5月21日(日)は、「由紀さおり」コンサートへ。
会場は、大阪新歌舞伎座です。
(何年ぶりでしょうか? 谷九の駅から地下街を歩いて。)
ここは、久しぶりで、行き方は大丈夫かな?
と思ってしまった。
(何しろ、私は自分でも可哀そうなくらい方向音痴
なのであります。)
上本町九丁目の改札を出て、しばらく歩きましたが、
どうにか無事到着。
サブテーマに ~新しいわたし~ とあって
お三味線の演奏や長唄も披露してくれました。
何歳になっても、新しいことに挑戦される姿に
感動を覚えました。
時間がきて、一部の幕が開くと
和服姿の由紀さおりさんが、現れて。
気品があって、艶っぽくてステキでしたぁ~。
(新しいご自分を上手く演出されていて。)
ジャズや夜明けのスキャットも。
感情豊かな透き通るようなソプラノの声に
ウットリと聴き入りました!!
二部では、薄いブルーのロングドレスで。
「今日のために新調したのよ、ウフフ。」と。
トークも結構面白くて、何回か笑ってしまって。
(坂本冬美さんからのお花も。)
SNSで見ていると、「ドリフだ、全員集合」にも
出演されていたような・・・。
(あの独特なしゃべり方は、その時に学んだのでしょうか???)
印象的だったのは、「みんな夢の中」
その昔聴いた曲だったので、若いころの懐かしい
想いが胸に強く湧いてきて、目頭が潤みました。
(緞帳には、可愛い鳥が何羽も。満席でしたぁ~。)
この曲は、私のカラオケのナンバーにしようなんて
思ったのですが・・・。
オリーブの実るころ 中島京子 著
(表紙はメルヘン感いっぱいですが、中身はなかなかのもの。)
「オリーブの実るころ」は、6つの短編集で構成されています。
① 家猫
② ローゼンブルグで恋をして
③ 川端康成が死んだ日
④ ガリップ
⑤ オリーブの実るころ
6 春成と冴子とファンさん
どれも恋愛や結婚をテーマにしていて、読みやすくて
アッという間に読了!!
今風なドライな人の描写があったり、そうくるか?
とちょと怖くなるような作品もあって。
なかなか面白かったで~す。
④のガリップは短編だけれど、動物と人間二人の
三角関係が微妙でミステリーチックで読書で初めて
感じる世界でした。
(中島さんは、理知的な方とお見受けしました。)
中島さんは、51歳で結婚されています。
特別な出来事でもあったのでしょうか???
小説とは、全然関係のないことに気持ちが持って
いかれて・・・。