キラキラ

毎日の生活を写真と共に綴っていきます。

人生をしまう時間(とき)と人生フルーツ

2019-11-08 20:18:52 | Weblog
11月1日(金)は、久しぶりに十三の七藝へ。

「人生をしまう時間(とき)」 と 「人生フルーツ」いう映画を鑑賞。



人生をしまう時間は、森鴎外のお孫さんの小堀鴎一郎医師の

日々をカメラが追っています。



人生の終末の往診の様子が映し出されて。




ある家庭を小堀医師が往診します。

そこは、母親がだいぶ前に亡くなって、父と二人暮らしの

盲目の女性が父の介護をしています。









(これからは、かかりつけ医って大事な存在になりますねぇ~。)








彼女が透き通るような明るい声で周りへの感謝の言葉を

語るのを観て、その姿に感動!!




しばらくして、父の死を看取ります。



大切な父親を亡くしたあの盲目の女性は、今どうしているだろうか?

お元気かしら? と折に触れて思う。

人間の死と真摯に向き合ったドキュメンタリーでした。









人生フルーツは、同じビルの5Fにあるシアターセブンで。

堺市でも上映されていたのですが、2回ほど見逃して

しまって。





この映画は、東海テレビのドキュメンタリー番組の劇場版です。

物語の場所は、愛知県春日井市の高蔵寺ニュータウン。










(仲良しご夫婦です。)







ご主人(津端修一さん)が建築家(90才)の夫婦の日常を

暖かく映し出しています。

ほとんど自給自足の生活をきめ細かく捉えていて、ほっとする

シーンも多く。





ある日、津端さんが庭(畑)の草むしりを終えて、お昼寝をして

そのまま黄泉の国へ。










(駅から5分くらいで、七藝に到着。)








そんな人生の終わり方って、いいなぁ~。と思ったり。

(叱られそうだけど・・・。)

画面にアップされた修一さんの死顔は、最高に安らかで。




妻の英子さんは、寂しいというより 空しいと言っておられたシーンも。

心に残っています。

ナレーションは、どこかで聞いた声だなぁ~。と

思って聞いていると、そうだ、樹木希林さんのお声だと分かりました。










(何年ぶりかで「やまもと」 さんで美味しいお好み焼きをいただいて。)








これからは、人生100年の時代です。

如何に人生を締めくくるか?

難しい問題だなぁ~。と改めて思ったりしています。






コメント
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