8月30日、haseyさんが拙ブログのコメント欄に書き込んでくださった「川安」。
愛知県民のhaseyさんご推奨なら間違いないと思い、2週間前に行ったばかりの香嵐渓に、再び赴くこととなりました。名鉄豊田線の浄水駅から豊田市のコミュニティバスである「とよたおいでんバス」に乗車。香嵐渓の次のバス停「一の谷口」で下車してすぐのところに「川安」があります。
浄水駅に8時26分に乗車したのですが到着したのが9時25分、1時間ほどバスに乗っていたこととなります。ネットの情報によると、名前を書かなければならないそうなので、店舗の入り口に向かっていくと・・・
左手に、記名のためのリストがありました!開店1時間半前に到着したのに、「シバタ1名」が既に名前を書いているじゃないですか!おい、シバタ、どんだけ鰻が好きなんだよ!昨日のうちから書いてたんじゃないのか!と、一番乗りできなかったことに無念さを感じておりました・・・まあ、1時間半前に来る私も、よほどの鰻好きなのですが(笑)。
開店は11時なので、それまで時間を潰さないと・・・まあ、香嵐渓や足助の古い町並みを見回れば、すぐに時間は過ぎるはず。
香嵐渓を回って、30分ぐらい前に足助の古い街並みを巡ろうと、再び川安の前を通ると、店員さんに遭遇しました。「11時に戻ってくればいいですよね?」と尋ねたところ、「11時に名前をお呼びしますので、少し前に戻ってきてください」と言われました。
で、11時前に戻ってみると・・・それなりに人がいます。この後、11時になった直後、駐車場から更に多くの人がお店に集結しました。
で、名前を呼ばれるのですが、なぜか、1番目は私!!心の中で、「オイオイ、シバタ1名どうしたんだよ!昨日の夜から徹夜で順番を待っていたんじゃないのかよ!シバタ~!!」と叫んでいたのですが、よくよく考えたところ・・・「あっ、シバタ1名って、記入例だったんだ!」と思い至りました。結局、鰻大好きな食いしん坊は私だったわけで・・・
一番乗りだったので、一番最初に注文を取りに来てくださいました。事前に決めていた「うな丼、特上!」を注文。しかし、驚いたことに、注文を取りに来られるのは店員1名だけで、なんと、店内10名以上いるお客さん全員の注文を書き終えてから、厨房に受け付けた内容を伝えていました。11時に入店したのに、結局、注文全員分取り終えたときには11時10分を過ぎていました・・・
いや~困った。できれば、11時40分のバスで浄水駅に戻りたかったのに、この時点で残り30分。鰻を焼き上げるのに時間がかかるため、注文を取ってから15~20分かかるのは常識。残り10分で食べ終えて、お会計を済ませて、バス停に向かうのは至難の業・・・1時間に1本しかバスはないので、1時間弱、何かして時間を潰さないと・・・と思っていると、10分もせず、鰻が出てきたではないですか!
11時20分に鰻ができてたので、私の食べ方からすれば、11時40分のバスは余裕で間に合います。ゆっくり写真をとることもできます。どんぶりとお椀の蓋をとったらこんな感じです。
食べてびっくり、わずか10分で、どうやって仕上げたんだってくらい、皮はパリッとして、身はほっこりして、本当、最高の鰻です!食べ進むと、なんと、ご飯の中段から、更に鰻がでてきました!
特上うな丼は3,500円(税込)ですが、美味しいうなぎが6切れ入っていました。愛知県では田代に並ぶ鰻丼と言われるだけあって絶品です。何故か、田代で鰻を食べたとき、「イチビキの鰻丼が食べたい」と思いましたが、今回の川安で鰻を食べたあとも「イチビキの上うな丼が食べたい」という誘惑に駆られました(笑)。
もうワンチャンス、イチビキに行く機会があるかなぁ・・・