生涯学習の部屋

資格取得数238。6つの修士と18の学士と2つの短期大学士。MBAサラリーマンの生きがい発見生涯学習奮闘記。

第1回武蔵野大学大学院の合格発表!

2015年12月06日 20時52分16秒 | 武蔵野大学大学院
気が付いたら、いつの間にか、武蔵野大学大学院の第1回合格発表が掲載されていた。

人間学研究科人間学専攻については、受験番号の最後が25番にもかかわらず、合格者数は18人だった。仏教学研究科仏教学専攻は最後が4番にもかかわらず合格者は3人、環境学研究科環境マネジメント専攻は最後が6番で4人合格となっている。

欠番者は不合格なのか、それとも再入学とか特別なものなのか不明であるが、とりあえず、合格された25名の方々については「合格おめでとうございます」とお伝えしたい。少しの間、合格の余韻に浸るのもよいだろう。

とはいえ、常に言っているように、本学は「特に入学しやすく、特に終了しにくい大学院」の代表格ともいえる。「特に入学しやすい大学院」なら、放送大学大学院があるし、通学制の大学院などは、教授と日々対面で授業を受け続けているのだから、かなりの確率で無時修了できる大学院と言えるんじゃないか。

しかし、修士レベルで修了しにくい大学院というのは珍しい。博士課程じゃないんだから。本学2年での修了率は2割程度じゃないかと思っている。年数にこだわらず修了が4割弱ぐらいではないだろうか?イメージなので、間違っているかもしれないが、当初数年は約100人入学して20人とか30人ぐらいしか修了しなかったのだから、その低さは群を抜いている。

「人間学専攻」「仏教学専攻」と、本学を2回やっている立場から考えると修了できない理由は結構はっきりしていると思っている。

①学費が安く、長期間在籍してもへっちゃら。
 ⇒どんなに長居をしても一般の通学制大学院の1年分の学費以下!
②入学した感覚がないくらい、合格後のスケジュールは自分で管理しないと惰性で流れてしまう。
 ⇒入学式がないし、機関紙も送ってこないし、「学習しなさい!」っていうアラームもなし。
③単位数が多い。
 ⇒人間学専攻は40単位も必要。一般的には修士課程は30単位。
④履修制限がある。
 ⇒1年目で履修できるのが20単位。これでは、M2の段階で最終成果物作成と16単位履修がかぶる。
  普通はM1で単位を取り貯めて、M2は論文に集中するものだ。
⑤レポートが提出順序が決まっており、時間がかかってしまう。
 ⇒第1レポート合格後でないと、次のレポートが提出できない。それが、5本も続くのだから、気を抜くとタイムアップとなっている。
  加えて、第2・第4レポートの課題は第1・第3レポートの添削にて指示されるため、事前にレポートの作り貯めができない。
⑥面接授業なしでも修了できる。
 ⇒一見、矛盾してそうだが、レポートだと、5通提出しなければならず、ダレてしまうため、面接授業の方が単位取得しやすいのである。
⑦レポートの作成方法等の指導がない。
 ⇒実力不足でも合格しやすいのだが、レポート作成の作法を知らないと、実践の中でしか教えてもらえない。
  無論、面接授業などに参加するなら、そこで指導があるかもしれないが、すべてレポートなら、レポート不合格の中で悟るしかない。

この辺りが理解できないと、「本学に騙された!」と退学してしまうこととなる。あるいは「コストをかけないから指導も手抜き」と誤認してしまうこととなる。本学は、やる気がある学生に対しては、それこそ、普通の大学院以上にケアしてもらえる大学院である。要は、やる気がない学生に対しててまで、「難行」を求めていない大学院なのである。先般、阿弥陀仏の話を記事にしたが、先生方は、「早くレポートを出してね~!」と、心の中で呼びかけておられるのである。その呼びかけに応えることができるかどうか。無論、稚拙なレポートを書きたければ書けばいいのだが、信頼されると、それなりのレポートを書きたくなるものである。故に、ちゃんと、スタディガイドに書かれている参考文献を全て読んで、更に追加の参考文献を紐解いて、レポートを作成することとなる。だから、簡単にはレポートが提出できないため、どんどん、提出が後寄せになってしまう。で、時間切れで留年する方が多いと推測している。

私も最初人間学専攻の時に、事前の参考文献読み漁りに時間をかけすぎて、ギリギリでレポートを提出し続けた経験がある。不足しているとわかっていても、留年しないために妥協のレポートを提出せざるを得なかったのだが、それでも、自分のイメージより、かなり高評価を頂戴した記憶がある。先生としては、きっと社会人学生が苦労して時間を捻出して書いているのだろうと、憐憫の情を以て、そのレベルでも合格にしてくださるのだろう。

なんせ、前期に中国仏教を履修したのだが、結局、最後まで行きつけた学生は、私を含め2人しかいなかったそうだ。その中国仏教は、特別な要因があり、気合を入れて学習し、初めて100点の最終評価を頂くこととなったのだが、本当に、先生からは丁寧なご指導を戴いたと感謝している。そこまで、先生とレポートを通して対話ができれば、「本学に入学できて本当にありがたい」と思い至ることが可能となる。そのレベルに至ると、概ね、評価は「S」となる。無論、「今後の期待を込めてB評価にします」というのもあったのだが(笑)。

レポートを提出すれば、概ね、合格するのだが、「こんな恥ずかしいレベルでは提出できない・・・」という気持ちが生まれる。生まれなければ、相当鈍感なのか、余程の恥知らずなのか、あるいは無敵の天才なのであろう。書いたレポートが合格することが学習ではない。学習した成果を見てもらうのがレポートなのだから、参考文献を読まずにレポートなんか書けるわけがない。特に、本学のレポートは「あなたの意見は求めません」というのが多いのだから、結局は、レポートを1通作成するのに、私の場合、最低でも10冊、今回の浄土教特講第4回レポートの場合、都合50冊以上の書籍を紐解き、その中で理解を深め、主要な引用文献を7冊程並べて書き綴ることとなったのだから・・・


まあ、そんな感じです。合格した方の、今後の参考になればと思い、ちょっと、記憶をたどりつつ、振り返ってみました。
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マイナンバー制度の通信教育

2015年12月06日 20時46分00秒 | その他
先般提出したマイナンバー制度の通信教育の添削課題が返ってきた。

100点。満点である。記述部分20点も含めて満点。とはいえ、80点分が○×式、選択式なので、まあ、満点もありえるだろう。とはいえ、実務においては、基本、すべて「記述式」の回答となるのだから、満点を取り続けるのは結構大変である。

もう1回分課題があるのだが、まだ届いていないので、到着したら即座に提出したいと思っている。
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