生涯学習の部屋

資格取得数241。6つの修士と18の学士と2つの短期大学士。MBAサラリーマンの生きがい発見生涯学習奮闘記。

席を譲る難しさ・・・

2011年09月10日 05時01分28秒 | その他
我が愛すべき中央線。

国分寺から新宿まで早い電車だと20分!国分寺から新宿までノンストップなのだ。込み合う車内と長時間の密室状態で、倒れる人が続出している。顔面蒼白の人、思わずうずくまる人・・・で、中央線、「急病人が出た関係で電車時間調整を行いま~す!」というアナウンスがよく入る。

今となっては、そんな恐ろしい早朝の「中央特快」に乗り込むことは止めている。自分の体調と健康に自身がないためである。

さて、昨日の帰りの中央線では、三鷹で子どもを抱っこしたご夫婦に席を譲った。お母さんと子どもが座るのかな・・・と思ったら、だんなさんと子どもが座った。ちょっと意外でした。

子どもに「ありがとうって言おうね~」と無理やり指示するお父さん・・・子どもはまだ2歳ぐらいだから、訳もわからず、見知らぬサラリーマンオヤジに「引きつった笑い」を送るしかなかったようです。

その「引きつった笑い」に対し、43歳のサラリーマンオヤジも「引きつった笑顔」を返すしかありませんでした・・・

このように席を譲ることが、子どもが成長していく上で、大きなトラウマになるやもしれません。席を譲るのは難しい。特に女性!「妙齢の女性」と「おなかの出っ張りが微妙な女性」は、本当に難しい。

そんなことで悩むなら、席に座らなければいいじゃん!って言われそうなのですが、妊婦さんへのインタビューでは「席を譲ってくれる人は皆無」と聞いているので、できれば、私が席をお預かりしておいて、必要な方にお譲りしたい。

産休に入る前の女性の方々に聞いてみたのですが、本当に譲ってくれないそうです。露骨に新聞・雑誌に集中する人、寝たふりをする人等々。

「せっかく手に入れた座席。ましてや、自分も疲れているのに、途中から乗ってきた人に譲れるか!」という気持ちなのでしょう。

その気持ち、分からぬでもない。確かに、死ぬほど疲れている日もあるし、自分が体調の悪いときもあるだろう。それなら仕方がないか?

ただ、私は、乗り込んできた妊婦が自分の奥さんだったら、あるいは、乗り込んできたお年よりが自分のお母さんだったら・・・その時、自分はどうするかという気持ちで判断しています。

だから、絶対に席を譲る。


さてさて、たかだか電車の座席・・・つまらぬことで記事をしたためてしまいましたね。スイマセン。
コメント (2)
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資格取得による機構の単位積上げ問題

2011年09月10日 02時33分21秒 | 大学評価・学位授与機構
私は平凡なサラリーマン。

日々、銀行員としての生活を送っている。ただ、ちょっと、普通のサラリーマンと違うのは、生涯学習を研究対象としてとらえており、その実践のため、資格や学位をたくさん持っていることぐらいである。

資格をたくさん持っていても、それを活用するわけでもなく、学位を複数持っていても、それで転職するわけでもない。研究する過程で、取得しただけに過ぎない。資格取得当初は、「研究」といった、大それた目的意識はなかった。ただ、社畜として朽ちていく人生、あるいは、歯車として過ぎていく時間を儚み、自分のために能力開発を行いたいと思っただけである。

弁護士、公認会計士といった「超重量級」の資格ではなく、お手軽に取れる「軽量級」の資格を集めだす。当時は、「資格を取るんだったら独立できる大型資格を取れ!」とアドバイスしてくださる方もいたが、今となっては、手の届く資格をたくさん取得できてよかったと思っている。取れない大型資格より、取れる小型資格。たまに、「最終的には取得できなかったが××の資格を取ろうとした勉強はムダではなかった」と資格について書く人もいるが、こんな戯言はマユツバである。取得できなかった資格を語るのは見苦しい。取得できない限り、その資格の効力は手に入れることはできないし、学習したことを第三者に証明することは不可能なのである。それが成果主義の時代の考え方である。

前にも書いたが、履歴書の資格欄に「××資格取得のために学習中」と記載するのはリスクを伴う。何でも書くべしと指導するキャリアコンサルタントもいるが、私は絶対にお勧めしない。資格は取得していない限り資格として成立しない。その成立していない努力を「みなし」で書くことを、人事の方はどう思うだろうか。

例えば、職歴欄に、採用されていないにもかかわらず「T自動車に職務経歴書送付中」とか「I堂と二次面接まで実施済」とか記載するだろうか?履歴書はあくまで履歴であり、その歴然とした成果を書くものである。中途で終わったことを書くことのリスクは心得ておくべきだろう。

小型資格なら1ヶ月真剣に学習すれば誰でも取得できる。そんな小さな努力もせずに、「××資格取得のために学習中」とはぐらかす求職者を採用担当はどう思うだろう。そう考えると、怖くて未取得の資格を記載することはできないと思うのだが・・・


さて、相変わらず、前フリが長い・・・

私は「資格」と「機構」ともに精通している数少ない人間の一人である。というか、そもそも、「機構」の学位を9つも取得する酔狂な人間は稀有な存在であろう。数が少なくて当然である。

その「資格」について、「看護士」の資格で認定された単位が機構の積上げ単位として認められないという情報が明らかになった。このタブーともいえる情報を「松本さん」が公開している。がんばって資格を取得して大学で単位として認められたにもかかわらず、機構では却下される。本当に資格取得者の方々は無念としかいいようがない。

私も、産能大学で「TOEIC」により「英語Ⅰ」を認定してもらっている。わずか2単位なので、今まで機構の学位取得のために使ったことはない。

というか・・・

10回も申請していると、自ずとわかることなのだが・・・この「認定単位」を「単位修得状況等申告書」の「内訳表」に記載しようとすると、「記載不可能」を悟ってしまうのである。

そう、大学で認定された単位は、単位修得状況申告書では記載できない仕組みになっているのである。すべての単位について、内訳表で「授業の方法」を記入しなければならない。その種類は「講義」「演習」「実験」「実習」「実技」「その他」の6区分しかない。当然「その他」しか選択の余地が無いのだが、「その他」の例示としては「卒業論文」「卒業研究」「卒業制作」等とされており、認定単位が入り込む余地は想定されていないのだ。

だから、最初の学士(文学)を申請する時から「認定単位は使えない」と、うすうす感じていた。しかし、大学評価・学位授与機構の六車先生の論文や松本さんの調査結果から、「認定単位も使える」と知り、逆に、混乱した記憶がある。

それが、2009年9月22日の「ジレンマ・・・」という記事である。この記事は、私のブログでもベスト10に入るであろう力作だったので、書いたときの苦悩が思いだされる。「Kさん」や「haseyさん」といった機構のマルチディグリー取得者の方々からも「熱い書き込み」をいただき、「みんな同じ思いをしているのだな~」と実感した。まさに同志!

特に、haseyさんの「単位の錬金術」という書き込みは、私の思いを一言で表す至言。そう、単位認定は、ルールを明確にしておかないと、一つの資格で、複数の大学から何単位も認定される怖れのある劇薬なのだ。全く追加の学習をしていないのに、入学しさえすれば、ドンドン単位が増える!

それにしても・・・当時、私が書いたコメントも、今回の問題を予言するものでした。しかし、一般の大学でさえ、集計した1/3が何らかの形で資格を単位認定しているのだから、機構も、学位を授与する中で、「資格」を救済してもらえないだろうか。

お願いします。
コメント (11)
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