日本・ベルギー・英国 喫茶モエ営業中
Brugge Style
金曜日のパン
英国隔離生活も14週目...
明日からはイングランドのパブやレストランの営業か許可され、また土曜日であるため、ロンドンはもちろん各地で特に飲み屋の大混雑が起きるのではないかと懸念されている。
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夫の好物のクリームパンを焼いた。
彼は日本に滞在すると、あちこちのパン屋でクリームパンを買っては試し、夜中コンビニに歩いて行ってはまだ食べていない種類を物色するというカスタードクリーム好きなのである。
生地は水分が多く(たぶんわたしが牛乳の分量を間違えた)、にわかベイカーには扱いが難しかったが、ふんわりきめ細かい。
生地の切り込みが甘く、グローブの形にはならなかったが、これはこれでかわいらしいパンが焼けた。
クリームパンがあのグローブの形なのは、空気を抜くことによりクリームと生地の間にできる空洞を小さくするためなんですってね。先ほど知った。
午後早くにこのパンをこね、夕方はミンチカツ生地をこねたので親指がつって、一晩中痛んだ。張り切り過ぎ。何かひとつ始めると連続して同じ系統のものに凝り、すぐ飽きてなかなか戻ってこないのはB型あるあるかしら...
わたしは学生のころ、中東へ遊学していた(どこかの都知事のようですね...)。
ユダヤ教では土曜日が安息日(金曜の日没とともに始まる)で、その準備で金曜日は常に忙しいのだった。日没とともに社会活動がストップするし...
安息日に食べるパンは特別なパンで、安息日に労働は禁止されているため、金曜日に準備しておかねばならなかった。その特別なパンは「菓子」と訳される。もちろんクリームパンじゃないですけどね!!
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