コトバヲツグムモノ

「口を噤む」のか「言葉を紡ぐ」のか…さてどちらの転がっていくのか、リスタートしてみましょう。

親子コミュニケーションのちょっとした心がけ 10

2008-05-23 01:12:20 | 親子コミュニケーション

はやいもので、この「親子コミュニケーションのちょっとした心がけ」も10回目となりました。

きっちりまとめて、順番に書いていけばいいんでしょうが、それよりもブログの気軽さを利用して思いついたことから書き並べています。

そうすると、今度は「このことはもう書いた?」と…

ということで、ここで一度まとめてみますね。

今までの心がけは、大きく3つのことに分かれると思います。

一.こちらの態度
 1-同じ目線で
 2-ありがとう と言う事
 3-きれいなものを、声に出してきれいと感じる
 5-子どもを呼ぶ時、名前で呼ぶ

二.話し方・伝え方
 6-教えるなら、自分達がそのことを示してあげる
 7-「こうして欲しい」という自分からのメッセージで伝える
 8-「伝わりました」という確認が取れてはじめて「伝える」という目的が達成できる

三.聞き方
 9-「うなづき」と「オウム返し」


私自身、こうしてまとめてみてだんだん難しくなってきてると思いますね。
態度というのは外に現れるので難しいとも思いますが、やはり伝え方・聞き方というのは、中途半端に出来たり、誤魔化してしまったりできるだけに、しっかり伝える、しっかり聞くというのは難しいと思います。
伝わってると錯覚したり、聞いてると錯覚したりしてませんか?

じつは、この伝え方・聞き方というのは、こうして書いて伝えるのも難しいんです。
私自身、カウンセリングの研修会に参加するまでは出来ていると思っていたんですが、この二つのことを意識して実践することで、いかに出来ていなかったがハッキリしました。
そう、意識して実践することでわかるんですね。

まぁブログではそこまで出来ませんが、次回からもう少し伝え方・聞き方について、できるだけ言葉にしていってみたいと思います。

また、ここでもう一度念のため。
こうして心がけを書いていますが、出来ていないことを責めることではなく、まずは出来ているかどうかの確認をすること。
決して自分を責めないでください。
それから、すぐに効果があるというものでもありません。
親子っていうのは、親が「育てる」んではなくて、お互いに「育ちあう」ということです。
強制して「型にはめる」のなら簡単ですが(当然、後でひずみは出てきます)お互い育ちあうのには時間が必要です。

 

親子コミュニケーション 0 「序章」
親子コミュニケーション 1 「同じ目線」
親子コミュニケーション 2 「ありがとう」
親子コミュニケーション 3 「きれい」
親子コミュニケーション 4 「しつけ 暴力 虐待」
親子コミュニケーション 5 「呼び方」
親子コミュニケーション 6 「見本を示す」
親子コミュニケーション 7 「私メッセージ」
親子コミュニケーション 8 「伝える」
親子コミュニケーション 9 「うなづき と オウム返し」