毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

「ついに神さんが動いた」No.1750

2016-09-14 02:06:48 | 教育

新学期が始まり、早くも3週間目になってしまいました。

ああ、こうやって人生は過ぎていくのね。

いつも、(取りあえず今日中にこれやらんと…)で生きています。

昨日は、外国人教師の初顔合わせパーティーが夕方からあったようです。

しかし、連絡は当日午後3時頃。

オフィスのMr.張から携帯に

「夕方6時半から新しいアメリカ人教師を入れてパーティーをします。」

とメッセージがあったのを確認したのが、午後10時過ぎときたもんだ。

昨日に限って携帯をベッドの枕元に置いて充電したまま出かけたんでした。

授業が終わったのは昼でしたが、その後は昨日のブログに書いた通り、

4時間ぐらいかけて奔走したのに、日本にDVDを送ることができず、

そのまま研究室に戻って、4時半から2人の学生の補習をし、

終わってフラフラ家路についたのが夜7時。

何にもするまいと心に決めて、食パンにキャベツとチーズときゅうりを挟んで食べ、

シャワーした後、直ちに寝ました。

2時間ほどで元気を回復し、携帯を見たら、

(あら?今日言って今日するわけ?)の連絡が入っていたというわけです。

でも、Mr.張の態度がずいぶん変わってきましたよ。

と言うのは、私が事情説明のメールを送ったら、

「気にしないで。僕も今度からもっとはやく連絡すべきだ。」

と、今だかつてない返事が来たのですからね。

以前いた日本人の先生方が聞いたらひっくり返りそうな言葉です。

 

2名の学生の補習はワタシとしてはちょっと嬉しいものでした。

と言うのは、一人は経営学部から転部してきた2年生の徐さんですが、

もう一人は、入学以来の二年間、ほとんど授業に出もせず、

ゲームをやったり、ダンスをしたりして人生を謳歌してきたわりに

暗い表情の3年生の神さん(「かみさん」じゃなくて「しんさん」)なんですよ。

「先生、一年生の勉強から教えてください。

日本語能力試験2級に受かりたいんです」

と言って転部生の徐さんと一緒に補習に先週から参加し、

「あいうえお」から勉強を始めているのです。

昨日、二人と通訳の韋彤さんが立ち去った後で、同室していた同僚の中国人の先生が

「あの男子学生も他学部からの移籍ですか。」

と聞くので、私が頬をひくひくさせながら、

「いや、あの、3年の神さんですよ。」

と言うと、

「ああ、あの子が神さんですか。名前はよく知っているけど、

授業に出てこないので初めて顔を見ました。」

と。本当にすごい転換なんですね。

さあ、これからどれくらい続くか。取りあえず、来週来るかな。

来たらいいな。

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軍事訓練は今日も続いています。

クラスごとにマスゲームみたいなことをやっているだけですが、

歩き方がだんだん一糸乱れぬ風になってきました。

 

 

 

 

コメント
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