毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

「幼い頃憧れた吉永小百合さんを再びリスペクトするこの頃」No.2741

2019-12-30 17:12:53 | 人間

小学生の頃、吉永小百合さんが好きで好きで、

当時、知床半島の根元の2万人ほどの人口の小さい町にあった

「斜里日活」という映画館に何度も通いました。

片道のバス代25円を節約するため1時間以上歩いて行ったものです。

「いつでも夢を」、「寒い朝」、「愛と死を見つめて」などは

今でもそらで歌えます。

吉永さんの鼻声も好きでした。

しかし、唯一我慢できなかったのは

よく一緒にデュエットしていた橋幸夫さんです。

私の耳には橋さんの声はべちゃ~~~っと粘っこくて

しかも、あの角刈り何とかならんのかと、

北海道の片隅の小学生の女の子はたいへん不満でした。

女性なら吉永小百合さん、

男性では山崎努さんが好きな小学生でした(笑)。

実は、吉永小百合さんが好きだったことは

思春期から大人になるにつれてずっと秘密でした。

吉永小百合が好きだったなんて、かっこ悪くて言えなかったんです。

その頃の自分の気持ちは

『平凡』や『明星』が推進する

「清純派スター」路線のアイドルが好きになるような

幼稚な馬鹿とは袂を分かった別人間だと思いたかったんでしょう。

吉永さんが「正統派美人女優」とか「早稲田大学に進学した才媛」とか

チヤホヤされていたのでなおさらダメでした。

代わって、太地喜和子さんや樹木希林さんが私にとって

カッコイイ女性俳優として登場しました。

歌手なら浅川マキさん、加藤登紀子さんですかね。

・・・・・・

何十年ものブランクを経て、近年また、吉永さんに再会しました。

フェイスブックでしょっちゅう、写真をお見かけするのです。

しかも必ず、反戦平和や辺野古基地建設反対のメッセージとともに。

 

ようく見ると、

小さい頃あんなに憧れていたスクリーンの中の吉永小百合さんと

今の吉永さんはやっぱり首尾一貫した同じ人のようでした。

(幼稚なりに私は、

ちゃんと吉永さんのこういうところを見抜いていたのかも)

と、我田引水、自画自賛する今日この頃の私です。

琉球新報2019年12月29日https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1050201.html?fbclid=IwAR18OerhhOcOya8TJcJNGh_A8Dls2mS8844jXsCDt1BEIuB-yMkdkp9PNDY


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2 コメント

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さあ、今年は (ブルーはーと)
2020-01-03 13:33:42
こきおばさん様
 新年のお慶びを申し上げます。
この清清しい年が、腐敗臭を放つ政権によってまた、汚され続けていかないために、
今年は対決の年にいたしましょう!
な~んて、短い足を踏ん張る蟻んこです
「生きることが闘い」なんていつまでも続けたくないですね。そのためには戦後の時代を経て腐れ果てた旧政治体制を新しい体制に作りなおさなければ・・・。
いつまでも頭を新鮮に保って精進していきたいものです。今年もよろしくお願いいたします。
返信する
来年も (こきおばさん)
2019-12-31 14:33:18
 いつも私の言いたいことをズバッ!と言ってくださって本当にありがとうございます。
言いたくても知識と語彙が不足しているものですから、言いたいことの半分も書き表すことが出来ず、イラついてばかりいる時に、私に代わってきちんと書いてくださっているブルーはーとさまに教えられることばかりです。

 来年も一生懸命応援させて頂きますので、歯切れのいい今のままのページを毎日お待ちしています。
 どうかよいお年をお迎えください。
そして来年こそはいい国になれますようにと、小さな力ですが頑張りたいと思います。
お元気でご活躍くださいますように。
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