生涯学習の部屋

資格取得数238。6つの修士と18の学士と2つの短期大学士。MBAサラリーマンの生きがい発見生涯学習奮闘記。

わずか6年間の出来事。

2010年03月14日 06時42分38秒 | ちょっと立ち止まって・・・
本日は晴れているが、雲に隠れて富士山は見えない。

喉が痛いが、熱めのコーヒーで消毒しておけば直るのではないかと思っている。

さて、昨日、2年間在籍させていただいた明星大学より、博士前期課程修了の通知をいただいた。これから、本学を志願される方に向け、付属書類を含めて全て画像でご紹介させていただいた。

こういう時期だからできるのだろうが、振り返ってみると、真剣に学習に取り組み始めたのはここ6年間のことである。無論、その前から産能の通信教育他受講して学習していたのだが、民間通信教育の受講履歴は公的には残されていないし、「修了証」もどこかにいってしまい証明することは困難である。しかも、民間通信教育の履歴を評価する社会的合意も形成されていない。

ただ、それぞれの通信教育に関連した資格が残されているくらいである。それこそ、1日に3つも掛け持ちで資格試験を受験した時代。それが、6年前から独学ではなく、大学という教育機関で学習しようと思い至った。

そもそも、民間通信教育の大半が産能のビジネス・キャリア関連の通信講座で50ぐらいは受講したと思う。それなら、大学通教の方が安上がりだという思いと、20歳のころ、産能短大の科目履修生だったときの経験から深層心理として産能大学を卒業したいという気持ちがあった。

ここでも何度か書いたと思うが、20歳のときに、既に私は「通学制の大学生」と「通信制の産業能率短期大学の科目履修生」を並行してやっていたのだ。そういう意味では、現役産業能率大学生の中ではかなり古参の産能生だといえる。当時も科目履修生、今も科目履修生だが、短大、大学、大学院、民間通教と屈指の産能ヘビーユーザーといえよう。

まあ、そんなこんながあったが、産能大学の学生として通信教育を始めたのが2004年の4月から。その後取得した学位は以下の通りとなっている。

・修士(経営情報学) 産業能率大学
・修士(教育学)    明星大学
・学士(経営情報学) 産能大学
・学士(文学)      大学評価・学位授与機構
・学士(経営学)    大学評価・学位授与機構
・学士(教育学)    大学評価・学位授与機構
・学士(商学)      大学評価・学位授与機構
・学士(社会科学)   大学評価・学位授与機構
・学士(社会学)    大学評価・学位授与機構
・学士(学芸)      大学評価・学位授与機構
・学士(教養)      大学評価・学位授与機構

振り返ると、6年間で2修士9学士という結果が残されていた。

私は平凡なサラリーマンであり、高級官僚のような明晰な頭脳もなければ、勉強一筋でその他のことは眼中になしってわけでもない。仕事も人並み以上にやっているつもりだし、飲み会に誘われれば極力参加している(すぐ体調が悪くなるのが欠点だが)。マージャンも誘われればやるし、ほぼ毎週、車を走らせてもいる。それにも増して、このブログに投下している時間の膨大なこと!この分、勉強にまわせば・・・と思うことは何度もあった。
また、睡眠が大好きなので、平日は5~6時間だが、休日はチャンスがある限り、横になって昼寝をしている。

で、最終的に何がいいたいかというと、私もはじめる前は、通信制大学を3年次編入で2年で卒業できるか不安であったが、やってみると、意外と、1年で単位がそろい余裕で卒業できたし、産能大学院も仕事と両立できるかと心配だったがなんとかなった。明星大学院も、7割以上が教員の方だとビクビクしていたが、逆に「銀行員として、教職以外の方の見解を・・・」と多くの先生方にかわいがっていただいた。

機構の学位も、自分の専門外のことが書けるのか・・・と心配だったが、ひとつの書き方のパターンが構成された後は、それにしたがって書けばいいのだと認識した。

「問題点を認識した経緯(はじめに)」⇒「問題点についての現状調査」⇒「問題点の整理」⇒「問題点の解決策(自分の意見で述べる)」⇒「おわりに」といった感じの一連の流れ。

少なくとも、私の場合、このパターンでやってきた。各分野に関連する学問について、「問題点、問題点・・・」と問題点探しをやる。すぐに見つかるものもあれば、1年以上前から温め続けることもある。キーワード単位と見比べて、なんとかなりそうならOK。逆に、キーワード科目がなければ、それを放送大学等で見つけ出し、半年前から履修し、試験に備える。

インパクトのあるレポートや、論文試験で採点者を納得させるために、何をなすべきかと考えれば、自ずと道は決まってくる。

長くなったが、結局、多くの人がイメージ先行で「通信制大学は卒業が難しい」とか「夜間大学院は通えない」とか「分野の違う大学院はムリ」とか「機構の学位はレポートが書けない」とか思い込んでいるのだ。

確かに、慶應義塾大学とか中央大学とか法政大学とか・・・(このままでいくと、全ての大学が上がってしまいそうだが)いやいや、歴史の古い大学通教の中には、レポートが記述で何千字で、試験も何十回受けても不合格ってのもあるのは事実。しかし、卒業率数%の通信制大学が全てじゃない。厳しい学習を求める人は、そういう選択もありがだが、放送大学とか、卒業率50%の日本福祉大学とかもある。好きな分野の学習をするのに、「××という科目の単位修得試験に合格するのは奇跡!」なんて噂が立つのは、私には許せない。

多くの通信制大学で、学生を落とす単位修得試験のスタイルをとっているが、大学として教育するつもりなら、学生が合格できるよう指導するのが責務であるはずである。いたずらに難易度を高くして、「合格できないのはお前の不勉強のせいだ!」というのは、異常なまでに違和感を覚える、っていうか無性に腹が立つ!通学制でも、100人試験を受けて、95人不可にしているのならともかく、通学制でそんなことができるのか?通信制だから厳しくっていうのは不条理である。

・・・自分の勝手な信念により、不覚にも精神的に高ぶってきてしまった。申し訳ございません。以後注意いたします。

で、再度、もとにもどすと、やってみれば、意外と、思ったほど、大変じゃないのです。少数の厳しい先生や、厳しい学校の噂が尾ひれをつけて、都市伝説を生んでいるに過ぎません。それが証拠に、このブログに集まる人の多くが大学や大学院を卒業・修了し、あるいは機構の学位を複数取得されています。

無論、瞬間風速的に、仕事やその他のやらなければならないことが重なって、非常にタイトになることはあっても、「小平市のフラ夫さん(42歳)が、勉強のし過ぎで意識不明の重態」ってとこまで行かないわけです。

そもそも、社会人大学院は社会人向けであり、仕事で参加できないことも想定済の下、運営が行われています。夜間大学院では休みすぎはまずいけど、1回、2回の欠席で不可となることはありません。

むしろ、生涯学習の妨げは「忙しいから」「お金がかかるから」「分野が違うから」「遠いから」等々の、自分へのエクスキューズというか、言い訳です。深層心理の中に、学校に行きたいと言う気持ちがあれば、それを開放してやればいいにもかかわらず、言い訳をして強引に納得させてしまう。思ったことができないのは、ストレスの種となっているのに、それを心の奥底にしまいこむ。

実際、心の赴くまままにやってみたら、意外と簡単にできるのに・・・というより、そもそも、自分のやりたいことだったし、人間って、案外、無理が利くようにできている。

「やれば意外と簡単」って言葉を最後に、筆をおかせていただきます。(3000字超えたよ!そんな時間があるなら、修論発表の準備しろよ!)
コメント (9)
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