新旧の鉄道&風景の撮影紀行

鉄道のある風景、京都をはじめ自然のある風景をカメラに納めてます!

トワイライトエクスプレスと北海道の旅(2)

2011年09月06日 | トワイライトエクスプレス

下り豪華寝台特急「トワイライトエクスプレス」8001レに京都から乗車して日本海に沈む夕日に感激した2人(夫婦)は

日が落ちて漆黒の中を走行するも、車部屋では旅の楽しみ寛いでいることでしょう。

私たちは、食堂車(ダイナプレヤーデス)のパブタイムの時間帯に訪れると室内はランプシエードの光とステンドグラスの装飾が

夜の雰囲気を醸し出してくれる。オーダーはグラスワインとハムの盛り合わせをし、ワインで乾杯した後に今日一日乗っている

トワイライトエクスプレスの感想や明日からの北海道の旅について歓談する。

                             パブタイムのワイングラスとハムの盛り合わせ

 

折角トワイライトに乗るのなら、デイナータイム(料金が高い)は別として、ランチタイムやパブタイムなどを有効に活用することが

リズナーブルに豪華な旅を楽しむことが出来る秘訣かなと思いました。

パブタイムを楽しんだ後は、食堂車でシャワーカードを購入して、サロンカーの端にあるシャワールーム(2カ所)で汗を流す。

お湯の出る時間は5分間であったが充分であった。

部屋に戻ってからベッドメーキングして簡単に2段ベッドが完成して小生は上段のベッドに潜り込む。昔の3段ベッドに比べると

十分な空間が有り、まるでロフトにいるようである。

                          上段ベッドから見た眺望(翌朝に撮影)

上段ベッドで寛いでいて酒田(22時07分)までは記憶があったがその後は青函トンネルに入る頃(3時41分)までぐっすりと眠った。

その間に青森信号所でEF8144から青函トンネル専用電気機関車ED79にバトンタッチされたことであろう。

車掌さんもJR西日本からJR北海道に交代しているであろう。以前に乗車した時には、青函トンネルに入るとサロンカー内でJR北海道の車掌さんが

青函トンネルの説明をパネルを使って説明したり、クイズを行って多くの乗客で賑わったが、今回はそのようなセレモニーは無く只、中間地点で

照明(色がついている)が流れ去ることで確認できて北海道に入ったのだなと感じた。

やがて、トンネルを4時20分に出ると、まもなく海岸の向こうに函館山が見えて来た。

               車窓から海越し函館山の勇姿が見えてくるが雲がたなびく

やがて五稜郭駅に運転停車する。機関車の交換としてED79からDD51重連にバトンタッチする。五稜郭でED79を撮影しようと待機したが残念ながら

見かけられなかった。五稜郭駅構内では貨物用の電気機関車ED79重連などが待機している。

 

                   ED79重連のコンテナー貨物

                    電気式デイーゼル機関車DF200牽引のコンテナーと「ごりょうかく」の駅表示板

 

五稜郭からは、進行方向が逆になって(青森信号所で一度進行方向が逆になっていた)進む。やがて車窓は大沼が見えてきた。

 

                              曇天の中 大沼が見えてきた

さらに車窓には噴火湾沿いに進行すると、朝日を浴びた噴火湾が見えるはずであったが、あいにく曇天のため、もう一つのトワイライトの感動は残念ながら

体験出来なかった。(ここえ以前に体験したすばらしい光景を写真で紹介します)

 

                         噴火湾沿いに朝日が昇る(以前に撮影)

 

                     噴火湾に朝日がだんだんと昇る(以前に撮影)

                   噴火湾の右手に双似形の駒ヶ岳が見える(以前に撮影)

やがて北海道らしいポプラの木や牧草用のロール干し草が次々と車窓から見えてくる。これは、空路での北海道へ入るのでなく鉄路で北海道へアプローチすることにより

身近に北海道を体験できる鉄道の良さであろう!

                     車窓で北海道らしいポプラの木々出あう!

                        牧草用のロールが点在する!

やがて、朝食の時間がやってきた。朝食は前日に予約を取っていたので時間(午前7時30分予約)に食堂車(ダイナプレヤーデス)でモーニングタイムとして

称して、小生は洋朝食、妻は和朝食に舌鼓をうつ(料金は各1575円)

 

                  手前が洋朝食、奥が和朝食  いずれも美味しかった!

 

    (次に続く)