
本日は近所の高校の学園祭に行った。
ひょっとしたら、子どもが通うこととなるかもしれぬ高校。内情を視察しておくのもよかろう。
大学入学状況が書いてあるグラフが貼ってあって、詳細を見ると、東大、一橋、東工大はゼロ、慶応は浪人生が1名合格という結果であった。長男が行きたがっている武蔵野美術大学には合格者が複数いる。それで十分であろう。
驚いたことがひとつある。高校ということで、廊下に偏差値ランキングの表が掲載されていたのであるが、我が母校は経済・経営系の国公立大学で偏差値73、全国上位5大学のひとつとしてランキングされていた!予備校によって、偏差値や順位は変化するのであるが、私の入学当時はそんなに上位の大学ではなかったので、後輩たちの頑張りに頭が下がる思いである。ただし、このランキング表、東大より一橋のほうが偏差値が高かった・・・
ただ、間違ってはいけないことは偏差値で大学を選ぶのではなく、やりたいことで選ぶほうが幸せであるという点。更に言えば、不幸にして志望外の大学や学部に行ったとしても、卒業後にいくらでもやり直せることも挙げておきたい。
社会がわかっていない学生のときには、有名大学に行った方がよいと思いがちである。しかし、今の世の中、大学の名前だけで渡っていけるほど甘くない。それに、大学院進学率も高くなってきており、最終学歴が大学院というのも一般的になりつつある。以前も書いたが、大久保幸夫/キャリアデザイン入門ⅡP.99には学部卒の学歴は自己のキャリアの紹介として書かないことが多いそうだ。そう考えると、大学の偏差値をどうこう言ってもあまりたいしたことでない気になるだろう。
いくらでもやり直しがきくし、また、一度取った学校歴が一生有効な世界でもない。されど、学生生活の中で精一杯頑張った学生は、どこの大学だったとしても、それなりに魅力ある存在となっている。また、成長しつづけ、夢を持ち続けていけば、それなりのチャンスはめぐってくるはずである。
さて、話は学園祭に戻って。家内と次男と3人で行ったのであるが、お化け屋敷に入った!3つお化け屋敷が催されていたのであるが、そのうち2つをクリアした。高校生にしては、手の込んだお化け屋敷。思わず、「ギャーギャー」叫んでいた。
来年は中2となる長男も連れて、学園祭に行ってみたいものである。
※その前に、武蔵美の学園祭があるから行ってみよう!