朝日新聞の記事下線部のところ、「普天間の移設先」と県は承認していないのに
決まったように書くのは承服しがたいですが、
サンゴ2つがが大変だと詳しく書いているので転載します。
ジュゴンは殺すわ、サンゴは殺すわ、
ならず者が政権取ってやりたい放題のこの野蛮!!
日本は原始時代に回帰してる?
いや、逆か。究極の資本主義が剝き出しの姿を表しているのですね。
ここまで前のめりに工事を進めるのは、工事がストップする前に、
分割受注している施工業者が一日も早く金儲けしたいと言うことでしょう。
防衛省は、埋め立て予定地に生息し、一定条件を満たす小型と大型、希少種のサンゴについては、保護するために移植する方針だ。
大型の場合は「単独であっても、長径が1メートルを超える群体」と基準を定める。
移植するには、特別採捕申請をして沖縄県の許可を受ける必要がある。
問題の2基のサンゴは、辺野古崎先端で建設が進む護岸のそばにある。
1基は辺野古南岸と大浦湾を結ぶ水路に、もう1基はその水路から分かれた水路にある。
昨年6月に朝日新聞が存在を報じたのを受け、防衛省に委託された建設コンサルタント会社「エコー」(東京)が調査した。
同社が昨年7月に同省に出した報告書では、一方は基盤の長径が1.6メートルで側面にハマサンゴ、もう一方は基盤の長径が2.9メートルで側面にシコロサンゴの仲間の生息を確認したという。
だが、ハマサンゴは最大で長径90センチの群体四つ以上から成り立ち、シコロサンゴは「基盤側面に帯状に生息」と記載。
いずれも「長径が1メートルを超える群体は確認されなかった」とした。
報告書を見た日本サンゴ礁学会会長の日高道雄・琉球大名誉教授(サンゴの生物学)は、ハマサンゴについて「元々一つの大きな群体で、一部組織が死んで分かれたと考えられる。通常は骨格が連続していれば一つの群体と考える」と指摘。
サンゴ礁地形に詳しい堀信行・東京都立大名誉教授(地理学)は、シコロサンゴの方も「明らかに大きな一つの群体で、移植条件を満たす」と話した。
一方、防衛省は大浦湾側の別の大型サンゴ22群体を移植対象とした。
大久保奈弥・東京経済大准教授(サンゴの生物学)は「その中には問題のハマサンゴと同様、死んだ部分も含めて一かたまりと認めた群体もある。同一基準で移植対象とするべきだ」と訴える。
防衛省は「調査は適切に実施した」「1メートルを超える群体ではない」と繰り返すが、調査方法などの説明はしていない。
堀名誉教授は「死んだサンゴの上に生きたサンゴが育ち、次第に大きく広がってできるのがサンゴ礁。
大浦湾側と同様、死んだ部分も含めて1群体ととらえるべきだ。
このまま護岸で水路の流れを遮断し続けると、えさの供給も断たれ、サンゴは完全に死ぬ」と指摘した。(野上隆生)
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