犬鍋のヨロマル漫談

ヨロマルとは韓国語で諸言語の意。日本語、韓国語、英語、ロシア語などの言葉と酒・食・歴史にまつわるエッセー。

大阪便り~カップヌードルミュージアム

2022-03-29 00:00:54 | その他諸国便り
「空港のそばに、ラーメン博物館があるらしいよ」

 羽田空港で買った大阪の旅行ガイドブックに載っていました。

 新横浜のラーメン博物館は、できたばかりの1990年代半ばに、韓国の人たちを引率して行ったことがあります。

 韓国人は、館内に出店していた名店のラーメンを「脂っこい」などと言って残していましたが、私はそこに再現されていた昭和30年代の東京の街並みが懐かしく、興味深く見学することができました。

「こっちのは、カップヌードルミュージアムだ。日清食品が作ったみたい」

 日清の創業者、安藤百福については、以前、書いたことがあります。

ラーメン王の死

食足世平~安藤百福讃

 NHKの朝ドラ「まんぷく」のモデルですね。

 場所は阪急池田駅から徒歩6~7分。

 立派な建物の前には、安藤百福氏の銅像が立っています(冒頭写真)。

 コロナで入場制限があるのか、入口に行列があり、入館まで10分ほど待ちました。家族連れが7割、カップルが3割。私たちのような老夫婦は見かけません。

 シアターがあって、チキンラーメン、カップヌードルの誕生秘話が見られるらしいのですが、だいたい知っている内容だし、ここでも長蛇の列だったので、パス。

 チキンラーメンから、最新の袋めん・カップ麺まで、すべての商品のパッケージが展示されていました。

 妻の出身地、島根県では、カップヌードルが発売されたとき、全国ネットのTVコマーシャルで派手に宣伝しているのに、島根県に商品は売られていなかった。お父さんの東京出張のお土産で入手して、学校のお弁当に持っていき、自慢したんだそうです。

 奥の広いスペースでは、「マイカップヌードル」作りができる。これはほとんど義務で、入場料の400円はこのカップヌードル代。

 まず空の容器にカラーの油性ペンで好きな絵を描く。

 そして中身を作るコーナーに持っていき、スープの味(4種類)、トッピング(10種類以上の中から4種類を選択)して、蓋を閉め、ビニールで包装してもらうと、「世界に一つしかない マイカップヌードル」の出来上がり。

 私は、韓国の新政権誕生後の日韓関係改善を祈って、日の丸と太極旗を描きました。



 午後の飛行機便にはまだ時間がありましたが、疲れたので、早めに空港に行くことに。

 この二日間で、3万5千歩以上歩き、リモートワークでの運動不足解消になりました。

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