犬鍋のヨロマル漫談

ヨロマルとは韓国語で諸言語の意。日本語、韓国語、英語、ロシア語などの言葉と酒・食・歴史にまつわるエッセー。

人生初の動物園

2022-04-12 23:03:42 | 日々の暮らし(2021.2~)
 日曜日に娘家族といっしょに動物園に行きました。

 多摩動物公園とか東武動物公園のような大きな動物園は回るのが大変なので、距離的にも近く、こぢんまりとした羽村市動物公園へ。

 一歳三か月の孫娘にとって、動物園デビューです。

 いちおう犬のことをわんわんと言ったりしますが、猫を見てもわんわん、鳥を見てもわんわんなので、人間以外の動物をすべてわんわんとして認識しているようです。(ただし、猿だけはアイアイ)

 園にいる大型動物はキリンとシマウマぐらい。残念ながらゾウやライオンはいません。

 それでも、ヤギ、ミーアキャット、ヤマアラシ、ビーバーなど、生まれて初めて見る動物を指さして、さかんに「わんわん」と叫んでいました。

 桜の花吹雪を背景にしたキリンの図は、なかなかシュールなものがありました。

 実は、もう一人、人生で初めて動物園を体験した人がいます。

 娘の夫のDです。

 フィリピンにも首都マニラには動物園があるそうですが、Dが育ったバギオやイフガオには、植物園はあっても、動物園はない。

 今までテレビや写真でした見たことのない動物に、わが子以上に目を輝かせていました。

 オウム、フラミンゴ、クジャクといった色鮮やかな鳥たちがお気に入りのようです。

「でも、なんで動物園にニワトリがいるの?」

 ニワトリや豚は、フィリピンの田舎では、食料として家庭で飼うものなのですね。

 春のうららかな日和に、動物園見物というのは、なんと平和なことでしょう。

 ネットメディアでは、ウクライナにある動物園が危機に陥っているという報道がいくつかありました。

 飼育員たちが軍隊に志願するために辞めたり、エサがなくなったり、動物園そのものが爆撃を受けたり…。

 柵が破壊されて猛獣が市内に入っては危険なので、やむなく安楽死を検討している、などという記事もありました。

 もちろん人間の命のほうが優先度が高いわけですが、西側諸国では動物園の動物たちを保護しようという動きもあるそうです。

ロシア軍の攻撃を受ける動物園、園長は留まった。「サイレンが鳴り響く中、餌やりをしている」【ウクライナ侵攻】(3月22日ハフポスト)

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