18日の夜。
ふさおまき夫婦は代々木上原で待ち合わせです。
私は会社から、彼女は出張先からの出会いポイント。
昨年改装されて、楼蘭や鎌倉パスタなどたくさんの店がオープンしてなかなか賑わっていましたけれど、
さすがに冬の夜遅くは、列をなすほどとは参りません。
ただ、私たちの目的は別にありました。
この数日、すっかり時計の2本の針がてっぺんで重なる頃にしか食事ができなかった私たちの
おなかは冷え切っていました。
暖かい物を早く食べたい。
ただその思いで、駅の南口を出て1分ほどの、ラーメン「五行」に向かいました。
一風堂系で、代々木上原のお財布にも生活にも余裕がある人々を迎え入れるこの店は、
”ラーメンは締めに食べられる”というスタンスでいます。
つまんで飲んで語らって、最後にラーメンという時間の構成です。
そうできたらいいなとも思うのですが、この日の私たちの胃は、別のタイムスケジュールを必要としていました。
簡単に言えば”さっさと、あっツーいラーメンをもってきて!!!”
締めのラーメンという割には、この店の主流は濃くて香りも強いスープと、しっかりした歯ごたえのストレート麺が
でて参ります。
がっつり食事としてもOKなのです。
厨房では、店の売りでもある、焦がしラーメンをつくるために、頻繁に巨大な炎が上がっています。
店にはいるだけで、私たちの胃はうごめき、流れ込む熱いすーぷと、
龍のごとく口の中を踊る麺を求めていました。
しかし・・・3人しか待ち客はいないのに、なかなか前へ進まない。
さすが、みなさん話が長い・・・
私の文章も長い。
で、突然ですが、ラーメンそのものの話は別の機会に。
ブースカに聞いてください。