goo

理想郷・アトランティス







時間とともに刻々と変わる光と色が美しい。

ベルギーの友人家族がこれからキクラデス諸島・サントリーニに行くそうで、上写真の場所への行き方を聞かれた。多少分かりにくい場所にあるのだ。

有名な観光地イアで日光浴するだけでなく、イアの反対側、南端にあるミノア時代の遺跡、Akrotiriも熱烈におすすめした。
島の中央部には観光客も少なく、葡萄畑や美しい教会や礼拝堂がたくさんあり、ヴェネツィア共和国時代の城壁も残っている。

ああ行きたいなあ! 


サントリーニには青銅器時代、紀元前3000年頃の文明が見られ、紀元前2000年頃ミノア文明で興隆した。

その文明は、のちのギリシャ時代になって理想郷・アトランティス伝説に大きな影響を与えることになる。
今の島の形、ドーナツが半分になったような地形は、紀元前17世紀の海底爆発によるものである。この爆発がアトランティスの沈没と考えられたかも...

ヘラクレスの柱の向こうにある理想郷...大ロマン。
ギリシャ時代にすでにロマンだったなんて!

しかも紀元前から美しい島と呼ばれていたということは、この白と青のとてつもなく環境に映える建物(まさしく用の美)がなかったとしても美しい、ということだ。当たり前だが。





今年は英国からの人気の旅行先は、まずギリシャ、ついでスペインだったが、スペインが再びロックダウンになってしまった。
これからますますギリシャを目指す観光客は増えるかもしれない。

ちなみにスペインから英国への帰国者は、14日間の自己隔離が必要になり、当然ヴァカンス帰りでは仕事に復帰できず、その場合は14日間の失業保険を申請するよう政府から指示が出ている。





一番下のこの写真はわたしの大のお気に入りでスクリーンセイバーにもずっと使っている。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« ブルージュで... 線香花火 »