ここでも何度かお知らせした、今月後半にある真宗カウンセリングワークショップ(定員で締め切り済)だが、先日電話で参加を受けさせていただいた方から参加動機を記したメールをいただいた。
二人の方の言葉があったのだが、お一人は
「自分の思いばかりを押し付ける傾向を感じているので、じっくりと話を聞けるようになりたい」
もうお一人は
「自分の思いを伝えきれずに、思いに蓋をしてしまうことが多い」
と。
これって、どちらも自分に思い当たる節があります。
そういえば、私も最初の一歩は、「今の自分はこうなんだ」と自分を見つめる事から始まった気がします。
「あぁ、思いを押し付けて、相手の話を聞いていない」
「あぁ、聞こうと意識しすぎて、自分の思いを殺してしまう」
などといったりきたり。
でも、それまではその瞬間瞬間の自分の様子などほったらかしに「小手先のテクニック」に走っていたものを、「今はこういう自分なんだ」と振り返ることができるようになってきました。
これはミニカンで「振り返り」の時間を持って、自分を見つめる訓練をさせてもらってからですね。
同時に、仏教的な内省も、それまでの頭の理解や、物真似の状態から、少しずつでも本当の内省になってきたような気がします。
1泊2日という時間を通して、できればゆっくりと、そこに居る皆さんと一緒に自分というものを味わってみたいなと、楽しみが膨らんできています。