引越しました。今度は穴ぐらみたいな家です(笑)。
30日にソフトバンクの人がインタ―ネット工事に来てくれるまでは、
毎日自転車で10分の所の息子のがらくた酒房「どるめん&遊」(下の写真)で
ブログを綴ろうと思っていました。
#パブリックハウス
#園田グルメ
#遊食酒房 dolmen&遊
しかし、現実に段ボール箱の山に埋もれてみれば
息子の店も虹の彼方ぐらい遠くに思え、夜中の3時ぐらいまで
せっせと働く2日間でしたんです
それでも取りあえず、友人に自転車屋さんに連れて行ってもらって、
自転車で周囲をぐるぐる回り、自分の新居の地域を調べ、
近くにBOOK-OFFと業務スーパーがあるのを確かめてホッとしましたよ。
そして、今日は前の家の売却決済日でした。
淀川区十三(じゅうそう)の銀行で
買主さん(私より少し年上の上品なお母さんと30代ぐらいの優しそうな息子さん)
にお会いし、心から「買っていただいてありがとうございました」
とお礼を言いました。
今度の家は私の想像では訳アリ物件です。
前の住人さんが残した大きなローチェストやハンガーの置きっ放しや
外の庭(というほどでもないけど)の散らかった状態も
「立つ鳥跡を濁さず」が当然の私としてはあり得ないことでしたし、
昨日、郵便受けにまだ前の住人の名前が貼ってあるだけでなく
中にびっしり広告やらが詰まっているのを見て
これはただ事ではないと思えたのです。
実は、所有者は前の住人じゃなくて不動産屋さんです。
つまり、前の住人は夜逃げかなんかして、
裁判所が競売にかけ、不動産屋さんが落札したのではないでしょうか!
ま、想像してもこの穴倉ハウスの状況が好転するわけでもありません。
今日は、
前のマンション売却をかゆいところに手が届くような気配りで
一つも不安を抱かせずにここまでリードしてくれた
不動産屋さん「ハウスDO淀川北店」の合田さんとお別れの日でもあります。
8月から半年近くの間、合田さんの「大丈夫です!心配要りません」を
何回聞いたかわかりませんが、
その度にこの売却は着実に進展するに違いないと思えました。
日本の営業マンの底力を感じてやたら感心すると同時に
きっとプライベートライフも犠牲にしているだろうことが容易に推察され、
(いいはわるい、わるいはいい)というゲーテの『ファウスト』の文句なんかが
ふと胸をよぎったものです。
その合田さんが、私の新居のある尼崎市園田駅まで車で送ってくれ、
私が最後に振り返ると、まだ車の外に佇み私に両手を大きく振りました。
映画の1シーンのようでした。
人生の忘れられない一コマです。
ー息子の店で大きく黒糖焼酎のお湯割りを飲みながらー
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