ここのところ大会ではお目にかからないなあと思っていたフィギュアスケートの金妍児が、スケートとは関係のないところでニュースになっていました。
金ヨナが、高麗大学の学生として、自身の母校に教育実習に行った模様がニュースとして報道され、それを見た延世大学の教授が「教育実習というよりショーと表現するのが正確だ」と発言。すると金ヨナは、自分が誹謗されたとして、名誉毀損で告訴。半月後に告訴を撤回…。(→リンク)
黄相旻(ファン・サンミン)延世大心理学科教授は、告訴を受けたあとにテレビ番組で、次のように語っています。(→リンク)
----「キム・ヨナ選手が教育実習に行ったのはショーだ」という言葉を述べたのは事実か。
「そうだ。実際、スターのキム・ヨナ選手が教育実習に行ったのはショーになるしかない。最初に教育実習をするという話を聞いた時、『キム・ヨナ選手がいつ大学に通ったのか』と思ったが、『高麗大に入った』という話を思い出した。数年過ぎたからもう教育実習をするというのはショーだろうと思って、『何の教育実習なのか』という意味で話したことだ」
----当時の「ショー」発言の背景は。
「体育教育科ということを後に聞いた。キム・ヨナ選手が教育実習に行くのは一般大学の4年生が教育実習に行くのとは全く違う経験だ。教育実習に行った生徒が初日に授業をするような行為をするのはショーだ。普通の教育実習は最後に試験授業をする。初日の教育実習の授業はエキシビジョンに似ている。一種のパフォーマンスのようだ。キム・ヨナ選手が4年間学校に通ったのかというと、キム・ヨナ選手なら4年間、授業を受けなくても十分に卒業証書を受けることも可能だと考える」
インタビューでは「心が傷ついたなら無料で心理相談してあげる」などという発言もあり、あまり反省している気配はみえないですが、金ヨナのほうは告訴を取り下げた。争っても勝ち目はないと判断したんでしょうか。
実際、金ヨナが高麗大学に在籍しながらも大学に通っていないことは、インタビューでも語っていたことがある。(→リンク)
「学生なのに練習のために学校にあまり行けない。機会があれば学校に通って、いったいどんなところなのか実感してみたい。そうしたことをみな経験してから卒業したい」
これは去年の5月のインタビューだから、その後、実際に学校に通うようになったのかは不明です。
だいたい、高麗大学というのも、「名誉学生」みたいなもので、高麗大学側から申し出たものでしょう。韓国のアスリートは小中学校のときから練習に明け暮れるので、今回、教育実習をした母校の高校にも籍をおいていただけ、授業にはほとんど出なかったはずです。
そういう実態は、韓国人には周知の事実なんだから、なにも告訴なんて大騒ぎしなければよかったのにと思います。
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http://blog.goo.ne.jp/bosintang/e/6d237ac49d0831fc2539fd40304510d1
荒川静香のように解説者になるには、それなりの勉強が必要だろうから、難しいかな。