新旧の鉄道&風景の撮影紀行

鉄道のある風景、京都をはじめ自然のある風景をカメラに納めてます!

京都萩の旅(梨木神社、常林寺、下鴨神社)

2011年09月25日 | ジュイフルトレイン

9月下旬となり、京都市内の暑さも一段落して秋の風情となってきました。

秋の七草(すすき、おみなえし、、なでしこ、桔梗、葛、藤袴)ですが、萩の名所を自転車で巡ってまいりましたのご紹介します。

* 梨木神社ーーー京都御所の東側にあり名水としても有名でいつもペットボトルやポリタンクを持参して名水を汲みに来る人が絶えません。

                   9月中旬には「萩祭り」が行われ歌舞音曲が奏でられたりました。また萩の枝に「短冊」を結びつけて歌を披露しています。

                   今年は訪れた日は、まだはぎの花を少ししか咲いておらずこれから(9月末)が見頃かと思います。

        

         梨木神社の門から本殿を臨む                                                      萩の枝に短冊が結びつけている

 

* 常林寺ーーーー京阪電鉄の出町柳駅近くにある常林寺は小さな境内ですが、「萩の寺」として境内一面にピンクと白の萩が咲き誇っています。

                     萩のほか、すすきの穂も見られ見頃です!

 

   

               石畳の両脇に萩の花が咲き誇る                                               すすきと萩の共演

 

* 下鴨神社ーーー出町柳近くにある世界遺産の下鴨神社は、加茂御祖神社と言い鴨川の下にあるところから下鴨神社と称しています?。

                     京都三大祭りの一つ葵祭が5月15日に御所から下鴨神社を経て上賀茂神社に至る荘厳なお祭りです。

                 下鴨神社はいつも多くの参拝客で賑わっており特に若い女性の観光客が目立ちます。また神前結婚式がよく利用されており

                 うまく行けば初々しい新郎新婦、特に綿帽子姿の可愛い花嫁さんを見ることができます。

                        糺の森はうっそうとした樹木が参道の両脇に生い茂っておりその長い参道を歩くとやがて本殿に着きます。 

                 本殿右側の横に7月に行われる御手洗祭りで有名な御手洗川があります。冷たい御手洗川に入ってロウソクをお供えすると

                 無病息災が受けられるとかで多くの参拝客で賑わいました。

                       萩の花は御手洗川の側にひっそりと咲いております。  

  

     萩の花と朱色の建物                                                      可憐な萩の花

  

     7月の御手洗祭りの様子                                                    御手洗祭りでロウソクを奉納!(今年7月)


旧北海道の鉄道撮影紀行 (8) 石北本線(常紋信号所-2)

2011年09月25日 | 石北本線

現在の石北本線はDD51プッシュブル臨時貨物の撮影で話題になっていますが、これは数十年前のD51が活躍していた頃の紀行です!

昭和45年3月にSL撮影旅行に出かけた撮影紀行です。

常紋信号所は北海道の石北本線で遠軽ー北見間にあるスイッチバックのある信号所です。(現在はスイッチバックする列車は無いようですが)

常紋信号所の前後に25/1000の急勾配があり貨物列車などは生田原ー金華で9600形式のSLが補機として活躍していました。

今回は常紋信号所からトンネルを超えて生田原側に撮影に出かけました紀行です。

この常紋トンネルは全長507mあり完成まで3年間を要したが1914年に完成しました。この工事では過酷な労働を強いたので通称「たこ部屋」と称して

多くの犠牲者を出したのでトンネル内で幽霊がでる?との言い伝えがありました。

  

    常紋信号所で出発を待つ下り重連貨物                                      常紋トンネルに進入する後補機の9600

 

常紋トンネルを超えるとSカーブの羊腸の線路が続きますが、撮影場所は深く積もった雪を踏み固めて一段高い場所に三脚を構える。

季節は3月とは言え北海道の山間部の気温はマイナス15℃以下になっており更に吹雪きになると体感温度はもっと低く感じるわけなので

強風の場合は雪穴を掘って風除けとしたこともあります。

丁度時間が昼頃だったので昨日買った駅弁を開けて口にしたところ御飯がまるで生米のように固かったと言うかお米が凍っていたわけで

空腹のために凍った御飯を食べてを飢えを凌いでSLの撮影に備えて待機する。

やがて9600+D51重連牽引の貨物列車が二条の煙が少し風に煽られて急勾配を上って来た。

 

   羊腸のSカーブからSLが姿を現した                                         重連貨物列車が急勾配に挑む

 

機関車のキャブ内では機関助手は連続投炭に汗を流し、機関士は加減弁を満開にして空転に備えて砂撒きハンドルを握りしめて一歩、一歩

と急勾配を上ってくる事だろう!

次にやって来た貨物列車は、D51の後に長大な貨物を従えて最後部に9600がパワフルに押し上げている。

次に吹雪の中からキハ82系DC特急が視界から見えてきた。

   

   D51と後補機9600で力を合わせて進む                吹雪の中からキハ82系DC特急が上ってきた

 

撮影を終えて再び常紋信号所へ戻り、短いプラットホームで待っていると下り普通列車がトンネルから出て来てスイッチバックの後、列車に乗り込み

急坂を下りきって金華に到着した。この駅は9600補機の解放、連結場所なので9600が待機していた。

  

  金華駅にて9600の入替作業                                                9600と貨車が待機する金華駅

 

以下 次に続く!