おととい22日朝、山城博治沖縄平和運動センター議長と、
山城さんを助けようとしたもう一人の男性(宮古島出身)が米軍に拘束され、
その後、名護警察署に身柄を引き渡され、昨夜8時前解放されました。
その拘束理由は、今も正当性が立証できるようなものではなく、
ただ、暴力に訴えて辺野古基地建設抗議の声を圧殺しようとしたとしか
言いようがないです。
米軍の警備員が、基地の敷地に入ってもいない山城さんの足を引きずって
基地内に連れて行き、後ろ手に手錠までしたとのことです。
安倍首相、今こそ「日本人に指一本触れさせない!」と啖呵を切るべきときですよね。
即刻オバマ大統領に抗議してください。
それにしても、この写真はものすごい証拠です。
アメリカ軍は沖縄で日本人を転ばして足を引っ張ろうが、基地に誘拐しようが、
治外法権、やりたい放題。
日本の警察はただ見ているだけで、県民を守るへのツッパリにもなっていません。
1972年に沖縄は日本に返還されたはずですが、
沖縄人の人権はその後もこのように蹂躙され続けています。
(写真は沖縄タイムスなどよりお借りしました)
↓拘束寸前、水色のポンチョを着た山城さんが、抗議の人たちにいったん下がるよう、
マイクで指示しているところ。右下に忍び寄る手がこの直後山城さんを引き倒しました。
↓山城さんを引き倒しているのが米軍の警備員(でも日本人)。
左の方で警官たちがぼ~っと立っています。
山城さんを助けようと一人の支援者が必死でしがみついていますが、
この後引きはがされました。
↓逮捕状も何もなく連行される山城さん。米軍による事実上の誘拐です。
↓基地内で座らせられる山城さん。
↓名護署を昨夜23日午後7時45分頃出てきた山城さん。
署内でも、「仲間を返せ」コールがずっと聞こえていたそうです。