武蔵野大学大学院通信教育部のHPに修了生の人数がアップされていた。
23年度の修了生は50名とのこと。22年度の修了生30名を合わせて、累計80名ということとなる。まだ、100名を突破していない状況が把握できた。
第1期合格者99名、第2期合格者94名の合計193名が対象となるはずである。(入学辞退者がいないと想定)
193名のうち、80名しか修了できない狭き門である。とはいえ、やっと4割強の修了率となった。一時は、第1期合格者99名中30名しか修了できない、修了率3割しかない大学院だったのだから。
とはいえ、やはり、他の通信制大学院と比較すると、修了しにくい大学院ということができるだろう。改善する方法はいくらでもある。4割の修了率を6割(一般的な修了率?)にするのはそれほど難しいことではない。他の大学院と同じ方法にすればいいだけである。
1.レポート提出方法の変更(せめて課題の違う第1レポートと第3レポートは同時に提出可とする)
2.入学時ガイダンスの開催(レポートの過酷さを認知させ、提出スケジュールの重要性を徹底する)
3.レポート提出を促進するメールや機関紙を「毎月」発行する
4.1年次履修科目の増加(もしくは修了に必要な単位を40⇒30に変更)1年次・2年次ともに20単位はバランスがとれていない。他大学院なら、1年次に単位をたくさん取得し、2年次の大部分は修論に特化する。
この4つを実施するだけで2割は修了率がアップするはずである。今の本学の仕組みだと、忙しい人は、その忙しさ故に、ついつい、レポート提出を後回しにしてしまう。そして、気づいたときにはタイムアップの状態なのである。
本来、大学院で留年するのは、修士論文が書けないからであり、単位が取れないという理由は、通学制で仕事による多重欠席でもない限り、留年の上位には上がってこないはずなのである。
そして、本学は、院生最大のネックとも言える「修士論文」がなく、「特定課題研究演習」が、その代替としてあるだけなのである。新規性が求められない分、修士論文より書きやすい最終成果物となっている。しかも、(ほぼ)全員合格しているのである。なんせ、字数も2万字~4万字ですから。
3つ目の大学院だったので、本学の厳しさというか、修了できない理由がすぐにわかった。そう、レポートなのである。特定課題研究演習=修士論文相当の科目ですら2万字~4万字なのに、すべてレポートで残り36単位(ミニマム)を取得しようとすると、合計10万字以上書かなければならない。しかも、一気に書き上げるのではなく・・・
第一レポート提出
⇒第一レポート合格
⇒第二レポート提出
⇒第二レポート合格
⇒第三レポート提出
⇒第三レポート合格
⇒第四レポート提出
⇒第四レポート合格
⇒単位申請レポート提出
⇒単位認定
上記の通り、順番にこなしていかなければならない。
レポートを提出しても、すぐには返却されない。概ね19日~29日の添削期間が設定されている。(採点が遅れる先生も稀にいるが・・・)また、レポートが不合格となるケースもある。加えて、2回不合格となると、その科目は単位認定されず、終了となる・・・
保険のつもりで単位を多めに履修すると、その分、レポートが重くのしかかる。1科目増やすと、約1万字強書き物が増えるし、その分、10~20冊程度、読む専門書が増えることとなる・・・
無論、この厳しさが、己の力となるのだが、その厳しさと重圧に耐えるのは、3つ目の大学院であった私ですら、何度も、心が折れそうになったくらいハードなのである。
とはいえ、そんな厳しさを乗り越える猛者も何十人もいるのだから、ムリではない。ただ、厳しいだけのことである。自律心を試されているといってもいいのかもしれない。
今、この瞬間、生かされていることを感謝し、そのご恩に報いようと思うのなら、この厳しさを乗り越えることも易いことであろう。2年で修了できなくてもいいや・・・と思っていると、ズルズルと修了が先送りされていく。そして、その分、着実に、我々は死に向かって歩んでいる。なんせ、人生、デスマーチ(死の行軍)なのだから。
ゆえに、できうるのなら、2年という最短の期間で修了して欲しい。そして、学び切れなかったと思うのなら、また、別のフィールでで学びを継続して欲しいと願っている。
23年度の修了生は50名とのこと。22年度の修了生30名を合わせて、累計80名ということとなる。まだ、100名を突破していない状況が把握できた。
第1期合格者99名、第2期合格者94名の合計193名が対象となるはずである。(入学辞退者がいないと想定)
193名のうち、80名しか修了できない狭き門である。とはいえ、やっと4割強の修了率となった。一時は、第1期合格者99名中30名しか修了できない、修了率3割しかない大学院だったのだから。
とはいえ、やはり、他の通信制大学院と比較すると、修了しにくい大学院ということができるだろう。改善する方法はいくらでもある。4割の修了率を6割(一般的な修了率?)にするのはそれほど難しいことではない。他の大学院と同じ方法にすればいいだけである。
1.レポート提出方法の変更(せめて課題の違う第1レポートと第3レポートは同時に提出可とする)
2.入学時ガイダンスの開催(レポートの過酷さを認知させ、提出スケジュールの重要性を徹底する)
3.レポート提出を促進するメールや機関紙を「毎月」発行する
4.1年次履修科目の増加(もしくは修了に必要な単位を40⇒30に変更)1年次・2年次ともに20単位はバランスがとれていない。他大学院なら、1年次に単位をたくさん取得し、2年次の大部分は修論に特化する。
この4つを実施するだけで2割は修了率がアップするはずである。今の本学の仕組みだと、忙しい人は、その忙しさ故に、ついつい、レポート提出を後回しにしてしまう。そして、気づいたときにはタイムアップの状態なのである。
本来、大学院で留年するのは、修士論文が書けないからであり、単位が取れないという理由は、通学制で仕事による多重欠席でもない限り、留年の上位には上がってこないはずなのである。
そして、本学は、院生最大のネックとも言える「修士論文」がなく、「特定課題研究演習」が、その代替としてあるだけなのである。新規性が求められない分、修士論文より書きやすい最終成果物となっている。しかも、(ほぼ)全員合格しているのである。なんせ、字数も2万字~4万字ですから。
3つ目の大学院だったので、本学の厳しさというか、修了できない理由がすぐにわかった。そう、レポートなのである。特定課題研究演習=修士論文相当の科目ですら2万字~4万字なのに、すべてレポートで残り36単位(ミニマム)を取得しようとすると、合計10万字以上書かなければならない。しかも、一気に書き上げるのではなく・・・
第一レポート提出
⇒第一レポート合格
⇒第二レポート提出
⇒第二レポート合格
⇒第三レポート提出
⇒第三レポート合格
⇒第四レポート提出
⇒第四レポート合格
⇒単位申請レポート提出
⇒単位認定
上記の通り、順番にこなしていかなければならない。
レポートを提出しても、すぐには返却されない。概ね19日~29日の添削期間が設定されている。(採点が遅れる先生も稀にいるが・・・)また、レポートが不合格となるケースもある。加えて、2回不合格となると、その科目は単位認定されず、終了となる・・・
保険のつもりで単位を多めに履修すると、その分、レポートが重くのしかかる。1科目増やすと、約1万字強書き物が増えるし、その分、10~20冊程度、読む専門書が増えることとなる・・・
無論、この厳しさが、己の力となるのだが、その厳しさと重圧に耐えるのは、3つ目の大学院であった私ですら、何度も、心が折れそうになったくらいハードなのである。
とはいえ、そんな厳しさを乗り越える猛者も何十人もいるのだから、ムリではない。ただ、厳しいだけのことである。自律心を試されているといってもいいのかもしれない。
今、この瞬間、生かされていることを感謝し、そのご恩に報いようと思うのなら、この厳しさを乗り越えることも易いことであろう。2年で修了できなくてもいいや・・・と思っていると、ズルズルと修了が先送りされていく。そして、その分、着実に、我々は死に向かって歩んでいる。なんせ、人生、デスマーチ(死の行軍)なのだから。
ゆえに、できうるのなら、2年という最短の期間で修了して欲しい。そして、学び切れなかったと思うのなら、また、別のフィールでで学びを継続して欲しいと願っている。