寝台特急日本海で敦賀から秋田まで乗車後、日本海が走った足跡を求めて今度は青春18切符で秋田から敦賀を目指します!
前回は直江津から富山の各駅停車の旅をご紹介しましたが、今回は富山から敦賀までの最終の旅をご紹介したいと思います。
富山駅18時28分発の446Mは新鋭521系電車が4両編成で金沢到着は19時37分で、この頃は多くの通勤客が帰宅を
急ぐ時間帯で混雑していました。
富山駅にて下り特急北越の485系T編成
当初、金沢から敦賀まで乗車するつもりでしたが、今晩の下り寝台特急日本海号とどこですれ違うかをダイヤグラムで見ていると、
今回乗車の各駅停車で加賀温泉駅に降りると、日本海号の停車時間帯に間に合うことが解ったので,急遽金沢19時45分の
各駅停車370Mに乗車して加賀温泉駅に20時36分に到着して、16分待ちで日本海が20時52分の到着を待ちます。
やがて4番線にEF81ヘッドライトが真っ暗な中から見えてきました。4001レは後続のサンダーバード待避のため5分間停車の
間に三脚を据えてバルブ撮影を行いました。やがて20時57分に汽笛一声とともに長いブルートレインがジョイントを渡って
一路青森に向かって旅出って行きました。
加賀温泉駅にて4001レをバルブ撮影
その後は僅か5分の待ち合わせなので急いで21時3分発の372Mで521系電車4両で終着駅敦賀駅まで乗車です。
敦賀には22時28分に到着しましたが、乗り換えの電車は明日までないとの駅アナウンスがありました。
小生は敦賀駅前に駐車の車で自宅へ帰路につきました。
終着駅の敦賀に到着
今回の旅は、往路が寝台特日本海号に乗車して一夜をベッドで過ごし、復路は青春18切符を使って昨晩日本海が通った軌跡を
追って昼間に見届ける旅でした。今回の日本海縦貫鉄道は、日本海の海岸線美を堪能し、また山間部では雪深い壁を通って行きました。
日本海号が春夏秋冬の季節毎の風景とともに永年にわたって活躍していたのだと言う実感が湧きました。
特に今冬は厳しい豪雪の中を何時間も遅れて走行した姿は大阪~青森間を数多くの乗客を運ぶ一本のスジですが、そのスジは消しゴムで
消すことの出来ないスジを守るため鉄道マン(機関士、車掌、機関区の整備、保線、駅員さんたち)の努力に敬意を払ってこの旅を
終えたいと思います。