生涯学習の部屋

資格取得数238。6つの修士と18の学士と2つの短期大学士。MBAサラリーマンの生きがい発見生涯学習奮闘記。

仕事×社外活動

2015年12月15日 21時23分36秒 | ちょっと立ち止まって・・・
土日連続でイベントがあったので、少々疲れてしまいました・・・

で、月曜日に興味深い新聞記事がありましたが、当日、書き綴ることができませんでした。昨日の日経新聞夕刊7面の記事に「二足のわらじ 成功の極意」というものがあり、2名の方が、ビジネススクールと会社との両立について意見を述べておられます。

投資運用会社取締役の47歳の方はについて、前の会社で管理職をしていた時、働きながらビジネススクールに通学したそうです。上司に、なぜビジネススクールに行きたいかを説明し、同僚や部下には「今の自分の力では仕事で皆さんに迷惑をかけるので、勉強する機会を下さい」と理解を求めたそうです。

今年4月からビジネススクールに通う、ワイン輸入会社取締役の48歳の方も、授業を欠席できないので、会社に「週末の顧客向けイベントには顔を出せない」と理解を求めたそうです。日頃の会社への貢献もあり、専務から「勉強、頑張ってね」と好意的な返事を得たそうです。

「二足のわらじ、成功の秘訣は」ということで、9つの秘訣が掲載されています。

①まず本業できちんと結果を出す
②目的意識を持ってやる。憂さ晴らしのためや軽い気持ちだと長続きしない
③タイムマネジメントをしっかりし、無理はしない
④就業規則に反していないか調べ、曖昧なら必ず人事に問い合わせる
⑤上司や同僚にあらかじめ言っておくと、理解や協力を得られやすいこともある
⑥二足のわらじを履いていうことを職場での言い訳に使わない
⑦安易に会社名を口外したり、会社の名刺を配ったりしない
⑧会社の内部情報や機密情報を漏らさない
⑨メールアドレスは会社のドメインとは別のものを使う

まあ、そのとおりだと思います。私の場合も、産業能率大学大学院に入学した際は、会社に報告しましたし、同僚にも言っておきました。そうしないと、帰れませんから。それでも、少なからず嫌がらせはありましたが。陰口もたたかれましたし、上司に別室に呼び出されて、「立場上、平日には大学院に行かないで欲しい」と暗に言われました。そのため、2年目のM2では平日大学院に行けませんでした。あっ、でも、野村證券の寄付講座だけは、金融機関の講座だったし、早帰りの水曜日にあったので履修しましたが。

日経新聞に、投資運用会社の方の事例として「平日の残業時間帯に、授業のため中抜けすることもあったが・・・」と書かれていますが、私も同じようなケースが何度もありました。そのまま帰りたいな・・・と思いつつも、自宅とは反対の電車に乗らざるを得ないのです(笑)。まあ、それぐらいしないと忙しい人はビジネススクールにはいけないでしょうし、それぐらいの体力もMBAには不可欠といえるのかもしれません。

とはいえ、会社に言っておかないと、早く帰ることが、会社への反逆ととらえかねられません。仕事への不誠実な態度とみられたり、無責任、職場放棄のレッテルを張られてしまうと、学位を取得しても、会社では生きていけません。そもそも、会社に言わずにとった学位を、どのツラ下げて報告できましょうや。うがった見方をされてしまうと、「転職活動をしているのか!」と、意志とは反した評価になりかねません。

そこらへんをうまくやりすごして、社会人学生を実践できれば一番いいのですが・・・
コメント
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