カーリング女子、銀メダルの快挙

　北京オリンピック、女子カーリング決勝は残念な結果でしたが、日本は前回の銅を上回る銀メダルに輝いたのはすごいと思います。

　予選リーグの最終戦でスイスに負け、敗退と思い込んでいたところへ、別の試合でスウェーデンが韓国に勝ったため、準決勝に進めることがわかり、日本チームは大喜び。

　前回の平昌（ピョンチャン）大会でも似たようなことがあったそうです。予選リーグの最終戦でスイスに負けたのに、スウェーデンが米国に勝ったため、日本が準決勝に進んだ。

　昨年、スウェーデン人と結婚した四女にLINEメッセージを送りました。

「２大会連続で、スウェーデンのおかげで準決勝に進めたんだって」

「ごめん、カーリング見てないから…」

　スウェーデンは冬季五輪で活躍しているはずなのに、夫婦ともにあまり興味はないようです。

　三女の夫（フィリピン人）にいたっては、

「お義父さん、オリンピックって、夏もやるんですか？」

などと聞く始末。

「何言ってるの？　フィリピン選手が金メダルとったでしょう？」（リンク）

「そうですか。知りませんでした」

　東京五輪のとき、彼は来日前だったので、日本での盛り上がりを知らないのも無理はありません。

　娘から、フィリピン初の金メダルで湧いていると聞きましたが、これは夫からの情報ではなく、ネット情報だったようです。盛り上がっていたのは、国民と言うより、ドゥテルテ大統領だったのかもしれません。

　ところで、韓国がスウェーデンに敗れた結果準決勝に進んだ日本とイギリスについて、「どちらも予選リーグで韓国が勝ったチーム」などと報じ、「どっちが勝っても実質的に韓国が金メダル」とでも言いたげでしたが、最終順位は８位（10チーム中）でした。