私たちが夫婦でフィリピンに行ったとき、『地球の歩き方』の最新版と、『旅の指さし会話帳14フィリピン』を持っていき、重宝しました。
三女の彼氏(ダニエル)とお母さんは、イラストとタガログ語と日本語が併記されている『指さし会話帳』を手に取って、とても興味深そうに見ていました。
「この本いいわね。私も日本語を勉強しようかしら?」
というので、この本を置いていくことにしました。
「しまった、渡し忘れた!」
帰国後、トランクの中に、この本がありました。
さっそく娘に連絡しました。
「本、郵便で送るよ。どうせだから、ついでに送ってほしいものある?」
「ありがとう。でも、送るときは気を付けてね。中身が高いと思われると、税金がかかるから」
実は娘はEMS(郵便局の国際郵便)で苦い思い出があるのです。
二度目のフィリピン留学の直前、自分の服の断捨離をしていて、もう着ない服を「捨てるのはもったいない。ダニエルの妹たちが着るかもしれない」と思って、段ボール1箱の古着を送ったのですね。
送るとき、インボイスを書かなくてはならず、そこに荷物の価値を金額で書き込む欄があったそうです。
「古着だから、無価値に近いんだけど…」
「紛失した時に、補償してくれるうじゃない? 高く書いておけば?」
「20着以上入ってるし、買ったときの値段なら、10万円超えるよ」
それで、金額を10万円と書いたのが、あとで後悔することに。
フィリピンの税関で止められてしまったのですね。そして、通関するには33,000円の税金を払わなくてはならないというのです。
「えーっ、捨てようと思ってたものを、11,300円の郵送料をかけて送って、さらに33,000円! あの古着に44,300円の価値ないよ!」
結局、娘は送料を古着と送料を捨てる決意をし、荷物を受け取りに行きませんでした。
数週間後にまた税関から連絡があり、「取りに来ないなら、没収して、品物はオークションで換金することになる」とのこと。
情報通に聞くと、税関職員がオークションにかけ、すかさず仲間たちがせり落とし、売り上げも品物も、税関職員のお小遣いになるんだとか。
今回、私が送ったのは、地球の歩き方、指さし会話帳、娘に頼まれたTOEIC攻略本、サランラップ、日本製のキッチンタオル、それにお茶漬けのもと。しめて1万円にもなりませんでしたが、段ボールひと箱なので、郵送料は5千円以上。
でも、今回は税関に引っかかることもなく、無事に娘の手に届きました。
三女の彼氏(ダニエル)とお母さんは、イラストとタガログ語と日本語が併記されている『指さし会話帳』を手に取って、とても興味深そうに見ていました。
「この本いいわね。私も日本語を勉強しようかしら?」
というので、この本を置いていくことにしました。
「しまった、渡し忘れた!」
帰国後、トランクの中に、この本がありました。
さっそく娘に連絡しました。
「本、郵便で送るよ。どうせだから、ついでに送ってほしいものある?」
「ありがとう。でも、送るときは気を付けてね。中身が高いと思われると、税金がかかるから」
実は娘はEMS(郵便局の国際郵便)で苦い思い出があるのです。
二度目のフィリピン留学の直前、自分の服の断捨離をしていて、もう着ない服を「捨てるのはもったいない。ダニエルの妹たちが着るかもしれない」と思って、段ボール1箱の古着を送ったのですね。
送るとき、インボイスを書かなくてはならず、そこに荷物の価値を金額で書き込む欄があったそうです。
「古着だから、無価値に近いんだけど…」
「紛失した時に、補償してくれるうじゃない? 高く書いておけば?」
「20着以上入ってるし、買ったときの値段なら、10万円超えるよ」
それで、金額を10万円と書いたのが、あとで後悔することに。
フィリピンの税関で止められてしまったのですね。そして、通関するには33,000円の税金を払わなくてはならないというのです。
「えーっ、捨てようと思ってたものを、11,300円の郵送料をかけて送って、さらに33,000円! あの古着に44,300円の価値ないよ!」
結局、娘は送料を古着と送料を捨てる決意をし、荷物を受け取りに行きませんでした。
数週間後にまた税関から連絡があり、「取りに来ないなら、没収して、品物はオークションで換金することになる」とのこと。
情報通に聞くと、税関職員がオークションにかけ、すかさず仲間たちがせり落とし、売り上げも品物も、税関職員のお小遣いになるんだとか。
今回、私が送ったのは、地球の歩き方、指さし会話帳、娘に頼まれたTOEIC攻略本、サランラップ、日本製のキッチンタオル、それにお茶漬けのもと。しめて1万円にもなりませんでしたが、段ボールひと箱なので、郵送料は5千円以上。
でも、今回は税関に引っかかることもなく、無事に娘の手に届きました。
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