写真はBBCニュースJAPANより
(え、マハティールさんて、あの?)
私はここ3週間、あらゆる誘惑にも耐え忍び、
ハードワークに邁進しておりました。
ニュースもろくに見ていなかったので、
5月10日マレーシアの選挙でマハティール首相が再度登場したことを
さっき知り、感動を覚えています。
マハティールさんは、
あのブッシュが大量破壊兵器があると難癖つけてイラクを侵略した
「イラク戦争」のとき(当時の小泉首相が即座にアメリカを支持したのも犯罪的)、
「棍棒を振り回す者が勝つのなら原始時代と同じだ」
と痛烈にアメリカを非難したアジア政治全体のリーダーでした。
選挙でマハティールさんを選んだマレーシア国民は、決断力がありますね。
もう、政界を引退されたかと思っていたのですが、
「弟子のような存在」だったナジブ・ラザク首相(64)が、
あまりにも汚職と縁故主義で国をメチャクチャにしたことで
92歳の長老が国民に支持され、政権にカムバックしたそうです。
ああ、縁故主義と汚職に塗れ、道徳観念まるでなしの嘘つきが
首相の座にしがみついている情けない今の日本の民の一人として、
マレーシア国民の決断が羨ましくてたまりません。
マハティール首相は早速、
20年間も投獄されていた元副首相アンワルさんを恩赦で解放し、
6月1日から消費税を廃止するなど、
人権と法治主義を政治に取り戻しつつあるようです。
ーーー下はBBCニュースJAPAN(2018年05月10日)より抜書き(写真も同じ)
マハティール氏は報道陣に、
「我々は報復を求めているのではない。法の支配を復活させたいのだ」
と話した。元首相は、10日中にも宣誓就任式を開きたいと述べた。
公選された世界最高齢の国家首脳となる。