過ぎたイベントですが、極寒の中出かけて風邪まで引いた集会とパレードです。
あまりFBやtwitterでも話題になっていないようなのでせめて私だけでも
写真と文でご紹介しましょう。
2月15日(日)の午後、南堀江公園に赤い色を身につけた女性たち&男性たちが集いました。
ざっと200人ぐらいかな。
(もっと大勢来るかと思った。東京では7000人も集まったことを思えば)。
何故赤い色か、主催者のチラシ説明によれば、
『1975年10月24日、アイスランドの90%の女性たちが、
仕事の休暇を取り家事を放棄して、一人ひとりが赤い布を身に着け、
大統領府前広場を埋め尽くして女性がいかに重要な役割を果たしているか、
女性がいかに尊敬されるべき存在であるかを訴えた歴史的大集会にちなんでのこと』
だそうです。
↓涙が出るほど懐かしい人に会いました(その人は私を知らないのですが)。
右端でサックスを吹いているマサさんです。
彼女は何十年も前に死刑廃止集会で
「FRY ME TO THE MOON」と「OVER THE RAINBOW」を演奏した人でした。
心に残る名演奏でした。
↓最近、小っちゃい子を見ると健気でたまらなく感じます。
左下の青い手袋の子と左上のスパイダーマンに支えられている素手の子二人が、
お母さんがアピールしている間、ずっと一生懸命「NO WAR」の看板を掲げているのも
胸にジーンときました。
右のお母さんは、福島から2人の子どもを連れて避難している森松明希子さん。
原発賠償関西訴訟原告団代表として、あらゆる会に出ていると言っても
過言ではないくらい、頑張って福島のアピールを続けている、
根性のあるしっかり者のお母さんです。
女性中心の集会は、音楽と歌と踊りがある。これ、とてもいいですよね。
さあ、パレードに出発だ!
デモ規制の警察官も最近の言葉遣い「~しなさい!」ではなく、
「~してください」と、ちょっと礼儀をわきまえた言葉になっていました。
赤い色が効いたのかな。
それでも、車も通っていないガランとした通りでも、
「ここは車が通るので危ないですから、ちゃんと前に詰めて歩いてください。」
「ちゃんと3列になって、間を開けないでください。」
「はいはい、危ないですよ。どんどん歩いて。」
と、辺野古の海上保安庁の海猿と似たようなことを言っていました。
デモは国民の権利の一つなのに、
まるで言うことを聞かない小さい子に小言を言うような口調、
あるいは迷惑行為を取り締まるような口調なんですよ。
国民の権利はこのようにして軽んじられ、ジリジリと狭められていくのか…、
と実感しました。
デモとかしたことのない人には分からないことですが。
当日のスローガンより:
「うちの子戦争に行かすってかい!」
「それ、ほんまにゆうてんの!」