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平成27年度武蔵野大学大学院通信教育部正科生第1回入試1次選考合格者受験番号一覧が発表されていた!
で、人間学研究科人間学専攻は01570001~01570023まで連番、同研究科仏教学専攻は01580001~01580003まで連番、環境学研究科環境マネジメント専攻は015E0001~015E0004まで連番となっており、それぞれ、01570023、01580003、015E0004が最終番号だったとすると、全員合格となる!
入学定員について、人間学専攻は60名、仏教学専攻は20名、環境マネジメント専攻は10名であり、第1回の募集としては低調といわざるを得ない。
逆に、今年受験される方にとってはチャンスといえる。受験生が少ないため、他者との競争は起こらない。ゆえに、自分との戦いであり、よほどの実力不足でない限り合格できることとなる。まあ、本学はもともと合格しやすい大学院ではあるのだが。
無論、「受験資格を充足していない」とか、「筆記試験で全くかけない、あるいは出題の趣旨を読み取れず頓珍漢な回答を書く」とか、「面接試験でまともな受け答えができない」等、実力不足が顕著な場合は不合格もありえるが、「隣のAさんと比べ劣後している」という理由での不合格がない分、余裕を持って受験することができる。
私自身、5年前に人間学専攻を受験したとき、面接試験は思っていることをそのまま答えればよいものだったが、仏教学専攻の面接はちょっとパニックになってしまった。
「仏教学専攻ということで、皆さんは仏教について強い関心を持っておられると思います。そこで皆さんに質問しますが、仏教学専攻において、どのような仏教について学習しようと思っておられますか?」といった感じの問いかけがあり、面食らってしまったのである。
私は仏教がカウンセリングや心の癒しに繋がると漠然と思っていたのだが、他の受験生の皆さん、仏教の専門用語を並び立てるから、さあ大変!正直、約1年前の私は、仏教については素人同然(笑)。「スッタニパータ」とか「ダンマパダ」とか「大般涅槃経」等々、皆さん、当時の私の知らない用語をつらつらと並びたてるわけで・・・
私は、パニックになりつつも、人間学専攻の際に唯一仏教学専攻の科目として履修していた「浄土教」の内容を思い出しながら、「私は浄土教を学びたいと思っております。無量寿経において、48願のうち、第18の本願について、どうして五逆誹謗正法といった例外規定があるのか。あるいは、本当に、そのものたちは阿弥陀仏の救済はありえないのか。それではどうして父王を殺害した阿闍世が救われたのか、そういうものについて、本学で学んでみたいと思います!」
本当、今思い出しても、仏教に対する無知の自分を恥ずかしく思ってしまう・・・
とはいえ、レポートに追われながらも、多くの文献を紐解き、適切に、先生方に指導いただいたおかげで、飛躍的に仏教については理解が深まった。これからも真摯に学んでいきたいと思っている。