日々ふさおまき

走って跳んで歩いてます。

府中陸上競技場の暑い練習に

2013-08-24 18:31:31 | ふさおまき(オス)日記
毎度土曜の府中は大盛況です。
コースも砂場二つも団体が使用中なので、しばらく地道にジョグと体操にストレッチの時間を過ごします。
管理人さんによると150人は午前中だけで入ったそうな。ちなみに今日の管理人さんは、アロハに足取り軽く場内を整理に歩く、なかなか気安く明るい方でした。
さて、なかなか動いて来ないアキレス腱とハムストリングですが、Sコーチはあまり気にせず指導開始の声を出して、暑い暑いと言いながら、バックストレートで流しに入ります。
予想通りと言いましょうか、
一本目は足の三ヶ所にギプスが入ったような走り方になり、伸びもなければ、押す力も出やしません。ちょい痛い位で筋肉を収縮させて走る、とはストレッチのようなもので、二本目になればレスポンスが速くなり、トラックを押すこともできるようになります。
時間のある土曜ならではの、流しらしい流しと言うことで、三本目までは準備中と心にプレーキをかけて走ります。

さて、今日は思い切り跳びましょう、という掛け声で府中での練習になった経緯があるのですが、砂場の方は一ツ橋の大学生と、どちらかの高校生が、動きを分解した、個別目的の練習をしているのでなかなか終わる気配がありません。
そんなこともあり、流しのあとはダッシュとなりました。しかもクラウチングスタートです。二本走ったところでコーチのどこかに指導熱の火をつけてしまったようです。「今の二本は全然ダメ。無理にコチョコチヨ走ってすぐに体が立ってしまってます」
そしてやり直し。
構えを一つ一つ確認します。
セット時の腰の高さ、スタート時一歩目の位置や踏み出し角度。
するとつんのめりました。前に落としすぎたな、と思っていたら、さっきよりずっといいと誉められます。
重心移動が速くて、足が追いつかないからつんのめったのであって、力学的には叶っているという論です。
まあ、そういう見方もあるでしょう。
とはいえ、つんのめったままでいいわけではないことは当然です。
重心移動に足の動きを追いつかすことができますか?
ほとんどニヤリ、とするコーチ、という漫画のような一瞬でした。

結局12本ダッシュでどうにか形になりましたが、
その後に跳んだ走り幅跳びで、板をたたく足の力は残っていませんでした。

ハハハ。



ダイオウイカが唐揚げになる日

2013-08-24 10:22:36 | ふさおまき(オス)日記
今日は土曜日、秋の大会前最後の砂場練習をしようと、府中行きの電車に乗っています。
家から一時間かかる道行きに、さあ本でも読もうかと思ったら、文庫もKindleも忘れてきました。
こんなとき、確かにこの世は便利になりました。そう、ブログがあるじゃない!

車内なので写真を撮りたくてもそういうわけにいかず、~だって、緩い朝の京王線西行き区間急行は、趣味が外見からわかる同年代がたくさんいて、しかもバリエーション豊かだから面白い~少し前のお話。

先週日曜日、宇都宮から電車に乗ったので上野に行きました。ここの原因と結果の記述は私のなかの必然で、一般的な常識ではないでしょうが、まあ鉄路は続き、宇都宮から路線も一本で繋がっているのが、東京北の玄関口上野です。
最近「あまちゃん」人気で賑わうアメ横とは遠い公園口に出ると、そこはまた夏休み後半の休日を文化的に過ごそうという人であふれています。
私が向かうのは国立科学博物館、「深海展」です。これもまたテレビ放送で話題になったダイオウイカが見られる、と言うのが売りなのでしょう。
列をなす家族連れや意外に多いカップルの狙いは分かりませんが、少なくとも拡声器で伝えるアナウンスは
「こちらではダイオウイカ見られません。先の部屋にお進みください」と言ってます。つまり展示は、知られざる深海の多様な生き物の展示と、その探求に熱意を混めた人々の物語です。
ダイオウイカなど深い海のなかでは藻屑のひとつ、木っ端役者なんだから、
という研究者魂がかいま見えて面白く耳をたてたりもしました。

しかし、この日思いを深めたある人の発言は、展示を見終わった帰路の公園内で聞いたのですが、あ、電車が府中に着いたので練習に行きます。