日々ふさおまき

走って跳んで歩いてます。

200メートルをたくさん走る雨の織田

2012-01-21 11:13:44 | マスターズ陸上(オス)

雪の後も雨が続く土曜日の渋谷から、練習の報告です。

今日はSコーチの主催する団体が、こどもの国でレースを開催しているので

自主トレーニングです。

電話で伝えられたメニューは「200メートルを10本」以上。

ゼロゼロセブンのミッション並みの簡潔かつ、詳細不明です。

 

もちろん前提は、短距離の練習として。

筋持久力を鍛える物と念頭に置きました。

つまり、距離をこなすためではなく、パワーを10本出し続けられるように、

体調をコントロールして、200メートル走を重ねなければなりません。

 

まずは家の中で体操とストレッチ、そして軽負荷の筋トレを、腕と太ももとハムストリングすに施し、

代々木公園からJOGをしたあと、動的ストレッチをして全身の筋肉を万遍なくアイドリング状態にして

スタート地点に立ちました。

氷雨ふる、風まで通り過ぎる曇天のトラック。

しかし、体は弾んでくれました。

1本目は、セーブしつつも、トラックからの反発を足首と膝で吸収しながら、

高い位置に腰を保ったままコーナーを抜け、そのまま流れるようにゴールしました。

調子よし。

その場で1分ほどストレッチをしてすぐ二本目、同じ調子で5本目までを10分ほどで

こなしました。

しかしさすがに5本目では腰が落ち始め、着地時の膝も曲がります。

5分休憩を入れます。

するとかえって肺は擦過傷のような熱を持ち、筋肉も痛みを主張します。

しんどいと感じる、一番の時間です。

あまり間隔を置きすぎると、心がなえます。

エイと思い、400m走を始めようとスタート地点に並ぶ大学生の勢いを借りて、

私も6本目をスタート。

コーナーで振られて、フォームが崩れそうになります。

これは神経を研ぎ澄まさねば、無駄な練習になります。

最後の直線も、丹田を意識して体を立てないと、楽に流されそうになります。

腕も大きく早く振って、着地にリズムを与えます。

ゴール。荒い息。口から出る呼吸に喉がなり、大きな音を立てます。

こうして5分ごとに一本、つまり残り5本を20分30秒かけて、

いっん一本にぜーぜーいいながら、どうにか最後までトラックを足で叩きながら

合計10本の200メートル走を完遂したのでした。

 

いや、全身、ゴム鞠化した感じで、へーん身です。

生まれ変わった私は、1964年の生まれ年に還るために、

午後から「ALWAYS’64」を見に行きます。