キラキラ

毎日の生活を写真と共に綴っていきます。

カミハテ商店

2012-12-20 09:43:36 | Weblog

12月12日(水)に十三の第七藝術劇場まで

出かけました。

10時からの部の 『カミハテ商店』 という映画鑑賞に。

9時11分の関空紀州路快速に乗って。

いつものようにギリギリで映画館内へ。

 

 

 

 

(サンケイ新聞の記事から)

 

 

 

 

 

サンケイ新聞に映画の紹介がありましたので

それを読んで観たいなぁ~。 と思っていました。

 

 ストーリーは、

山陰の小さな港町、上終(カミハテ)。自殺の名所になってしまった

断崖絶壁の近くに立つ一軒の古い商店で、人目を避けるようにひっそりと

暮らす初老の女性、千代。彼女の焼くパンを食べ牛乳を飲んで自殺への

道を歩む人たち。彼女は死にゆく人を決して止めず、ただ見送った人の

靴を崖から持ち帰っていた──。

 

 

 

 

 

(パンフの表紙絵、映像ではこんな暖かさは感じなかったなぁ~。)

 

 

 

 

 

60才の主人公森田千代を演じるのは、『花物語』以来23年振りの映画主演

となる高橋惠子。都会で暮らすその弟良雄に寺島進。この二人を取り巻く様々な

人々の“生と死”の物語です。

 

 

 

 

 

(主演の高橋恵子さん)

 

 

 

 

 

監督の山本起也(やまもと たつや)さんは、ドキュメンタリー映画制作が多く

この映画 『カミハテ商店』 で劇映画に進出ました。

そして、カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭メインコンペ(12作品)に選ばれる

快挙となりました。

 

 

 

 

(千代の弟役の寺島進さん、いい持ち味の役者さんです)

 

 

 

 

プロデューサーは、主演女優 高橋恵子さんの夫の高橋伴明さんです。

テーマは 『いかに生きるか』 いうことと 『死』 だと思うのですが、主人公 千代の生き様が

少しずつ変わっていくのがよく分かりました。

渋い演技でしたねぇ~。

 

 

自閉症ぎみの牛乳配達員、奥田智(深谷健人さん)の存在は、この映画に

暖かみを演出していたように感じましたが。

 

 

 

 

 

(赤い色の崖がいいですねぇ~。黒や茶色の崖じゃないのが

いい!!)

 

 

 

 

後半に千代が奥田智君を崖を背景に助けるシーンがあるのですが、

感動的で涙が溢れました。

 

深い意味があるのでしょう!!

 

最後に千代が生きる意味をみつけたように思えて

ちょっとホッとしたような・・・。

 

 

 

 

 

 

(島根県隠岐の島でのロケマップ、島民の方の多大な

 協力があったとか)

 

 

 

 

この映画の企画・原案の山口都奈美さんがキーワードとして

「崖」 「老婆」 「商店」 「自殺の名所」 を 企画・原案の

日富 遥氏がそれに肉付けし物語が出来上がったようです。

 

ストーリーとしては、なかなか面白い発想だなぁ~。 と・・・。

 

 

(このブログも2日間で完成、悪い癖がついえしまって・・・。) 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする