毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

「中国の北は冬至に餃子」No.2143

2017-12-22 22:45:37 | 中国事情

中国を大雑把に南と北に分けると、

山東省は揚子江より北なので、北グループに属します。

北の地方では、今日冬至には餃子を食べるそうです。

在山東省3年目にして初めて知りました。

ひょっとしたら、去年、一昨年と誰かが言ってくれてたのに

うわの空だったのかもしれません。

中国人の先生と三年生の趙寧さんから相次いで来たメールでそのことを知り、

慌てて冷蔵庫にあった冷凍餃子を茹でて食べました。

左は、昨日の残りのかやくご飯の上にネギの卵とじを乗っけた「ネギ玉どんぶり」です。

いえいえ、(冷凍餃子か!)と馬鹿にするなかれ。

この餃子ははるばる青島から輸送されてきた

青島の海の幸「えび餃子」(精品!)なんです。

青島はビールだけじゃなく、海産物もとても美味しいところで、

1年半前、青島で閻小玲さんに連れられて入った店の餃子の美味しさは忘れられません。

(あの時彼女はまだ1年生が終わった段階でしたが、

とてもそうは思えない堂々たるおもてなしを受けました。

汽車には乗り遅れたけど、それも超面白かったです(笑))。


そんなことを頭に浮かべながら食べた美味しいえび餃子でした。

酢は何と言っても山西省が一番と聞いているので、

銘柄は分からなくとも、取り合えず「山西省」と書いてあるのを選びます。

今度買ったのは度数が4度で、あっさり・さっぱりタイプです。

もし、最高に美味しい酢をご存知の方がいらっしゃったら

ぜひ教えてください。

 

春には満開の花を咲かせた桜の木々も、すっかり葉を落としました。

毎日ここを通るのですが、右脇の岩、沖縄のジュゴンに似ていませんか。

いつも、辺野古を想います。

 

 

 


コメント (4)    この記事についてブログを書く
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4 コメント

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ほんとだ (こきおばさん)
2017-12-23 06:14:57
本当にジュゴンそっくり!ですね。
桜の木の根元に塗ってある白いものは、防虫のためですか?
そうそう、中国では餃子は茹でるものでしたよね。
焼き餃子は日本発なのでしょうか。
エビ餃子なんて、最高ですね。
今夜は餃子にしようかな。
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焼餃子 (mr.black)
2017-12-23 10:52:43
焼餃子は中国では鍋貼(グオティエ)と言うそうですね。文字通り餃子の中身を鍋に張り付けて焼くことから名づけられたとか。今日残った餃子の餡を最後に火を通しておくのだそうです。どこだったか忘れましたが以前お昼に入った店で「鍋貼」と注文したら「没有(メイヨウ ありません)」と言われたことがあります。メニュにはちゃんと載っていましたが、閉店間際でないと焼かないのですね。なんとなく面白い話でよく覚えています。
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こきおばさん様 (ブルーはーと)
2017-12-24 17:47:55
最近は、餃子と言えばえび餃子と魚(さわら)餃子ばかりを酢醤油(または黒酢だけ)で食べています。ここでは魚料理が少ないので……。
水餃子は焼き餃子より皮がもっちりしているのが特徴ですね。こきおばさんも子どもの頃はよく食べていらっしゃったでしょう?焼き餃子については、Mr.blackさんの詳しい解説のお蔭で私も分かりました。

樹木の幹の下の方はいつも白い防虫剤が塗られています。江西省もそうでしたので中国全土のやり方なのでしょうか。初めは馴染めず、(見っともないな、木が可哀想)と思っていたんですけど、今は完全に慣れました。

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mr.black様 (ブルーはーと)
2017-12-24 17:54:34
「鍋貼」と言うんですか。しかし、皮にも包まず焼くんですかね?平べったいハンバーグステーキみたいな形でしょうか。今度お店のメニューを見てあったら注文してみますね。
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