13日(水)に高校の時の友だちが誘ってくれて行ってきました。
サントリーミュージアムの手前にある
大観覧車の下で12:30の待ち合わでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/d4/8349996698c837c660859d9332f8da97.jpg)
(会場前のポスター)
素晴らしい作品が沢山ありましたねぇ~。
平日のお昼なのに20分待ちと表示されていて
結構混雑していたので、ちょっと不思議な感じがしました。
サントリーミュージアムは、以前一度来たようにも思うのですが?
記憶が定かではありません。
『ポーランドの至宝』 副題に〔 レンブラントと珠玉の王室コレクション〕
とありました。
この展覧会には、首都ワルシャワ王宮とクラクフのヴァヴェル城の素晴らしい美術・工芸品の中から
140点を紹介していました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/92/b54299c76e9e342d493b3c5d2c288592.jpg)
(入ってすぐのところにありました。
国王ヤン3世ソビエスキ・立派な彫像)
目玉は、やはり レンブラントのモナリザと言われている
『額縁の中の少女』 でしょうねぇ~。 (ワルシャワ王宮所蔵・1641年の作品)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/8d/71cb20cae41da91a966f9bf59ef5d662.jpg)
(額縁の中の少女)
だまし絵的な要素もあり、左手が額縁の外に出ているよう
に見る者に錯覚を与えます。
順路に沿って、鑑賞していくと、最初は暗いなぁ~と思いましたが
やはり名画なのでしょうねぇ~。
品格を感じました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/25/8c28eb625f8ef40d4d35c638107ce441.jpg)
(写実的で緻密な描写・机の前の学者)
また、 『机の前の学者』 には崇高な感じすら覚えました。 (ワルシャワ王宮所蔵)
国外に出されるのは、ドイツ・オランダに続いて日本が3カ国めらしいです。
最初は、日本に出されることに反対もあったとか?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/33/329086605bcde949763a0772ba8e2fed.jpg)
(記念に買い求めたプログラム)
私の気に入った作品は
『雪』 ユリアン・ファウト(1853~1929) 周りの作品と雰囲気が違っていました。
静かだけど、光を感じさせるところがよかったなぁ~。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/73/b178a1a92b7334a71a293a856ec337cc.jpg)
(私のお気に入り 『雪』 )
それから、『ローマの女性』 ヘンリク・シェミラツキ(1843~1902) 凛としているようで
やさしげなところがいいなぁ~。また、ネックレスが半分ほど洋服で隠れているところが
ナントなく気になって・・・。(作者の意図は? と考えてみたり。)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/f8/298df01ca16149153129983c30e9f0fd.jpg)
(これもいい絵画でしたねぇ~ 『ローマの女性』 )
それから、ポーランドの偉人 コぺルニクスやショパン、キューリー夫人の遺品と共に
その功績を紹介するコーナーもありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/1f/46e632c08ae7acb747e4d7b6db091370.jpg)
(ショパンの彫塑)
ポーランドと言えば、私は真っ先に 『戦場のピアニスト』 のシュピルマン
を思い出していました。
その昔、14世紀には、西欧のペスト大流行で 『ペストを流行させた犯人は
ユダヤ人だという』 デマに「より、特にドイツで迫害されたユダヤ人がポーランドに
多数移住してきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/cb/b38404ba72fb0f868b34cfd7cada1385.jpg)
(『泉のほとり』 頭上のつぼに味があって、赤いお花が生きています。)
ポーランド王国は、宗教的・民族的に寛容であったようです。
以後、ポーランドは世界で最もユダヤ系住民の多い国家となりました。
また、現在ポーランドは非常に高い教育水準にあります。
若者の50%が大学を卒業して学位を取得しています。(日本は39%)
これはOECD加盟国では4位です。(日本は12位)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/27/50476a7e676a69db199503e3fb85257f.jpg)
(『エミリア・ブウォトコフスカの肖像』 ユゼフ・シムラー
(1823~1868) 作)
そう言えば、シュピルマンもユダヤ人で、大学を卒業していましたね~。
それから、レンブラントなんですが、オランダ生まれなんですね。
その生涯は、子どもを亡くしたり、妻と死別したり、お金に困って
描きたくもない金持ちの肖像画を描かされたり・・・。 と
そして、孤独な死を迎えたようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/f0/40edf8794103feb31ce8f1c0d272f625.jpg)
(『ジグムント3世の円柱から見たクラクフ郊外通り』
細かい遠景も余すところなく写実に描かれています。)
そんなこんなで、ポーランドの至宝展から色々なものが見えて
きた実りの多い一日でありました。
サントリーミュージアムの手前にある
大観覧車の下で12:30の待ち合わでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/d4/8349996698c837c660859d9332f8da97.jpg)
(会場前のポスター)
素晴らしい作品が沢山ありましたねぇ~。
平日のお昼なのに20分待ちと表示されていて
結構混雑していたので、ちょっと不思議な感じがしました。
サントリーミュージアムは、以前一度来たようにも思うのですが?
記憶が定かではありません。
『ポーランドの至宝』 副題に〔 レンブラントと珠玉の王室コレクション〕
とありました。
この展覧会には、首都ワルシャワ王宮とクラクフのヴァヴェル城の素晴らしい美術・工芸品の中から
140点を紹介していました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/92/b54299c76e9e342d493b3c5d2c288592.jpg)
(入ってすぐのところにありました。
国王ヤン3世ソビエスキ・立派な彫像)
目玉は、やはり レンブラントのモナリザと言われている
『額縁の中の少女』 でしょうねぇ~。 (ワルシャワ王宮所蔵・1641年の作品)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/8d/71cb20cae41da91a966f9bf59ef5d662.jpg)
(額縁の中の少女)
だまし絵的な要素もあり、左手が額縁の外に出ているよう
に見る者に錯覚を与えます。
順路に沿って、鑑賞していくと、最初は暗いなぁ~と思いましたが
やはり名画なのでしょうねぇ~。
品格を感じました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/25/8c28eb625f8ef40d4d35c638107ce441.jpg)
(写実的で緻密な描写・机の前の学者)
また、 『机の前の学者』 には崇高な感じすら覚えました。 (ワルシャワ王宮所蔵)
国外に出されるのは、ドイツ・オランダに続いて日本が3カ国めらしいです。
最初は、日本に出されることに反対もあったとか?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/33/329086605bcde949763a0772ba8e2fed.jpg)
(記念に買い求めたプログラム)
私の気に入った作品は
『雪』 ユリアン・ファウト(1853~1929) 周りの作品と雰囲気が違っていました。
静かだけど、光を感じさせるところがよかったなぁ~。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/73/b178a1a92b7334a71a293a856ec337cc.jpg)
(私のお気に入り 『雪』 )
それから、『ローマの女性』 ヘンリク・シェミラツキ(1843~1902) 凛としているようで
やさしげなところがいいなぁ~。また、ネックレスが半分ほど洋服で隠れているところが
ナントなく気になって・・・。(作者の意図は? と考えてみたり。)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/f8/298df01ca16149153129983c30e9f0fd.jpg)
(これもいい絵画でしたねぇ~ 『ローマの女性』 )
それから、ポーランドの偉人 コぺルニクスやショパン、キューリー夫人の遺品と共に
その功績を紹介するコーナーもありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/1f/46e632c08ae7acb747e4d7b6db091370.jpg)
(ショパンの彫塑)
ポーランドと言えば、私は真っ先に 『戦場のピアニスト』 のシュピルマン
を思い出していました。
その昔、14世紀には、西欧のペスト大流行で 『ペストを流行させた犯人は
ユダヤ人だという』 デマに「より、特にドイツで迫害されたユダヤ人がポーランドに
多数移住してきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/cb/b38404ba72fb0f868b34cfd7cada1385.jpg)
(『泉のほとり』 頭上のつぼに味があって、赤いお花が生きています。)
ポーランド王国は、宗教的・民族的に寛容であったようです。
以後、ポーランドは世界で最もユダヤ系住民の多い国家となりました。
また、現在ポーランドは非常に高い教育水準にあります。
若者の50%が大学を卒業して学位を取得しています。(日本は39%)
これはOECD加盟国では4位です。(日本は12位)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/27/50476a7e676a69db199503e3fb85257f.jpg)
(『エミリア・ブウォトコフスカの肖像』 ユゼフ・シムラー
(1823~1868) 作)
そう言えば、シュピルマンもユダヤ人で、大学を卒業していましたね~。
それから、レンブラントなんですが、オランダ生まれなんですね。
その生涯は、子どもを亡くしたり、妻と死別したり、お金に困って
描きたくもない金持ちの肖像画を描かされたり・・・。 と
そして、孤独な死を迎えたようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/f0/40edf8794103feb31ce8f1c0d272f625.jpg)
(『ジグムント3世の円柱から見たクラクフ郊外通り』
細かい遠景も余すところなく写実に描かれています。)
そんなこんなで、ポーランドの至宝展から色々なものが見えて
きた実りの多い一日でありました。