新旧の鉄道&風景の撮影紀行

鉄道のある風景、京都をはじめ自然のある風景をカメラに納めてます!

寝台特急日本海乗車&青春18切符紀行(1)

2012年03月19日 | 寝台特急日本海

3月16日限りで定期運行を終了する寝台特急日本海にどうしても乗ってみたい気持ちが強まりPCのJR空席情報を見ると

空席があったので直ぐに駅で寝台券を購入して、廃止直前3日前の3月14日に4001レに乗車です!

      (過去に3段ベッドの20系寝台日本海以来の乗車)

当日は朝から湖西線で上り日本海を撮った後、数本の貨物列車を撮影後,夜に敦賀駅に到着して19時43分に下り日本海に乗車です。

            

            B寝台券、特急券                           敦賀駅に到着の下り日本海

当日の牽引機はEF81-106で客車は3号車のB寝台オハネ25ー148;5番下段に荷物をおろした後は、車掌さんが検札で

寝台券に大阪車掌区のスタンプが押されました!(当日は3名の車掌さんが勤務)

その後、早速客車内のB寝台、A寝台の設備(洗面所、コンパートメント、ドアーなど)の探訪です。

特に日本海は開放型のA寝台車両を連結しています!またB寝台は懐かしい紙ホルダーで飲料水を飲んだり、自動水栓の洗面台を

使用したり、コンパートメントの上段は梯子でロフトに登るような楽しさがあると思います。(今回は車内探訪しやすい様に下段を指定)

       

  A寝台のアプローチ、             A寝台喫煙用ロビー               開放型A寝台の内部             

       

 オハネフの連結部分          車掌さんの執務              B寝台の廊下部分            B寝台の室内

     

   B寝台の入口部分            紙ホルダー使用の飲料水供給塔            自動給水栓のある洗面台

 そして最後尾の客車の窓から見る流れ去る風景が、敦賀から離れて一路青森を目指す光景に感慨深いものがありました。

                      最後部車両の車窓から流れ行く風景!

加賀温泉駅で5分間の停車とのアナウンスがあったので、先頭機関車まで急ぎマニュアル撮影を行いましたが暗い中での撮影でした。

5分間はあっという間に過ぎたので、急いで乗車をしました。

                                 加賀温泉駅で停車中のEF81-106

コンパートメントに戻って、寝台のシートに座ってゴトン、ゴトンと言うリズミカルな走行音を聞いていると軽快に走行する中で

ゆったりとした時間が流れて行くブルートレインの醍醐味でしょうか!

コンパートメントの向かいの乗客と歓談をしていると彼も日本海の廃止を大変に残念がっていました。

この乗客は、今回に日本海に乗車の後、翌日は新幹線で新青森から盛岡まで行き、被災後に一部復旧した三陸鉄道を訪れた後に

東日本大震災で被災した宮古の地を実地に訪れて哀悼の意を評したいとの事でした。

翌々日は、東京から300系新幹線ラストランに乗車して帰阪するとの羨ましい計画でした。

このように日本海に乗車すると同乗した乗客と歓談出来るという楽しみが旅の醍醐味でしょうか?

空腹を感じたので、今晩の夕食にすることにして敦賀駅で購入した「ありがとう日本海号弁当」と缶ビールを賞味して

夜行列車での楽しい一時を過ごすことができました!

 

  

               ありがとう日本海号弁当(敦賀駅 塩荘調整)