生涯学習の部屋

資格取得数238。6つの修士と18の学士と2つの短期大学士。MBAサラリーマンの生きがい発見生涯学習奮闘記。

機構のレポートを振り返って・・・

2015年08月23日 23時22分28秒 | 大学評価・学位授与機構
そろそろ寝ようかと思っているところだが・・・

「比較文化」のレポートを作成する際、ちょっとした思いつきで、それまで作成しようとしていた「インド仏教」「中国仏教」「日本仏教」における「肉食妻帯」の文化の違いを、日中韓三国の漢字文化の違いを比較するレポートに方針転換した。最終的には、日中のみの文化の違いとなったのだが、少々、内容が「場当たり的」あるいは「興味本位」のものとなってしまった。

今となっては、「もし、このレポート作成に指導教官がいてくれたら・・・」と思ってしまう。いくつかの敗因があるのだが、もし、見るべき人が見てくれていれば、「ちょっと、内容に統一感がないんじゃないの?」と言ってくれたかもしれない。

読み物としては、結構、面白い内容なのだが、逆に、学術的には評価されないものだったかもしれない。しかし、MaxでもA4で17ページしか書くことのできない機構のレポートでは、本当にピンポイントで一つのテーマに絞るか、章ごとに違ったテーマを取り上げざるをえない。今回、どうしても2つ取り上げたかったので、章立てが不自然になってしまったのは否めない。

加えて、「漢字文化」と言いながら、「漢字」なのか「熟語」なのか、あいまいだった点も反省材料である。無論、「漢字の節」と「熟語の節」といった感じで、分類していったつもりだが、説明不足な点も多々あったのだろう。

こういった点を、事前に指導教官が見てチェックしてくれてたなら、もうちょっと、よいレポートが書けたのかもしれない。

その昔、産業能率大学大学院で最終成果物を作成していた際、「経営情報学専攻なのだから、情報に関する内容も入れさせて欲しい」旨、指導教官にお願いしたところ、ダメ出しされてしまい、論文を圧縮したことがあった。その分、スッキリした成果物になったのだが、このように、指導してくださる方の有無は成果物作成に大きく影響するのである。

ただ、一応、修士課程を4回修了している立場からすれば、レポートの構成は若干難ありと言えども、ちまたの大学の卒業論文と比較して、卒業不可レベルではないのでは・・・と思っている。加えて、機構の学位を12授与されている立場からしても、今回のレポートが他のレポートに比べ、致命的に劣っているとは思えない。

このことから、やはり採点される先生の主観、あるいは専門分野により、レポートの合否はある程度左右されるのではないか・・・と感じている。評価からすると、求めるものは結構高いような気がしてならない。なら、やはり、リベンジという選択肢は捨て去る方が良いと判断する。
コメント
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