てば『民意だから従え』、負ければ別の手段で従わせることしか考えていない。これは地方自治の趣旨に反するのですが、自民党改憲草案には地方自治の改正案も示されていて、国の意向に地方を従わせるように読み取れるくだりもあります。地方の意思を潰すことが目的としか思えません」

 安倍政権のホンネは「地方創生」じゃない。「地方撲滅」なのだ。

画像に含まれている可能性があるもの:2人、テキスト
 
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「基地は国民をレイプし国民を殺す犯罪の温床。どこが『国民を守るための基地』やねん!?」No.2707

2018-10-07 12:47:45 | 我が心の沖縄

米軍の本拠地アメリカで、バナーを掲げて

玉城デニー沖縄県知事の当選を祝う平和活動家の皆さん。

「平和をめざす退役軍人の会」の旗が空にはためいています。

Shizu Takasuさんのフェイスブック投稿写真よりお借りしました。

この間まで政府の扇動の目玉は、

「北朝鮮がわが国にミサイルを打って来る。

「だから軍備拡張、軍事基地が必要だ」でした。

しかし、南北会談や朝米会談による平和外交の努力が進展するや

今度は「中国に攻めてこられたらたいへんだ」

とネトウヨを使って騒いでいます。

自民党にバイトで雇われたネトサポだかネトウヨだかが、

先日、久しぶりに私のブログに来て、コメント欄に

「米軍基地が無くなったら中国が攻めてくる」

「そうなったら日本はアウシュビッツやチベットのようになってしまう」

と書き込んでいました。

私はこのネトウヨの人たちに、

「妄想にうつつを抜かしている暇があったら、

今、アメリカ軍に支配されている沖縄で、

レイプや殺人が横行している地獄の現実をちゃんと見なさい!」

と言いたいです。

基地の中に逃げ込まれたら、日本の法律で裁くことも出来ない

治外法権の屈辱的な日本国の状況をなぜスルーするのでしょう。

「愛国者」なら、これこそ許せないことじゃないんですか。

ネトウヨ・ネトサポは、

本当に日本や日本国民のことを思ってなんかいない、

ただ、バイトでアベの宣伝隊を務めているだけでしょう。

やっていいバイトと悪いバイトがあります。

ネトウヨ・サポさん、もうそろそろアベの宣伝隊はお止めなさい。

画像に含まれている可能性があるもの:1人、テキスト

↑日刊ゲンダイ 2018/10/06

 

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「勝ったのは沖縄の真心の美しさ:三上智恵の沖縄撮影日誌」No.2705

2018-10-05 23:12:06 | 我が心の沖縄
沖縄の声はみんな命がけの気迫で伝わってきます。
今日は、沖縄読谷村在住の三上智恵監督
(作品「標的の村」「戦場ぬ止みい」「沖縄スパイ戦史」など)
の見つめた今回の沖縄県知事選挙です。

勝ったのはウチナー(沖縄)の肝美らさ(真心の美しさ)~デニー知事誕生~(三上智恵)

三上智恵の沖縄撮影日誌

〈本文最後部分より引用〉

沖縄本島中部で育った「母子家庭でハーフ」の心優しい少年が、

ロックを愛し、ラジオの顔になり、市場のおばちゃんたちのアイドルになって、

沖縄の伝統芸能に親しみ、

国会議員になっても「デニー!」と下の名前で呼ばれ、

街頭演説でも街宣車の上に登らなかった。

全国の知事の平均像からすればかなり毛色の変わった知事が誕生した。

しかし、たぶん政府はまだその意味を過小評価しているだろう。

翁長さんの後継者ならだれでも当選できたという選挙ではなかった。

これだけ踏みつけられた人々だからこそ推す人間、

沖縄からしか出てこない逸材。

それが玉城デニーという知事なのだと思う。 

 2018沖縄県知事選

それはいつまでも見ていたいカチャーシーだった。

 当選確実の報道が、歓声と拍手を呼び会場を揺るがした。三線をかき鳴らす音が聞こえるや否や、天を仰いでいた玉城デニー候補がおもむろに両手を挙げて前に進み出た。大きく体を反らし、拳をくねらせ、慣れた手つきで右へ、左へ。愛想笑いもなく、調子を合わせているのでもなく、自分の内面に押し込めた感情を見つめ、感激と感謝と大事な人への溢れる想いを徐々に開放していくような、空を見つめる琉舞の所作にも似た、玄人はだしの「舞い」だった

長年人気タレントとしてテレビ・イベント・舞台でも活躍し、沖縄の芸能にも造詣が深いデニーさんの個性が光る瞬間。そしてこの柔らかな物腰で、「辺野古基地建設反対」にもう一度県民の想いを結集させ、過去最多の39万という票を集めたその底力に、あらためて目を見張った場面だった。
 
 大型で非常に強い台風24号は投票前々日から投票日の朝まで沖縄で荒れ狂った。25万戸が停電するという近年なかった被害を出し、とても期日前投票どころではなかった。これはどちらにとって吉と出るか凶と出るか、様々な憶測が飛んだ。読めない選挙になってしまった。辺野古を抱える名護市もほとんど停電から復旧していなかったが、文子おばあの仲間たちは、ある名護市議の事務所に自家発電機を入れ、みんなでテレビを見守るということになり、信号も街灯も消えている道を文子おばあと共に事務所に向けて走った。

 投票箱が閉まると同時に様々な情報が飛び交う。沖縄県内の放送局はどこも当確を出していない段階から、「長野のテレビで当確を打った」だの、「北海道の友人からお祝いのメッセージが来た」だの、情報は錯綜した。なんせ停電でパソコンは不自由だし、またアンテナも倒れているせいか受信状況も悪く、開票の夜はえらく情報過疎だった。おばあはそれらの情報に一喜一憂しない。「ぬか喜びはしたくない」と口を一文字にして、テレビ画面を食い入るように見ていた。

 「相手候補の方は菅とか、小泉の息子さんとか、あれだけ政府丸抱えで札束で顔を叩いて。うちなーんちゅはこんなのに屈してはいけないんだよ。くれるものは、こっちが頼んでもないのにくれるというならもらえばいい。でもね、心まで渡すことはないの。そこが心配」

 文子おばあは車の中でずっと「沖縄県民の弱さ」を憂いていた。ここまで来て辺野古を容認するリーダーを選んでしまえば、政府の好きなようにされる。どんな島を子や孫に手渡していくのか。憤懣やる方ない様子だ。ふるまわれた牛汁にもおにぎりにも手は付けない。食欲はない。あるはずがない。

 文子おばあは4年前からキャンプ・シュワブのゲート前の座り込みに通い、建築資材を積んだトラックの前に立ちはだかって「私を轢いてから通って行け。それができるか?」と啖呵を切ってきた。体力の限り、連日座り込みに参加した。

4年前に翁長知事が当選した時には「生きてきてよかった」と、初めて自分の人生を肯定する言葉を発した文子さんのことをずっと見つめてきた。あの日の歓喜と、翁長知事を先頭に政府の強硬姿勢に抵抗した日々と、ついに完成してしまった護岸と、知事の死去。

激動の4年間を経て、今日、この期に及んでまた彼女を打ちのめすような結果が出たら、そんなシーンは正視できない。撮影する自信もない。89歳、4年後の知事選など見えない、待てない。私の胸は何度もぎゅっと苦しくなる。

 一分一秒が長く、息が詰まる時間が過ぎていく。そして時計が午後9時半を回るころ、NHKが当確を出した。デニーさんのいる会場は全員が立ち上がり歓喜の声に埋め尽くされた。ほぼ同時に名護市の事務所も大騒ぎ。指笛とカチャーシー。たぶん、ここだけではなく、県内無数の現場で同時にカチャーシーが踊られていたことは疑いがない。しかも大差だ。8万票もの圧倒的な支持の差が歴然となったのだ。

 「うちなーんちゅは、肝心(ちむぐくる)は売らなかった」

 「勝ったのは、うちなーの肝美らさ(ちむじゅらさ)。負けたのは沖縄を見くびった政府」

 「うちなーんちゅ、うしぇーてぃないびらんどー」沖縄県民を舐めるな。見くびるな。子や孫のために命がけでこの島を守りましょう。今も聞こえる翁長知事の声が、沖縄県民の心をちゃんとつかんでいた。

徐々に伸びる護岸がぐるりと海を囲み、閉じられた時にはもう、抵抗しても無理なのでは? と心が折れそうになった県民も多かっただろう。それでも、ここで折れたら翁長さんの踏ん張りはどうなる? 子供たちに胸が張れるか? そう自問した大人たちがたくさんいたのだ。これはすごいことだ。

 動画の中で久志に住む女性も言及しているが、今回すさまじかった企業や宗教団体の動員を目の当たりにして、これは勝ち目がないという声があちこちで上がっていた。しかし、この得票は、動員された人々の中に、かなりの数が「誘導されている候補者ではない人物」の名前を書いていることを示している。所属している社会のしがらみが手足を絡めとろうとも、心までは渡さなかった。この間の日本政府の手法に対し、明らかに拒否感を持った県民が増殖したということだ。「飴と鞭」で手なずけられると高をくくったようなその態度こそ県民の気持ちを遠ざけたのだ。

 大勝利だ。とはいえ、デニー知事の行く手は険しい。沖縄県は法に則って仲井真元知事の埋め立て承認を撤回したわけだが、政府は県を許さないだろう。また裁判で県の撤回を無効化する手段に出て、工事の再開を目論むだろう。それこそ三権分立をないがしろにして行政と司法が結託し、さらには立法機関までも歩調を合わせかねない危機的な状況が迫っている。でも、かつて恩納村の都市型訓練施設の建設を巡って村を挙げて戦った男性はこういった。

 「これから三権が一丸となって沖縄に暴力的に襲い掛かってくるでしょう。それは想定している。しかしそれには屈しない。今日のこの結果が、自信と勇気をくれた。沖縄の闘いは、県民一人ひとりが主人公なんです。今日勝ったのは玉城デニーさん。だけど私たち県民一人ひとりの勝利なんです」

 踏みつければ踏みつける程に強くなっていく民草。「弾圧は抵抗を呼ぶ。抵抗は友を呼ぶ」といった瀬長亀次郎さんの言葉通り、沖縄を丸ごと屈服させることが可能であるかのような幻想を持っている政治家は、いつか必ず自分の見識の浅さを恥じる日が来るだろう。

 選挙後、Twitterで「沖縄を在日米軍と自衛隊で総攻撃です。日本中央政府は武力をもって沖縄地方を再占領」「この再占領計画で亡くなった人は玉城デニーとデニーを選んだ人間を恨んでください」などの書き込みがあり、「デニーの暗殺」などの暴力的なものもあったが、Twitter社への通報が殺到。ヘイトを投稿したアカウントは次々に削除されている。Twitter社もデマや暴力的発言の規制を強めており、今回の選挙戦で飛び交った悪質な発言の数々は、選挙後驚くほど速くネット上から消えていった。悪化の一途をたどるかに見えたインターネットの誹謗中傷の流れにも、一定の歯止めがかかった感がある。そのレベルに迎合して人気を得ようとしている節がある安倍政権の戦略にも翳りが見えてきたようだ。

 「自立と共生、そして多様性。それを県政運営の柱としたい」とデニーさんはいう。

 誰一人として置いてけぼりにしない政治。アメリカ人の父の顔も知らず、伊江島出身の母と、育ての母と、二人の母のもとで裕福ではないながらも人に感謝しながら生きることを身に付けたというデニーさんの人柄は、優しく、明るく、誰に対しても丁寧で細やかだ。そして弱い者に対する目線が人並外れて優しいのは、ラジオを聞いていた多くの人がよく知るところだ。沖縄のアイデンティティーの規定の仕方も、ユニーク。誰も排除しない、お互いを尊重して共に生きる沖縄の肝心(ちむぐくる)こそ沖縄のアイデンティティーだという。血筋や生まれた場所や宗教や立場や、そういうものに寄り掛からないのだとする枠組みは、私には新鮮だった。かつての沖縄のリーダーたちとはまた違った、大きな包容力を持った知事が誕生したことの意味は、実は大きいのかもしれない。

 ホッと胸をなでおろした文子おばあは言う。

 「うちなーんちゅは心をひとつにしたんだから、もう政府には踏みつけにされないだろうと私は思っている」

 選挙で民意を示したのだから、政府は無下にはしないだろう、なんて。今まで何度民意を示しては踏みにじられたか。それを報道してきた私は人一倍恨みを覚えておく仕事なので、とてもそんなセリフは言えない。この期に及んで政府の良識を信じるなんて。

 しかし、実はこれこそが民主主義の原点でもある。民を信じるということは、民が選んだリーダーも信じるということだ。沖縄の叫びを聞き取った国民の皆さんが、「よし、沖縄が声を合わせてそう言ってるんだから、別の政策を考える人を選ぼう」と思ってくれるだろう。そうなれば政府は変わらざるを得ないだろう。そう動いていく未来を信じるということだ。

 私はすぐ、政府を信じられないと言ってしまうが、おばあは、もう踏みつけにされないと期待している。誰に? その他大勢の、日本国民に対して、だ。今度こそ届くと信じているのだ。だから、私は伝える仕事でおばあの想いをお手伝いすることをやめられない。全国の人たちを信じて、毎日座り込んでいる人たちのことを伝えないといけない。伝わってないからこの悲劇が続くのだから、知ってもらうために頑張るしかない。

 そして、また強い味方が現れた。翁長さん亡き後、今度は10年も国会議員として政治家の手腕を磨いてきた玉城デニー知事が、政府に強力に沖縄の声を届けてくれるだろう。おじい、おばあたちの苦労も、ヘリや部品が落ちてくる空におびえる子どもたちの不安も、それを守れない大人たちの悔しさも。

 沖縄本島中部で育った「母子家庭でハーフ」の心優しい少年が、ロックを愛し、ラジオの顔になり、市場のおばちゃんたちのアイドルになって、沖縄の伝統芸能に親しみ、国会議員になっても「デニー!」と下の名前で呼ばれ、街頭演説でも街宣車の上に登らなかった。全国の知事の平均像からすればかなり毛色の変わった知事が誕生した。しかし、たぶん政府はまだその意味を過小評価しているだろう。翁長さんの後継者ならだれでも当選できたという選挙ではなかった。これだけ踏みつけられた人々だからこそ推す人間、沖縄からしか出てこない逸材。それが玉城デニーという知事なのだと思う。

 https://maga9.jp/181003-8/ 三上智恵の沖縄〈辺野古・高江〉撮影日誌

第84回:勝ったのはうちなー(沖縄)の肝美らさ(真心の美しさ)~デニー知事誕生 三上 智恵  

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「玉城デニー知事誕生に関わってニューヨークタイムズが意見記事」No.2703

2018-10-03 19:28:12 | 我が心の沖縄

玉城デニー新知事が誕生した翌朝の10月1日に、

アメリカのニューヨークタイムズ紙が

「沖縄への米軍駐留の負担軽減に向けて」

(Toward a Smaller American Footprint on Okinawa)

という論説を載せました。

8月に行った辺野古で知り合ったHideko Otakeさん(ニューヨーク在住)が

その日本語訳をフェイスブックに載せていたので

紹介させてもらいます。

「日米政府は沖縄への負担を減らすための解決案を探るべきだ」という主張です。

GOOD!

【ニューヨークタイムズの論説・玉城デニーさん当選の翌朝】

辺野古ごり押しをやめて沖縄の負担を再考しろとNYタイムズ!10月1日付

Toward a Smaller American Footprint on Okinawa

「沖縄への米軍駐留の負担軽減に向けて」をざざっと訳してみました。
ーーーーーーーーーー
長年にわたり日本は、沖縄の人々に、密集した都市部にある米海兵隊の基地に変わる大規模な新基地を海辺に建設することに合意させようとして、さまざまな試みをしている。

日本政府はアメもムチも使ってきた。

沖縄本島へのディズニー・リゾート建設を支援するというのがアメだとしたら、基地への現地の抵抗を訴訟で却下しようとするムチも使い、新基地に好意的な候補者たちを中央政府の地位を利用して支援した。

にもかかわらず、沖縄県民は何度も繰り返し、新基地は欲しくないと応えてきた。県民は、米軍の分担をすでに過重に背負わされていると考えているのだ。

9月30日の県知事選での玉城デニーの当選は、このメッセージをとりわけ明確に伝えている。

沖縄でのその他のほとんどの選挙がそうだったように、県知事選は(その全てではないにしても)、少なくともその一部に米軍基地へのレファレンダム〈住民投票〉の意味を持っていた。

玉城氏は反基地連合を代表し、基地容認の対立候補は、日本の政権政党自由民主党の強力な支援を受けていた。

この県民の選択で特に注目すべきことは、58歳の玉城氏が、日本人の母親と、氏の生誕前に沖縄を去った米海兵隊員の父との間に生まれた息子だということだ。

安倍晋三首相に今、突き付けられている決断は、このまま突進を続け、日本の最高裁に新基地阻止に向けて玉城氏が投げかけてくるあらゆる法的な異議を却下するか、ずっと以前にすべきだったこと、即ち、沖縄の言い分には正当性があることを認め、米国の安全保障の傘の分担の苦痛が和らぐ方法を探るか、なのだ。

大半の日本人は、米国との同盟を支持している。中国が当地域で力づくの脅しをかけている今はなおさらだ。

問題は、日本で最も貧しい沖縄県に、極度に不釣り合いな負担が押し付けられていることだ。

第2次大戦の終結前の数か月間、血塗られた闘いの場とされた沖縄に、現在、在日米軍5万人の半数が駐留し、33の米軍施設が置かれている。

施設と部隊の集中によって、騒音、汚染、死者を出す事故、犯罪事件が生まれている。その最たるものが、1995年に起きた12歳の少女のレイプ事件だった。

この事件を受けて、日米両国は宜野湾市の密集した中心にある大きな海兵隊基地を、密集度が少ない地域に移し、部隊の一部をグアムとハワイに移転することで合意した。

だが、これまでに何ひとつ動いていない。現地の抵抗で新基地の建設は阻止されている。抵抗の理由には、比較的自然のままに保たれてきた辺野古湾に滑走路を建設することでもたらされる環境破壊もあげられている。

米軍は、沖縄の物流、空と陸の勢力を日本の別の場所に分散させることは東シナ海での迅速な対応能力を低下させるという。

だが、これによって日本と地域にもたらされる安全保障を、日本で最も貧しい地域の市民たちに、望みもしない不公平で危険な犠牲を押し付けることによって得るわけにはいかない。

安倍首相と米軍の司令官たちは、県民と変わらぬ意欲を持って公正な解決案を探るべきだ。 

The Japanese island’s new governor wants American forces to leave. It’s time for Washington and Tokyo to find a compromise.
 
〈ふろく〉
10月1日アメリカのワシントンポスト(左カラー)、ニューヨークタイムズ(右モノクロ)
日本のアベ首相のアメリカ訪問もこんなに大きく扱われないとのこと。
 
画像に含まれている可能性があるもの:4人、、スマイル 
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「創価学会員が玉城デニーさん支援:三色旗に込めた思い」No.2702

2018-10-03 02:19:11 | 我が心の沖縄

沖縄県知事選で玉城デニーさんが街頭演説に行く先々に「追っかけ」し、

創価学会のシンボルである三色旗を掲げて

心からデニーさんを支援した創価学会員の方がいました。

以前は辺野古移設反対だった公明党が

佐喜真候補と政策協定を結び、

自民党の言いなりになっていることに憤りを感じた

浦添市の野原善正さんです。

沖縄琉球放送が野原さんの特集を組んでいました。

野原さんが組織の方針にただただ従うのではなく、

自分で考え、判断し、平和を希求して行動されていることに

心から敬意を表します。

↓     ↓     ↓    

RBC NEWS「県知事選 三色旗に込めた思い」2018/10/02

 

もう一つ、二見伸明元公明党副委員長の現公明党批判。

 ↓      ↓      ↓

「沖縄県知事選で“信念”曲げた創価学会に元公明党副委員長が吠えた!」https://www.youtube.com/watch?v=oGMvi-mny54

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「沖縄県知事選開票の夜:宜野座村(ぎのざそん)」No.2700

2018-10-02 03:11:27 | 我が心の沖縄
Sarasa Aiharaさんのフェイスブック記事と写真 9月30日 22:45  

宜野座村玉城デニーさん後援事務所。

全村で停電の宜野座村、発電機でNHKの当確発表を観ました。

停電でどこにも注文受け付けてもらえず手作りオードブルを持ってくる人。

発電機を用意する人。お酒を持ってくる人。三線を持ってくる人。

携帯片手に駆け込む人、人、人。

 

「負けたらまたウチナー(沖縄)は、

うしぇーられる(ナメられる)のかねーと

思ってたけど、政府に勝ちました!

もう75歳になりましたんで、

負けたらもう年寄りは黙っておこうと思ってたけど、

勝ちましたので、また明日から頑張っちゃおう!」

と、毎日一人で「デニーさんをよろしく」と書いたボードを持って

村役場前に立っていた元村長。

「『ウチナーンチュがこころ一つにするとマグマのようになる』

と翁長さんが言ってたけど本当だね!」

「ウチナーンチュ(沖縄人を) 

ウシェーてナイビランドー(馬鹿にしてはいけませんよ)!」


本当に、本当に、良かった。

沖縄の人たち、すごい。

本当におめでとうございます。

貴重な真っ暗な夜をみんなぐっすり眠れる。

とりあえず今日は。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

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「沖縄選挙史に残るあの写真の城間まゆみさん、当選!!」No.2678

2018-09-10 23:32:13 | 我が心の沖縄

先日ブログに載せたこの写真は読谷村議会議員候補の城間まゆみさんでした。

保育士をしながら3人の子育て、フラダンス、そして辺野古の座り込み、と

駆け回ってきたここ数年間。

   

辺野古キャンプシュワブゲート前の座り込みに参加するきっかけは、

4年前、翁長知事の当選にも関わらず、

沖縄の民意に日本政府が全く耳を傾けもしなかったこと。

(投票だけで何かが変わるわけではない。行動しないとだめだ)と

悔し涙を流しながら、立ち上がったそうです。

議員候補らしからぬ普段の服装で臨んだのも意識的で、

普通の人間が政治もするんだと、特に、若者に訴えたかったのだそうです

4月からずっとスタンディングを続けたまゆみさん、

9月8日、最後の日が終わったときは

次のように書いています

もーー、何も考えきれない…。
もーー、体動かない…。
もーー、喋れない…。

私の人生の中で、先の見えないことに対して、

こんなに全力で、がむしゃらに生きた時間はなかったかもしれない。

この経験は人生最大の「学び」と「糧」になり

何よりも、更に人との繋がりが強く深く、かけがえのないものとなりました。

マジで、みんな、ありがとーー。

あーーーーー。
とりあえず3日間ぐらいひたすら眠たい…。

結果、トップ当選!!

子どもたちが聞きほれるほどです。

聞く人が分かるように、工夫して一生懸命訴えてきた成果でしょう。

読谷村だけでなく、宜野湾市、南城市、名護市など、

沖縄では共産党の若い新人が何人かトップ、または高得票で当選しています。

さあ、この勢いで玉城デニーさんを知事に!!!


【ふろく】

気になる名護市議選は、与党13、野党12、中立1ですが、

名護市の公明党2は「基地建設反対」を明言しているので

基地建設反対が過半数だということです。

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「平和を希求する知事を私たちの手で」No.2676

2018-09-08 19:27:03 | 我が心の沖縄

忘れもしない今年2月の名護市長選のとき、

稲嶺進市長の選挙陣営は当初「圧倒的優勢」が伝えられていたので

つい、それを信じてのんびりムードで臨み、

めったに厳しい声をあげない翁長知事がそれを叱責したと言われています。

今回、また、

玉城デニーさんがダブルスコアで優勢」などとデマを流布し、

同じ効果を狙っている悪い人たちがいますが、

前回自主投票だった公明党が相手候補の佐喜真推薦に回り、

創価学会の7万票は佐喜真候補に持っていかれます。


そして、あの菅官房長官

官房機密費(官房長官の裁量で自由に使えるとされ、

使途は公表されない)をごっそり沖縄に投入しているとのことです


佐喜真候補は、

いつもの自民・公明の選挙運動のやり方どおり、

投票する人たちが考えなければならない争点を隠しています。

なんと!最近、佐喜真

「基地建設撤回も可能」などと玉虫色の発言をしているので、

それに騙される人もいないとも限りません。

(でもさ、自民・公明が全力で支援している候補者ですよ。

ちょっと考えたら、それがどんだけ嘘か分かりますよね!)


佐喜真さんは宜野湾市長選の候補だったとき、

「給食費無償化」を公約に掲げたにもかかわらず、

いざ当選したら、無償化どころか「給食費値上げ」を行った実績(笑)の持ち主。


翁長雄志さん「イデオロギーよりアイデンティティー」を引き継ぎ、

平和を望む沖縄の心を一つにまとめて、21世紀の平和な未来を希求する

玉城デニー候補が知事になるよう、

ホンドでも、外国でも、どこからでも

応援できることがあります。

それは、個人献金です。

下に、

日本の平和のために頑張る沖縄のデニーさんへの

個人献金=応援方法が書いてあります。

官房機密費など巨額のお金は全部、佐喜真陣営にまわっていますが、

なにくそ、貧者の一灯!

私も山東省から献金しますよ

自動代替テキストはありません。

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「選挙史に残したい一枚の写真」No.2675

2018-09-07 19:56:03 | 我が心の沖縄

今月の沖縄の選挙は何年かに一度やってくる普通の選挙ではありません。

翁長知事の基地承認撤回の意志を受けて県が撤回したことを

どう評価するか、

つまり、軍事基地建設推進かNO!か、

県民が自分の立場をはっきり示す選挙です。

(今まで何度も、NO!と示してきたんですけどね)

9月30日の知事選挙の前に、

沖縄のあちこちの市や町では統一地方選挙が行われていますが、

写真は、読谷村で基地建設・戦争反対の村議会議員候補者が

街頭演説しているとき、

ワラワラと集まってきて、

話に聞き入っていた子ども達の様子です

ホンドでは「政治は関心ないから~」と

スルーする大人が圧倒的に多いことと比べたら、

この子ども達の真摯に聞き入る姿には涙が出ます

ーー候補者のフェイスブック記事よりーー

昨日の夕方、街頭演説をしていると、

近くの公民館で遊んでいた子供たちがあっと言う間に集まり、

私の話を最後まで聞いてくれた(笑)

演説を終わって、車を走らせるとマユミコール!!

めちゃ元気もらいました!(笑)

子どもに投票権があったらダントツで当選する自信はあるけどなぁ〜

さぁ、今日も頑張ります!!

ーーーーーーーーーーーー

 

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「沖縄のアメリカ兵が言う『ヒットエンドラン』とは(怒)!」No.2630

2018-09-02 15:30:10 | 我が心の沖縄

今夏、沖縄県を除く全国46都道府県知事アンケート(回答は39)で

沖縄の基地負担が「過重だ」と認識する知事が

全体の4分の1(静岡、埼玉など12人)になったそうです。

また、最新の全国世論調査でも、辺野古基地移転反対が

44%にのぼり、賛成の40%を上回りました。

永い、ながい沖縄県民の訴え(翁長知事の功績も大)が

ようやく、少しずつ、ホンドに伝わり始めたということでしょう。

沖縄の痛みを我が痛みとするホンドの知事がさらに増え、

日米地位協定を見直す声が全国民の声になれば、

下のようなはらわた煮えくり返る沖縄での米兵犯罪が

なくなる日が必ず来ます。


ーーー ツイッターのokinawaotさん(沖縄在住)の記事です。

ヒットエンドラン米本国に帰還する直前に、沖縄の女性を強姦して逃げ帰ることを  と呼び兵士の間で流行していたのだと。本日の地元紙に警察OBが投稿してくれた。

    

↑8月11日沖縄県民大会
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