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Brugge Style
イングランド ロックダウン2回目
イングランドでは昨日11月5日から2回目のロックダウンに突入した。
今月も予定していた3つの旅行や会食の予定は全部キャンセルになったため、せめて最後の晩餐をと、しかし混雑が予想されるロンドンは避けて、4日の晩はイースト・サセックス州のエステイト(邸宅に付属した大庭園)の中にある邸宅レストランへ行った。
食材のほとんどすべてを庭園内で調達しているそうで、そこに惹かれて。
卵や野菜はもちろん、キノコやナッツや栗や蜂蜜、クリーム、鹿肉からキジまで...
一品一品が非常に凝っており、少量ずつ、多くの種類が出てくるのは好きなタイプ(一説によると懐石料理を参考にしているそう。流行といえば流行りか)なのだが、例えばロンドンのあちらやこちらに比較して洗練度が足りない。
料理の説明も大変詳しくしてくれた上、一品ごとに説明カードまでついているにもかかわらず、何を食べているのかよくわからないという感じの料理の連続で、最後にはもう疲れてしまった...
やっぱり最後の晩餐はロンドンへ行けばよかった。
明けて5日は、前からチケットを取っていたリッチモンドのキュー・ガーデンズへ。
キュー・ガーデンズ、世界遺産になったんですね(2003年)。前回訪れたのはそれ以前だ...
ガラス張りの美しい大温室や、パレスなどは休館に入ったが、公園内は通常通り訪問できるとのこと、とにかく広い(東京ドーム23個分と聞いた)ので、閑散としている。
深い霧に包まれながら3時間ほど散策。午後1時ごろには霧が晴れ、素晴らしい青空が広がった。
カフェやレストランは営業していないため、ポットの紅茶とビスケットなどを持参した。
餌をねだりにカモメが寄ってきた。
森閑とした庭園の、うすいグレーの空を飛ぶカモメ...冬の始まりだ。
そんな感じで2回目のロックダウンが始まった。
1回目のロックダウン時はケーキとパンを作ることに励んでしまい、よくない結果(笑)を産んだのだったが、今回はどう過ごそうかな...
今のところはアメリカ大統領選を観戦するために寝不足が続いている。
リチャード・ホーフスタッター著、『アメリカの反知性主義』ANTI-INTELLECTUALISM IN AMERICAN LIFEおすすめです。
天気が許す限り、ハイキングに励みたい。
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