以前,鶴橋のコリアンタウンを案内してもらった知人に,「鶴橋アゲイン」をリクエストしました。
金曜の夜,宿泊ホテルのある梅田近辺から環状線に乗って鶴橋へ。発車寸前の車両に飛び乗ると,逆方向でした。環状線だから逆回りでも目的地には着く。「まあいいや」と思ってそのまま乗って行ったため,15分程度ロスがでました。このちょっとしたミスが後で大きく響くことになろうとは…。
目指すは「空」。鶴橋のホルモン焼きの人気店で,テレビでもたびたび紹介されたそうです。
知人はあらかじめネットでメニューを打ち出してきていた。この店は,ひときわホルモンの種類が多い。そして,普通の肉のメニューとは別に,「ホルモン徹底攻略」のためのページが,初級,中級,上級に分かれて掲載されています。
初級編にはタン,ハラミ,テッチャン,レバーといった,見慣れた品々が並びます。中級編に目を移すと,ウルッチ,ヨントンなどという,ホルモン初心者にとっては馴染みのないものがある。ウルッチとは牛の気管(のど骨),ヨントンは心臓近くの大動脈。そしていちばん下に「カオリフェ」が。
上級編はどうか。プップギ(牛の肺),ハギシ(アゴ肉),ホソ(小腸),うちわ(豚ののどぼとけ)に続いて,「子袋」の文字があります。これは豚の子宮の焼き物。さらにその下にはプッギリフェ(子宮を生のままブツきりにしたもの),タタキ(子宮を生のままミンチにした冷スープ)
なんと! これはセキフェではないか!
「黄金の玉」は豚の睾丸を生のまま食べる究極のチャレンジメニュー!
ついにセキフェを食べる機会が訪れました。
鶴橋駅で降りて,「空」に向かいます。駅前に並ぶ焼き肉屋,ホルモン屋ではどの店も盛んに客の呼び込みをしています。「ホルモン,どれでも333円」には多少心を動かされましたが,セキフェを食べ逃すわけにはいかない。一路「空」を目指します。
路地に入ったところに空はありました。ところが,6時半だというのにすでにして行列。私たちの前には7人の団体さんがいます。
(環状線を乗り間違えていなければ…)
店は,通りをはさんで三つにわかれており,カウンターだけの店,二階もある店など。人気が出るにしたがって近隣の店を次々に借りて,拡張してきたらしきことが窺われます。そして並んでいるわれわれを差し置いて,あとから来た予約のお客さんが次々と通されるので,列がなかなか進まない。結局,二階の座敷席に通されたのは40分後でした。
テーブルには炭火ではなくガスコンロが一つ。コンロを他のお客さんと共有するわけにはいかないので,6人席を2人で占有できたのは気持ちいい。
生ビールを2つ。それに,ハラミ,タン,生ギモ(レバ刺)とまずは初級メニューを注文したあと,おもむろに「タタキ」を注文する。
「あ,お客さんすいません。今日はないんです」
(えっ…!)
「じゃ,プッギリフェは?」
「それもないんです」
「この時間なのにもう売り切れたの?」
「いえ,今の季節,入荷しないんですよ」
(……。いちおうこれも聞いてみるか)
「黄金の玉はあるの?」
「それもありません」
(よかった!)
かつて犬の陰茎を食べたことについてはブログに書いたことがあります。しかし,金玉はどの動物のものも未体験。それも生で食べるのは勇気がいります(犬の一物は茹でてありました)。
ちょっと拍子抜けしたものの,ホソ(韓国ではコプチャン),ツラミ,ネック(豚の首肉,韓国ではたぶんハンジョンサル)など,珍しげなものを注文。たくさんの種類を注文しやすいように,それぞれ普通の店の半分の量(値段も半分)で提供しているというのがうれしい。
ハラミはまずまず,レバ刺は普通。タンは,「上タン」ではなく普通の「タン」だったので,少々固かった。しかし「ホソ」は脂肪たっぷりで極上の味わいでした。
おおかた食べ終わり,テーブルを通りすぎる店のお兄さんのそぶりからややプレッシャーを感じ始めたところで,店を出ることに。
9時を過ぎていましたが,店の外にはまだ10人ほどが列を作っていました。鶴橋駅のほうに歩いていくと,がらがらの店も多く,すでに早々と店じまいしているところもあります。
金曜日の夜なのにこのありさまとは…。
大阪の不況は深刻です。
金曜の夜,宿泊ホテルのある梅田近辺から環状線に乗って鶴橋へ。発車寸前の車両に飛び乗ると,逆方向でした。環状線だから逆回りでも目的地には着く。「まあいいや」と思ってそのまま乗って行ったため,15分程度ロスがでました。このちょっとしたミスが後で大きく響くことになろうとは…。
目指すは「空」。鶴橋のホルモン焼きの人気店で,テレビでもたびたび紹介されたそうです。
知人はあらかじめネットでメニューを打ち出してきていた。この店は,ひときわホルモンの種類が多い。そして,普通の肉のメニューとは別に,「ホルモン徹底攻略」のためのページが,初級,中級,上級に分かれて掲載されています。
初級編にはタン,ハラミ,テッチャン,レバーといった,見慣れた品々が並びます。中級編に目を移すと,ウルッチ,ヨントンなどという,ホルモン初心者にとっては馴染みのないものがある。ウルッチとは牛の気管(のど骨),ヨントンは心臓近くの大動脈。そしていちばん下に「カオリフェ」が。
上級編はどうか。プップギ(牛の肺),ハギシ(アゴ肉),ホソ(小腸),うちわ(豚ののどぼとけ)に続いて,「子袋」の文字があります。これは豚の子宮の焼き物。さらにその下にはプッギリフェ(子宮を生のままブツきりにしたもの),タタキ(子宮を生のままミンチにした冷スープ)
なんと! これはセキフェではないか!
「黄金の玉」は豚の睾丸を生のまま食べる究極のチャレンジメニュー!
ついにセキフェを食べる機会が訪れました。
鶴橋駅で降りて,「空」に向かいます。駅前に並ぶ焼き肉屋,ホルモン屋ではどの店も盛んに客の呼び込みをしています。「ホルモン,どれでも333円」には多少心を動かされましたが,セキフェを食べ逃すわけにはいかない。一路「空」を目指します。
路地に入ったところに空はありました。ところが,6時半だというのにすでにして行列。私たちの前には7人の団体さんがいます。
(環状線を乗り間違えていなければ…)
店は,通りをはさんで三つにわかれており,カウンターだけの店,二階もある店など。人気が出るにしたがって近隣の店を次々に借りて,拡張してきたらしきことが窺われます。そして並んでいるわれわれを差し置いて,あとから来た予約のお客さんが次々と通されるので,列がなかなか進まない。結局,二階の座敷席に通されたのは40分後でした。
テーブルには炭火ではなくガスコンロが一つ。コンロを他のお客さんと共有するわけにはいかないので,6人席を2人で占有できたのは気持ちいい。
生ビールを2つ。それに,ハラミ,タン,生ギモ(レバ刺)とまずは初級メニューを注文したあと,おもむろに「タタキ」を注文する。
「あ,お客さんすいません。今日はないんです」
(えっ…!)
「じゃ,プッギリフェは?」
「それもないんです」
「この時間なのにもう売り切れたの?」
「いえ,今の季節,入荷しないんですよ」
(……。いちおうこれも聞いてみるか)
「黄金の玉はあるの?」
「それもありません」
(よかった!)
かつて犬の陰茎を食べたことについてはブログに書いたことがあります。しかし,金玉はどの動物のものも未体験。それも生で食べるのは勇気がいります(犬の一物は茹でてありました)。
ちょっと拍子抜けしたものの,ホソ(韓国ではコプチャン),ツラミ,ネック(豚の首肉,韓国ではたぶんハンジョンサル)など,珍しげなものを注文。たくさんの種類を注文しやすいように,それぞれ普通の店の半分の量(値段も半分)で提供しているというのがうれしい。
ハラミはまずまず,レバ刺は普通。タンは,「上タン」ではなく普通の「タン」だったので,少々固かった。しかし「ホソ」は脂肪たっぷりで極上の味わいでした。
おおかた食べ終わり,テーブルを通りすぎる店のお兄さんのそぶりからややプレッシャーを感じ始めたところで,店を出ることに。
9時を過ぎていましたが,店の外にはまだ10人ほどが列を作っていました。鶴橋駅のほうに歩いていくと,がらがらの店も多く,すでに早々と店じまいしているところもあります。
金曜日の夜なのにこのありさまとは…。
大阪の不況は深刻です。
豚の骨つきカルビは韓国でもあまりないでしょう。サムギョプサル(三枚肉)が主流で,カルビは骨なしが多い。
武橋洞に一軒,骨つきテジカルビの旨い店がありましたが,いまもあるかどうか。
「Deep~」さんも参考にしながら鶴橋に行きました。
まさにそのプニュプニュの食感が苦手でホルモンはいただかないのですが、
豚肉系を出す店を探して三松というお店に入りました。
豚の骨付きカルビとかは店頭のメニューに出している店が少ないんですね。
とても美味しくて正解でした。
でも新大久保と違って自分で焼いたのは初めてでした(笑)。
本当はチマチョゴリ専門店などのお店も見たかったのに、
18時ちょっと過ぎですでに閉まっていたのが残念でした。
ついでに,韓国人は,ホルモンのときはビールじゃなくて焼酎ですね。
一度は行ってみたい聖地でございます!
ホルモンも最近はペラ~ンと広がって、脂気も綺麗に
掃除してある店が増えて残念でなりません。
やはりホルモンはプクっと丸くてコロンとしていて
中にプニョプニョフワフワした脂が無いと悲しいです~
先日、厚木の「シロコロホルモン」なる物を食べに行きました。
TVで紹介されたり、B級グランプリを取ったりで
有名な店は、やはり長蛇の列でした。
少々 味が濃い目でしたが、それこそビールにはピッタリで
美味しかったです。
セキフェ・・残念でしたね~
やはり内臓関係は時期的に出せない事もあるんでしょうかね。
夏場にレバ刺しが無い、ってのもソレでしょうか・・
一時、狂牛病騒ぎがあった頃、行き付けだった店が
何件か店仕舞いをしました。
小汚いけど美味しい店だったので残念だったな~
私も、機会があったらセキフェや黄金の玉を食してみたいです。