先日、小学校の授業参観に行ってきました。
2年生の息子の授業を先に見に行ったのですが、国語の授業なのか各自が調べたことを班ごとに発表するということをしてました。
全部で8つある班を2つづつ向いあわせに座らせます。
4つの島ができますね。
それぞれで、一人づつ順番に発表していきます。
一人の発表が終われば、相手の班に質問があるか確認し、質疑が終われば次の人に移っていくと言うことのようです。
まだ小学校の低学年ですから、必ずしも理路整然と進んではいきません。
しかし、発表者はしっかりと発表し、聞き手はしっかりと耳を傾ける。
質問者は手を上げ、発表者に指名されてから話し始める。
しっかりとルール付けされていましたし、それを守っていました。
黒板には
「聞く人は相手の目を見て聞く」
「わかったときはうなづいて聞く」
などと、15項目くらい注意書きが貼ってありました。
(全部ひかえるか写真撮っとけばよかったですね)
コミュニケーションの大事な部分を、しっかりと教えてくれているんですね。
特に聞き手にとって、「最後まで聞いてから、発言する」ってことはとても重要なことでありながら、普段私たちができていないことですよね。
ついつい話し終わる前に、こちらの興味の部分を挟み込んでしまう。
発言者の権利を横取りしてしまうんですね。
で、ふと考えたんですが、私の子どものころ、こういう風に教えてもらってたんでしょうかね?
もし教えてもらっていても、すっかり忘れてしまっていますし、私はカウンセリングを学びだしたからその重要性がわかるようになっているだけで、そうでなければこういう教え方をしていることに興味を持たなかったでしょうね。
発言者を尊重して、ひたすら聞く
”うなづき”や”つぶやき”で、同調する
発言が終わってから、こちらの思ったことを伝える
まさしくミニカウンセリングで実践していることですね。
参観した親御さんたちが、どう感じたか、ぜひ聞いてみたいですし、こういうことを意識することの大事さを一緒に学んでいきたいですね。
親子コミュニケーション 26 「葛藤」ということ」
親子コミュニケーション 25 「成長を信じる関係」
親子コミュニケーション 24 「Keep On Smilin' 笑おうや」
親子コミュニケーション 23 「子どもの話したいこと」
親子コミュニケーション 22 「聞いてもらえる体制作り」
親子コミュニケーション 21 「私メッセージ」
親子コミュニケーション 20 「11~19のまとめ」
親子コミュニケーション 10 「1~9のまとめ」